Hakuju Hall
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第3回 Hakujuギター・フェスタ 2008 第3回 Hakujuギター・フェスタ 2008
 今年のテーマはラテンアメリカ!ラテンアメリカは、様々な人種や民族が共存し、いくつもの言語、生活習慣が隣り合わせで存在しています。そのような異文化が絡み合い影響し合って生まれる個性的で多種多様な音楽の文化は、ラテンアメリカ最大の魅力のひとつです。
ギター音楽においても、多種多様な独自の作品を発信し続けているラテンアメリカは、昨年のテーマであったスペイン同様、ギター音楽の宝庫と言われ、今回出演するウルグアイ出身のフェルナンデスなど、ギターの名演奏家、名作曲家を多く輩出しています。
  今年は、タンゴ、ボサノヴァなどを交えながら、豪華なアーティスト陣とともに、ラテンアメリカで幅広く親しまれているギターの多彩な魅力に迫ります。
公演/プログラム
2008.8.22[fri]19:00 start(18:30open)
Part1
フェルナンデス・ソロ
エドゥアルド・フェルナンデス(ギター)
■ファビーニ:トリステ 第1番
■ポンセ:ソナタ・ロマンティカ「ギターを愛したシューベルトをたたえて」
■ヒナステラ:ギター・ソナタ op.47
Part2
フェルナンデス&福田・デュオ
エドゥアルド・フェルナンデス(ギター)
福田進一(ギター)
荘村清志(ギター)
*
■トロイロ:ラ・トランペーラ
■コビアン:酔いどれたち
■フェルナンデス:アストール・ヴィジッツ・エイトール
■プホール:「3つの秋の小品」より
■ピアソラ:「タンゴ組曲」より*
 
 
2008.8.23[sat]18:30 start(18:00open)
Part3
フルートとヴィオラとともに
荘村清志(ギター)
中川昌三(フルート)
吉田有紀子(ヴィオラ)
荘村清志(ギター)
■プホール:ブエノスアイレスの雲
■ピアソラ:タンゴの歴史
■アサド:冬の印象
Part4
ボサノヴァ
ボファーナ(ヴォーカル、ギター、ベース)
荘村清志(ギター)
*
福田進一(ギター)*
■P.ジョビン:ソーホーのサンバ
■A.C.ジョビン:太陽の道、黄金の歳月、モヂーニャ 他
 
 
2008.8.24[sun]15:00 start(14:30open)
Part5
ギター五重奏の地平T
エドゥアルド・フェルナンデス(ギター)
荘村清志(ギター)
福田進一(ギター)
クァルテット・エクセルシオ(弦楽四重奏)
池田慎司(ギター)
■ミヨー/野平一郎:4つのギターのための組曲「スカラムーシュ」op.165
■ボッケリーニ:ギター五重奏曲 第4番 ニ長調G.448 「ファンダンゴ」
■ブローウェル:ギター五重奏曲(1957)
Part6
ギター五重奏の地平II
エドゥアルド・フェルナンデス(ギター)
荘村清志(ギター)
福田進一(ギター)
クァルテット・エクセルシオ(弦楽四重奏)
■レクオーナ/野平一郎:ギターと弦楽四重奏のための「アフロ・キューバン舞曲集」より 委嘱編曲作品世界初演
■グアスタビーノ:ラス・プレセンシアス(肖像) 第6番 〜ヘロミータ・リナーレス
■カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター五重奏曲 op.143
 
 
チケット
2008年5月10日(土)発売

・ 1日券 全席指定5,000円(税込)

・ Hakuju ギター・フェスタ通し券 15,000円(税込)
(限定50枚/3日間通し券・池田慎司リサイタル・Hakujuオリジナルハンカチ付)

・ 池田慎司リサイタル〜旬のギタリストを聴く 全席自由1,000円(税込)
■Hakuju Hallチケットセンター Tel.03-5478-8700 10:00〜18:00〈日・月・祝休〉
*発売日当日Hakuju Hall チケットセンターは、電話予約のみ。
■電子チケットぴあ Pコード予約 Tel.0570-02-9999(Pコード:288-439)
クラシック専用 Tel.0570-02-9990 《@チケットぴあ》 http://pia.jp/t/
■イープラス http://eee.eplus.co.jp/
 
