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2009年3月26日(木)
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15:00開演(14:30開場) |
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19:30開演(19:00開場) |
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工藤重典、秋山君彦、瀬尾和紀、高木綾子、藤田真頼(フルート)、小坂圭太(ピアノ)
2008年3月に大好評を博した第1回フルート・ライヴin Hakuju。クラシックからジャズまで、フルートの魅力満載のステージが2009年3月に再び実現!メンバーも新たに、さらなる工藤ワールドが繰り広げられるに違いない! |
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■ジァン・ジァンの再現をテーマに2008年、フルート・ライヴin Hakuju始動! |
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かつてアングラ文化の発信基地として若者の人気を集めた小劇場 渋谷ジァン・ジァンで、
工藤重典は、精力的にライヴを行っていました。それはクラシックからジャズ、ポップスまで(時には即興も…)、まさにジァン・ジァンならではの、実験的で刺激的なフルート・ライヴでした。
Hakuju Hallのアットホームな雰囲気、ステージと客席との独特な一体感は、工藤にかつてのジャンジャンでのライブを思い起こさせました。そこから工藤の中に生まれたひとつの構想…それは、「ジァン・ジァンでのライヴをHakuju Hallで再現したい!!」ということ。
そして、2008年3月、工藤プロデュースにより「フルート・ライヴin Hakuju」がスタートしました。工藤の呼び掛けにより日本のフルート界を代表する豪華フルーティストたちが集結し、フルートのための名曲から、「オーヴァー・ザ・レインボウ」など聴きなじみのある名曲まで、ジャンルを超えて選曲された魅力的なプログラムをお届けしました。
トークあり、演出ありで、アーティストも観客も多いに盛り上がり、充実した1時間となりました。 |
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© 三好英輔 |
2008.3に行われた第1回Hakujuフルート・ライヴ2008の公演。
最後は出演者全員によるアンサンブル |
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■「第2回フルート・ライヴin Hakuju 2009」 |
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第2回のフルート・ライヴは、プロデューサーの工藤重典を筆頭に、秋山君彦、瀬尾和紀、高木綾子、藤田真頼の5名の実力派フルーティストと心強い共演者の小坂圭太(ピアノ)を迎え、豪華な出演者達によるアンサンブルが繰り広げられます。様々な組み合わせで、今回もジョプリンからハイドンまで、ジャンルを超えた多彩な曲の数々で贅沢な内容をお届けします。
昼の部・夜の部(同プログラム)、休憩なしの60分ライヴで、濃密なフルートの世界を存分にご堪能いただけます。究極のフルートのアンサンブルによる親密で楽しい時間をご期待ください! |
ボワモルティエ: |
5本のフルートのための協奏曲 第2番 イ短調 op.15-2より 第1楽章 |
ハイドン/アーノルド: |
デュオ 第4番 op.76-5より 第1楽章、第4楽章 |
ゴベール: |
バラード |
ショッカー: |
福建の二本の笛 |
マシャイエキ: |
2本のフルートのための「決闘」 |
ユン: |
エチュード 第5番 |
モーツァルト/エンゲル: |
「ママ、聞いてちょうだい」の主題による11の変奏曲 |
ドップラー/シモーネ: |
リゴレット幻想曲 op.38 |
ジョプリン: |
メープル・リーフ・ラグ |
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工藤重典(フルート)Shigenori Kudo, flute |
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© 堀田力丸 |
