第145回 スーパー・リクライニング・コンサート

田中拓也&本堂誠 サクソフォン・デュオ リサイタル

若手トップ奏者による豪華デュオ

※約1時間/休憩なし
各回全席指定リクライニング 2,000円(税込)
田中拓也&本堂誠 サクソフォン・デュオ リサイタル
田中拓也  本堂誠      (C)井村重人

若手トップ奏者として高い評価を得ている二人が、サックスの魅力炸裂の1時間を繰り広げます!
数々の国際コンクール入賞歴を誇るほか、日本管打楽器コンクール第25回優勝の田中拓也、第34回優勝の本堂誠。また、サックス界の新時代を切り拓く革新的グループ「ブルーオーロラ サクソフォン・カルテット」でもタッグを組む豪華デュオが、クラシックの名曲から映画音楽、ジャズまで圧巻の演奏をお贈りします。

出演

田中拓也、本堂誠(以上、サクソフォン)
弘中佑子(ピアノ)

プログラム

  • エルガー:愛の挨拶 op.12
  • ビゼー:「アルルの女」第2組曲より 第2曲 “間奏曲”
  • サン=サーンス:「動物の謝肉祭」より 第13曲 “白鳥”
  • モリコーネ:映画「ニュー・シネマ・パラダイス」
  • マルケアス:ジョーク
  • 上原ひろみ:Music for three-piece orchestra

プロフィール

田中拓也(サクソフォン) Takuya Tanaka, saxophone

15歳よりサクソフォンを始め、東京都立芸術高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部および同大学院修了。2008年第25回日本管打楽器コンクールで第1位を獲得し同時に特別大賞、文部科学大臣賞、東京都知事賞を受賞し大きな注目を集める。優秀学生顕彰事業大賞受賞。東京藝術大学在学中にアカンサス賞受賞し、14年第6回アドルフ・サックス国際コンクールでも入賞した。第81回読売新人演奏会、11年第8回日本サクソフォン協会新人演奏会に出演したほか、サクソフォン初の「紀尾井ホール ニューアーティスト・シリーズ」に出演し好評を博す。また雑誌にインタヴューなどが掲載され、テレビやラジオにも出演、全国各地で様々なコンサートを行う。ブルーオーロラ サクソフォン・カルテットのアルト奏者であり3枚のCD、冨岡祐子氏とのサクソフォン・デュオでCD「Ars」をリリース。さらにジャズ・プレイヤーとの共演も数多く行っている。サクソフォンを佐々木雄二、原ひとみ、平野公崇、冨岡和男、原博巳の各氏に、室内楽を中村均一、林田祐和の各氏に師事。現在、洗足学園音楽大学非常勤講師。 

田中拓也
©  井村重人

本堂誠(サクソフォン) Makoto Hondo, saxophone

12歳よりサクソフォンを始め、東京藝術大学音楽学部および同大学院修了。2012年渡仏し、パリ国立高等音楽院第一課程に入学。17年サクソフォン科、並びに室内楽科を最優秀の成績で修了。在学中、アムステルダム音楽院へ短期交換留学し研鑽を積む。ソリストとして13年第7回スロヴェニア国際コンクール、14年アドルフ・サックス国際コンクール(仏)ソリスト部門、15年第2回アンドラ国際サクソフォンコンクールの3つの国際コンクールで優勝、17年第34回日本管打楽器コンクール第1位、および内閣総理大臣賞、特別大賞、聴衆賞を受賞。NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」に出演。室内楽では17年第9回大阪国際室内楽コンクール管楽部門で、日本人(ニオベ・サクソフォン四重奏団のメンバー)として初めてとなる第2位。また16年秋よりブルーオーロラ サクソフォン・カルテットのバリトン奏者。これまでにサクソフォンを冨岡和男、池上政人、原博巳、クロード・ドゥラングル、クリストフ・ボワ、アルノ・ボーンカンプの各氏に、室内楽を中村均一、貝沼拓実、ヘスン・カン、棚田文紀、イェンス・マクマナマ、ラズロ・ハダディの各氏に師事。 

本堂誠
© 井村重人

弘中佑子(ピアノ) Yuko Hironaka, piano

東京藝術大学音楽学部卒業および同大学院修了。学内にて「同声会」賞受賞。フランスに留学し、スコラ・カントールム(パリ)音楽院修了したほか、パリ13区モーリス・ラヴェル音楽院伴奏科を満場一致で修了、DEMを取得した。横浜国際音楽コンクール第3位および現代音楽賞受賞。市川市文化振興財団の新人演奏家コンクール・ピアノ部門最優秀賞も受賞。フッペル鳥栖ピアノ・コンクール入選。オビドス国際ピアノ・マスタークラスでポルトガルのラジオ局Antena 2およびACIM賞受賞。カントゥ国際ピアノ・コンクール(イタリア)のセミ・ファイナリスト。これまでに、藝大フィルハーモニア、ルーマニアMihail Joraフィルハーモニアと共演。また東京、パリ、オビドスにてリサイタルを行っている。 

弘中佑子