 
プロフィール
荘村清志(ギター)
荘村清志(ギター)
 9歳よりギターを始め、父・荘村正人及び後に小原安正に師事した。1963年に来日した巨匠ナルシソ・イエペスの歓迎演奏会で氏に認められ、翌年にはスペインに渡りイエペスに師事した。また、同時期にスペインに滞在していた岩崎洋にも音楽理論を学ぶ。67年イタリア各地で18回、翌68年にはミラノなど22都市でリサイタルを行ない、各地で好評を博し、帰国した。69年の日本デビュー・リサイタルで、「テクニック、音楽性ともに第一人者」との高い評価を得た。71年にはイタリアで開かれた世界青少年協会国際フェスティヴァルに日本代表ギタリストとして参加し、この成功により北米各都市で28回にのぼる公演を開き、国際的評価を不動のものにした。
  74年にはNHK教育テレビ「ギターを弾こう」に講師として出演し、一躍全国にその名と実力が知られることになった。77年と80年に再びスペインに渡り、イエペスのもとでさらに研鑚を積み、ヨーロッパ各地でコンサート活動を行なった。以後、リサイタル公演、日本の主要オーケストラへのソリストとしての客演は数多く、また、ソロ活動のほか、フルート、ピアノ、ヴァイオリン、チェロや声楽との共演にも積極的に取り組み、ギターの魅力をさまざまな形で人々に伝えている。
  99年秋、ベルギーからマルク・グローウェルス(フルート)をゲストに迎え、各地でリサイタル「荘村清志 ピアソラを弾く」を開催、2001年秋には再度グローウェルスとともに、インマ・ゴンザレス(カスタネット)を迎えて全国ツアーを行なった。04年6月には岸田今日子とのコラボレーションにより、カステルヌオーヴォ=テデスコの「プラテーロとわたし」をメインにした企画《ギターと朗読の庭》でツアーを行い、好評を博した。
  日本人作曲家にも多数作品を委嘱、初演を行ない、現代ギター作品も意欲的に取り上げている。とくに武満徹には74年に「フォリオス」、93年に「エキノクス」(初演94年)を委嘱し、ギタリストにとって重要なレパートリーの一つとなっている。「ギターのための12の歌」は荘村清志のために編曲され77年に初演・録音、「森のなかで」を96年全曲初演している。99年9月、サイトウ・キネン・フェスティバル松本に招かれ、「武満 徹メモリアルコンサートIV」で「エキノクス」を演奏している。
  レコーディング活動も積極的に行ない、東芝EMIより数々のCDを発売している。02年10月にはギターの名曲を、改めて録音したアルバム《荘村清志2002アルハンブラの想い出》をリリース、好評を得ている。
  05年秋、楽壇生活35周年を記念して、アコーディオンのシュテファン・フッソングをゲストに迎え、猿谷紀郎の委嘱新曲と新アレンジを含むCDアルバム《郷愁のショーロ》をリリース、これに併せて東京・大阪などで公演を行なった。07年7月には最新ベスト版《愛のロマンス》を発売。
  07年6月〜8月期にNHK教育テレビ「趣味悠々」のギター講師として再登場し、改めて日本ギター界の第一人者として全国にその名をとどろかせた。
  同年9月にはスペインの女流ギタリストM.E.グスマンとの日本ツアーを行い、08年秋にはミラノ・スカラ弦楽合奏団との共演が予定されている。
 