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札幌生まれ。パリ音楽院でジャン・ピエール・ランパルに師事。1978年第2回パリ国際フルート・コンクール優勝。続けて80年第1回ランパル国際フルート・コンクールでも優勝。一躍国際的な注目を集めた。これまでに世界の180を超える都市を訪れ、欧米各地の30以上のオーケストラと度々共演している。84年パイヤール室内管弦楽団とアメリカ・ツアー。87年ニューヨークのモーストリー・モーツァルト音楽祭でランパルと共演。94年地中海洋上フェスティバルに招かれ、ロストロポーヴィチ、デュメイ、ピリス、バシュメット、ゲルバー、シャハムらとともに演奏旅行を行った。国内でも、主要オーケストラと好演を重ね、小澤征爾、ライトナー、ペンデレツキ、ランパル、ニコレ、ウィーン弦楽四重奏団、ジェシー・ノーマン、パイヤール室内管弦楽団などと共演、好評を博している。96年、レナード・スラトキン指揮NHK交響楽団定期演奏会での《ハチャトゥリアン:フルート協奏曲》は各方面より絶賛された。98年2月、冬季長野オリンピック関連コンサートにおいて、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラと「モーツァルト:フルート協奏曲第1番」を演奏。また同年6月、小澤征爾指揮水戸室内管弦楽団ヨーロッパ・ツアーでは《武満徹:アルト・フルートとハープのための「海へ」》のソリストを吉野直子とともに務め、ハンブルク、ウィーン、チューリヒ、フィレンツェなど各地で高い評価を得た。
2004年には、フランスの大作曲家ダマーズに作品を委嘱し、レコーディング「ペイザージュ〜景色」(ソニー・クラシカル)をリリース及びコンサートツアーを行い、また、ジャズ界の大御所、クロード・ボリングとの共演も話題を呼んだ。12月には、アンサンブル・エスプリ・フランセとの日本ツアーを行い、成功を収めた。
ソニー・クラシカルをはじめ、内外のレーベルから50種類以上のCDが発売されており、工藤重典/夢の饗演(ソニー・クラシカル)」は、88年度文化庁芸術作品賞を受賞。07年9月、新譜「しぼめる花の主題による変奏曲」(マイスター・ミュージック)も好評発売中。
87年よりサイトウ・キネン・オーケストラならびに90年より水戸室内管弦楽団の首席フルート奏者を務める。NHK「趣味悠々」、「トップランナー」などにも出演し話題を呼んだ。現在パリ・エコール・ノルマル教授。パリ在住。 |
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秋山君彦(フルート)Kimihiko Akiyama, flute |
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1984年東京音楽大学卒業。フルートを故関次孝子、小林茂、故小泉剛、齊藤賀雄の各氏に、ピッコロを時任和夫氏に師事。1992年、フランス・モルジーヌ国際音楽アカデミーに於いて、工藤重典氏のマスタークラスを受講。98、2001、08年の水戸室内管弦楽団ヨーロッパ公演、01年、04年には、サイトウ・キネンオーケストラのアメリカ公演、ヨーロッパ公演に、ピッコロ奏者として参加している。 |
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瀬尾和紀(フルート)Kazunori Seo, flute |
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世界中に多数いるフルーティストの中でも、この類まれなる超絶技巧を駆使し多彩な音楽性を持つことで一際注目を集める瀬尾和紀は、その活動内容からも非常に稀有なフルーティストの一人といえるだろう。現在はフランスと日本を行き来しながらヨーロッパ諸国やアメリカ、中国、韓国などでもコンサートやマスタークラスを行い、また≪プロ・ムジチス協会≫(Pro Musicis/フランス&アメリカ)のアーティストとしてパリ(サル・コルトー)やボストン、ニューヨーク(カーネギー・ホール)、東京などでリサイタルやアウトリーチ(芸術文化普及活動)も盛んに行っている。これまでにパトリック・ガロワやイェルク・デームスの諸氏をはじめ多くの偉大なアーティストとの室内楽で共演を重ねている他、ソリストとして東京都交響楽団、東京シティ・フィル、新日本フィル、読売日本交響楽団、札幌交響楽団、九州交響楽団、オーデンセ管、パリ・アンサンブル・オーケストラ、シンフォニア・フィンランディア・ユヴァスキュラ等のオーケストラに客演している。福岡県北九州市出身。10歳の頃より父親の手ほどきを受けてフルートを始め、後に故高橋安治氏に師事する。1991年、17歳の時に渡仏してからはレイモン・ギオー、クルト・レーデル、パトリック・ガロワ、ブノワ・フロマンジェ等の諸氏に師事。95年にはパリ国立高等音楽院に首席で故アラン・マリオン氏のクラスに入学し、98年にはフルート科を審査員満場一致の一等賞(プルミエ・プリ)を得て卒業した。また大学院課程に在籍中はオーボエのモーリス・ブルグ、ピアノのクリスチャン・イヴァルディ、ヴァイオリンのアミ・フラメールといった他の器楽奏者の下で研鑚を積んでおり、この間、ニールセン、ランパル、ジュネーヴなどの主要な国際コンクールにおいて多数受賞している。2007年、東京を拠点とするアンサンブル団体、≪ザ・ウェルテンパード・オーケストラ≫(The Well-Tempered Orchestra) と≪アンサンブル・レ・プレイヤード≫(Ensemble Les Pl?iades) の二つを設立し音楽監督を務める。ピアノの巨匠イェルク・デームス氏を迎えて07年12月に東京文化会館にて行われたザ・ウェルテンパード・オーケストラのデビュー公演は成功を収め、フルートに限らない分野での今後の新たな活動も期待される。またCD録音も積極的に行っており、ナクソス、エラート、ワーナー・ミュージック、エイベックス・クラシックスなどのレーベルに録音している他、自らもプロデュースを手がけている。1999年京都芸術祭賞、2000年北九州市民文化賞、2004年福岡県文化賞をそれぞれ受賞。 |