 
福田進一(ギター)
福田進一(ギター)
 1955年大阪に生まれる。12歳より斎藤達也に師事、ギター奏法と音楽の基礎を学ぶ。
78年パリ・エコール・ノルマル音楽院にて、A.ポンセにギターを学ぶ。また音楽学、和声楽、楽曲分析をN.ボネに師事し首席で卒業。さらに80年イタリア・キジアーナ音楽院にてO.ギリアに学び、最優秀ディプロマを受賞する。
  81年パリ国際ギターコンクールで優勝。一躍注目を集め、さらに内外で輝かしい賞歴を重ねた。すでに、デュトワ指揮NHK交響楽団をはじめとする内外のメジャーオーケストラとの協演、ジャズの渡辺香津美などジャンルを超えた一流ソリストとの共演は常に話題を集め、絶賛を博している。
  2004年〜07年にかけて、世界20カ国以上の主要都市に招かれリサイタルを開催、数多くの国際ギターコンクールに審査員としても招かれた。海外で優れた邦人作品を積極的に紹介する等、日本の優れた音楽文化を世界に紹介した功績により、平成19年度外務大臣表彰を受けた。
05年8月には山形県庄内町「響ホール」にて開催された"庄内国際ギターフェスティヴァルin響"の音楽監督を務め、第1回にしてフェスティバルの名声を国際的に高めることに成功した。また、06年8月には「 Hakuju Hall ギター・フェスタ 2006」を荘村清志氏とともに立ち上げ、プロデューサーとして斬新な企画とプログラムにより大きな注目を集める。キューバの生んだ大作曲家L.ブローウェルは、「かつて聴いたことのない真のヴィルトゥオーゾ、そして"音楽家"である」と称賛し、「悲歌〜イン・メモリアム・タケミツ(96年)」を献呈、06年には新作「ハープと影」を献呈、5月の日本での世界初演に引き続き、台湾、ドイツ、フランスなど各国で初演。06年2月には野平一郎作曲の大作「悲歌集」を津田ホールで世界初演。08年5月には福田進一に献呈されたブローウェルの協奏曲「コンチェルト・ダ・レクイエム」をコブレンツ国際ギターフェスティバルにてライン州立フィルハーモニーと世界初演、7月には作曲家自身の指揮によりコルドバ交響楽団(スペイン)にて再演が予定されている。19世紀ギター音楽の再発見から現代音楽までのボーダーレスな活動は世界的な評価を獲得している。
  発表したCDはすでに50枚を越え、近年ではスペイン音楽第2集「セビリア風幻想曲(マイスターミュージック)」、「ロッシニアーナ(コロムビア)」をリリース。殊にスペイン音楽第2集「セビリア風幻想曲」は、平成15年度第58回文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞。
07年4月には「郷愁のショーロ〜ラテンアメリカ作品集U」(マイスターミュージック)、7月には「福田進一 アランフェス協奏曲」(飯森範親指揮ヴュルテンベルグ・フィルハーモニー管弦楽団/コロムビア)がリリースされるなど、ますます精力的に活動の場を広げるスーパー・ギタリストである。

オフィシャルBLOG http://cadenza-f.seesaa.net/
 
 
エドゥアルド・フェルナンデス(ギター)
エドゥアルド・フェルナンデス(ギター)
 エドゥアルド・フェルナンデスは現代のギター界をリードする存在として世界的に認められている。
  1952年にウルグアイに生まれ、7才からギターを学び始めたフェルナンデスは、ギター演奏をアベル・カルレバーロ、作曲と理論をギド・サントルソラ、そしてヘクトール・トサールに師事したのち、その圧倒的な技術と音楽性によって、72年ポルト・アレグレ(ブラジル)75年パリ(ラジオ・フランス)77年アンドレス・セゴビア(マジョルカ島/スペイン)など数々の国際ギター・コンクールに入優勝を果たし、頭角を現した。「最高級のギタリスト!…これは稀に見る、あらゆる楽器を超越した印象的なデビューだ。」と評された77年のニューヨーク・デビュー以来、その活動は止む所を知らない。83年のロンドン・デビューも聴衆に大きな衝撃を与え、名門デッカ・レコードと契約。以後12年間に18枚のCDを残し、それらは世界各地の音楽雑誌で絶賛されている。近年では、ヴァイオリンのアレキサンダー・マカロフとのパガニーニ作品集(ERATO)、福田進一との2枚のアルバム(DENON)を経て、ドイツのレーベルOehms と契約を結び、バッハ作品集、19世紀ギターを使用したロマン派作品集、南米リサイタルなどを発表。08年には、バリトンのカルロス・カルゾリオを伴奏した自編のシューベルト「美しき水車小屋の娘」全曲が発売予定である。
  ヨーロッパのみならず、世界各国で演奏活動を展開するフェルナンデスは教育活動にも力を入れている。母国ウルグアイのモンテビデオ音楽大学で長年教鞭をとるかたわら、02年からはドイツのエールバッハのサマー・コースでマスタークラスを持っている。
  さらに近年は、「ギター演奏理論」「バッハのリュート音楽に関するエッセイ集」などを執筆。世界各国で出版され注目を浴びている。
 
 
中川昌三(フルート)
中川昌三(フルート)
 東京芸術大学卒業。学生時代よりジャズ界に身を投じ、ライブ活動を開始、ギル・エヴァンス・オーケストラを皮切りに様々なスタイルのバンドで経験を積む。
  キース・ジャレット、ヨーヨー・マ、リッチー・バイラーク、デヴィッド・べノア、ドン・フリードマン、ジョージ・ムラーツ、エディー・ダニエルス、リー・コニッツ、フィロー・マシャード、佐藤允彦、渡辺貞夫、大野雄二、渡辺香津美の各氏の他、数多くのプレイヤーと共演。日本国内外のコンサートやリサイタルも数多い。(海外ではアメリカ、韓国、インド、キューバ、ドミニカ、コロンビア、ヴェネズエラ、ブラジル…)
  ジャズ・プレイヤーとしてのアルバムに、「プレリュード・フォー・オータム/中川昌三」(1986年JVCビクター及び、GRPレコードより全米でリリース)「タッチ・オブ・スプリング」(JTのCFに使われ、本人もCFに登場)「ウィンター・モーメンツ」、「サマー・スケッチ」(LAにて録音)、「フォー・シーズン」(1996年JVCU.S.Aよりリリース)、「ポエジー」(NYにて録音、全米でもリリース)、「クロス・ウィンド/インナ・センチメンタル・ムード」、2002年中川にとって14枚目となる多重録音による一人フルート・オーケストラ盤「パヴァーヌ」、2005年には結成したブラジル音楽のグループ"FONTE"のアルバム「FONTE/ Live At Corcovado」、2007年には石塚まみ(VO&PIANO)とのDUOアルバム「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」がリリースされる。他にCDブック「カーペンターズ特集」(アルソ出版)等がある。
  一方、クラシックや現代音楽の演奏家(昌巳の字を使う)として、1977年パン・ムジーク国際現代音楽コンクール第2位、同年に吉原すみれらと"アンサンブル・ヴァン・ドリアン"を結成、グループとして中島健蔵賞を受賞。十数回にも及ぶリサイタル開催や、フランスのラ・ロッシェル国際現代音楽祭出演、メキシコ・シティやアメリカでのリサイタル、スウェーデン・ツアーやイタリア、モロッコ公演等に参加。草津やつくば、八ヶ岳等の音楽祭出演。韓国国立総合芸術大学でのマスター・クラス開催。イサン・ユンのフルートコンチェルトを日本初演。今までに、リチャード・ストルツマン、アンリッド・ピエグ・ロジェの各氏をはじめ、数多くのオーケストラともソリストとして共演。最近では日本音楽コンクールや毎日学生コンクール等の審査員を度々務めている。又、NHK「芸術劇場」「現代の音楽」「ときめき夢サウンド」「トゥトゥ・アンサンブル」民放では「ミッドナイト・ジャズ」「ライブ・イン・ジャズ」「名曲物語」等、様々なジャンルのコンサートやTV番組に出演。他方では野坂恵子、沢井一恵、といった邦楽演奏家諸氏との共演も数多い。クラシックのアルバムに、「Dear Friend」「Magic Flute Tango」「Flute Music Today」(カメラータ・トウキョウ)「モーツアルティック・ゲーム」(コジマ)「クロス・ウィンド/デジタル・バード」(ビクター)がある。常に、フルート音楽の様々な面を開拓し続けるパイオニアである。東京純心女子短大講師、東京芸術大学及び同附属音楽高校フルート科講師を経て現在、桐朋短大室内楽講師。

中川昌三&昌巳のホーム・ページ http://www.dab.hi-ho.ne.jp/nkgw-music/
 
 
池田慎司(ギター)
池田慎司(ギター)
 1976年北九州市生まれ。9才より、堀幸悦に師事。95年よりスペインに留学しアポロ音楽院に学ぶ。アルコイにて巨匠、ホセ・ルイス・ゴンザレスに師事。96年、スペインギターコンクール第2位。(東京)1997年、ベーレス・マラガ国際コンクール第2位。98年、第44回九州ギター音楽コンクール第1位。
  98年、帰国。 以後、福岡、東京、名古屋、北海道、韓国(釜山)でリサイタルを行う。02年8月静岡にて行われた「国際ギターセミナー in AOI(講師:オスカー・ギリア、福田進一)」において、優秀受講生3位に選ばれる。
04年、九州交響楽団とアランフェス協奏曲を共演し好評を博す。ミュージックカルチャー「プレリュード」、アサフ音楽院、 フォレストヒルミュージックアカデミー各ギター課講師。北九州市在住。
 