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高木綾子(フルート)Ayako Takagi, flute |
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高木綾子は、確かなテクニックと、個性溢れる音色、ジャンルを超えた音楽性で、今最も注目を集める新進気鋭の実力派フルート奏者である。2000年にはCDデビューも果たし、テレビ・ラジオへの出演やCM出演など従来のクラシック演奏家の枠にとらわれない幅広い活動とレパートリーで各方面から注目を集めている。愛知県豊田市生まれ。3歳よりピアノ、8歳よりフルートを始める。東京芸術大学付属高校、東京芸術大学を経て、同大学院修了。これまでにフルートを西村智江、橋本量至、G.ノアック、小坂哲也、村上成美、金昌国、P.マイゼンの各氏に、室内楽を岡崎耕治氏に師事。高校、大学在学中よりその実力は高く評価されており、毎日新聞社主催全日本学生音楽コンクール東京大会第1位(1995年)、神戸国際フルートコンクール奨励賞(1997年)、大学内にてNTT Docomo奨学金を受け、安宅賞(1997年)、宝塚べガコンクール優勝(1999年)、日本フルートコンベンションコンクール優勝、併せてオーディエンス賞(1999年)、第17回日本管打楽器コンクール、フルート部門第1位及び特別賞(2000年)、第70回日本音楽コンクールフルート部門第1位(2001年)、第12回新日鐵音楽賞フレッシュアーティスト賞(2001年) 、ジャン=ピエール・ランパル国際フルートコンクール第3位(2005年)、神戸国際フルートコンクール第3位(2005年)など多数の受賞歴を誇る。一方で、大学在学中より本格的な演奏活動を開始。これまでに国内主要オーケストラとの共演はもとより、新イタリア合奏団、シュトゥットガルト室内管弦楽団、ミラノ・スカラ弦楽合奏団、サンクトペテルブルク交響楽団の日本ツアーのソリストとして同行、2004年秋にはパリ室内管弦楽団との共演でパリ・デビュー、続く日本ツアーにも同行し好評を博した。さらに各地でのリサイタルや室内楽の演奏会にも出演している。CD録音も活発に行っており、2000年3月には「シシリエンヌ〜フルート名曲集」、「卒業写真〜プレイズ・ユーミン・オン・フルート」を同時リリースしてCDデビュー。その後、「ジェントル・ドリームズ〜20世紀のフルート音楽」、「青春の輝き〜プレイズ・カーペンターズ」を同時リリース、クラシックからボサノバまでラテンアメリカの作品を集めた「南の想い」、17世紀から現代までのフルート・ソロ曲を集めた「エール・ブルー〜青の余白」、イタリアで収録した新イタリア合奏団との共演による初めての協奏曲アルバム「イタリア」大地、自然、生命の息吹をテーマにしたフルート名曲集「EARTH」をリリースしてそのすべてが高い評価とセールス実績を残している。2005年6月にはギターの福田進一とのデュオアルバム「海へ」をリリース、注目を集めている。現在東京芸術大学、武蔵野音楽大学の非常勤講師として後進の指導にも当たっている。 |
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藤田真頼(フルート)Mayori Fujita, flute |
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東京音楽大学在学中に民音室内楽コンクール入賞。1986年渡仏、パリ10区音楽院、フランス国立リュエイル・マルメゾン音楽院等のフルート及び室内楽科をそれぞれ1等賞で卒業。帰国後はリサイタル、室内楽、オーケストラ、ミュジーカル等で活動。新宿コマ劇場、東京宝塚劇場等に定期的に出演。2004年1月四谷区民ホールに於いてリサイタル『タファネルとゴーベールの遺産』を開催し好評を博す。ザ・フルート誌に『パリ音楽院の名教授たち』(6回連載)を執筆。04年11月ソリストとして東京シティーフィルハーモニーと共演。05年6月ブノワ・フロマンジェと国内リサイタルツアー。08年6月『タファネルとゴーベールの遺産Vol.2』を開催。ナミ・レコードからCDを発売。パールフルート教室講師。 |
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小坂圭太(ピアノ)Keita Kosaka, piano |
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東京芸術大学附属音楽高校、同大音楽学部を経て1987年、同大学院修士課程修了。在学中より、ソロ、伴奏、室内楽、オーケストラの鍵盤楽器、コレペティトゥアなどあらゆる分野で古典から新作初演まで幅広く活動。1985年、第54回日本音楽コンクールピアノ部門入選、89年同コンクール委員会特別賞(協演賞)受賞。相愛大学音楽学部助教授を経て2003年秋よりお茶の水女子大学文教育学部助教授。
07年、改組により同大学院人間文化創成科学研究科准教授。 |
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2008年11月29日(土)発売開始
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