 
ボファーナ(ヴォーカル、ギター、ベース)
ボファーナ(ヴォーカル、ギター、ベース)
 山田里香(Vo.&Shaker)、小池龍平(G.&Vo.)、織原良次(B.)による サンバ、ボサノヴァ、MPB等のブラジル音楽を独自の解釈で演奏するアコースティック・トリオ。2003年4月結成。同年7月より都内カフェを中心にライブ活動を開始。その容姿からは想像できない艶やかな歌声が魅力の山田里香と、日本人離れしたクール・ヴォイスの小池龍平から紡ぎ出されるハーモニーは絶品。
  そして、織原良次が奏でるフレットレスベースによるジャジーなアプローチも、他のバンドとは一線を画す要素となっている。04年、畠山美由紀 3ヶ月間マンスリーライブ "3 different tones" のオープニングアクトとして出演し話題を集める。05年1月、リトル・クリーチャーズの青柳拓次と共同プロデュースによる、1stアルバム「Bophana」をリリースし、"ブラジル音楽界の新星"として名を馳せる。06年3月には、2nd アルバム「Natureza」をリリース(「ブラジル・ディスク大賞」2年連続入選)。現在はブラジル音楽の老舗「青山プラッサ・オンゼ」を拠点に、全国のイベントにも多数出演中。07年9月21日 3rd アルバム「Bom dia, Boa noite」でメジャーデビュー。(初のオリジナル楽曲を収録)

※バンド名「Bophana」は、山田里香のカンボジア人である母親の名前の読み方を変えて付けたもの。 http://www.tone.jp/
 
 
クァルテット・エクセルシオ(弦楽四重奏)
(c) 小倉直子
クァルテット・エクセルシオ(弦楽四重奏)
 1994年桐朋学園大学在学中に結成。94、97、99年「Internationale Sommer Akademic in Prag, Wien,Budapest」室内楽マスターコースに招待参加。96年京都青山音楽記念館バロックザール、97年カザルスホールにてデビューリサイタルを行う。第1回東京室内楽コンクール第1位。第2回大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門第2位。97年青山音楽賞奨励賞(現バロックザール賞)受賞。97、98年リゾナーレ音楽祭にてマイカル賞、2000年緑の風音楽賞受賞。2000年パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクール最高位受賞。同時にサルバトーレ・シャリーノ特別賞受賞。NHK・FMリサイタル、第82回新日鐵プロミシング・アーティスト・シリーズ、02年カザルスホールで行われた「プロジェクトQ」に出演。また、第3回宮崎国際室内楽音楽祭、第3回別府アルゲリッチ音楽祭、ゆふいん音楽祭(第25、27、30回)など、多くの音楽祭に参加。この他、第一生命ホール「クァルテット・ウェンズデイ」シリーズ、紀尾井ホール「日本の作曲 21世紀への歩み」シリーズ、国際現代音楽協会「ワールド・ミュージック・デイズ」、日本作曲家協議会「アジア音楽祭 2003 in 東京」、第2回東アジア国際現代音楽祭に出演。ミッテンバルト・レーベルより「山田一雄室内楽作品集」、ジェイズ・ミュージックレーベルより「QUARTET EXCELSIOR」をリリースするなど古典音楽のみならず現代音楽や新作の初演、邦人作曲家作品の演奏にも数多く取り組み、幅広く活躍。これまでに財団法人日本室内楽振興財団(01年、08年)、公益信託ルイ・グレーラー記念室内楽基金(02年)、財団法人ロームミュージックファンデーション(02、05〜07年)、財団法人松尾学術振興財団(96、98、2000〜01、03〜05年)、財団法人野村国際文化財団(07)より助成を受け活動。06年4月にはウズベキスタン共和国にて招聘公演を行うなど(派遣 国際交流基金)国際社会における日本の文化交流も積極的に行っている。これまでに北本秀樹、景山誠治、末吉保雄、三善晃、原田幸一郎、岡山潔、山口裕之、山崎伸子、シャンドール・デヴィッチ、ラファエル・ヒリアの各氏、アマデウス・クァルテット、バルトーク・クァルテット、プラハ・クァルテット、東京クァルテットに師事。

ホームページ http://www.quartet-excelsior.jp/
 
 
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