上野由恵&曽根麻矢子 デュオ・リサイタル
新春を彩る優美な
各回全席指定リクライニング席 2,200円(税込)
ソリストとして国際的に活躍を重ね、2019年4月のHakujuサロン・コンサート vol.1「東京六人組」に出演したフルートの上野由恵と、2019年3月まで3年間に渡り「チェンバロの庭」を自らプロデュースし、解説を交えたコンサートが好評を博した曽根麻矢子。Hakuju Hallではお馴染みの名手による豪華協演が実現します。柔らかな息遣い、繊細な響きまでもがホールの隅々にまで広がり、艶やかな音色でHakuju Hallの空間が満たされることでしょう。
新春にふさわしい、晴れやかな、フルートとチェンバロのデュオ・リサイタルを是非お楽しみください。
出演
上野由恵(フルート)
曽根麻矢子(チェンバロ)
プログラム
- C.P.Eバッハ:ハンブルガー・ソナタ ト長調 Wq.133/H564
C.P.E.Bach : Hamburger Sonata in G major Wq.133/H564 - クープラン:クラヴサン曲集 第3巻 第15組曲より
第1番 “摂政、またはミネルヴァ” 第2番 “子守歌、またはゆりかごの愛” 第3番 “軽はずみ”
<チェンバロ・ソロ>
Couperin : Pieces de clavecin, Book 3: 15th Ordre in A major – a minor :
“La Régente ou la Minerve” “Le Dodo ou L'amour au Berceau” “L'evaporée” - 作曲者不詳:「グラウンドによるグリーンスリーヴス」による変奏曲
Anonymous : Variations on Greensleeves to a Ground - 細川俊夫:バス・フルートのための《息の歌》 <フルート・ソロ>
Toshio Hosokawa : Atem Lied for bass flute - J.S.バッハ:フルート・ソナタ ホ短調 BWV 1034
J.S.Bach : Flute Sonata in e minor BWV 1034
プロフィール
上野由恵(フルート) Yoshie Ueno, flute
東京藝術大学をアカンサス音楽賞を得て首席卒業。同大学大学院修士課程修了。第76回日本音楽コンクール第1位、岩谷賞(聴衆賞)、加藤賞、吉田賞、E・ナカミチ賞。第2回東京音楽コンクール第1位。第15回日本木管コンクール第1位、コスモス賞(聴衆賞)、兵庫県知事賞、朝日新聞社賞。ソリストとして読売日本交響楽団、東京都交響楽団、東京フィル、新日本フィル、東京交響楽団、関西フィル、セントラル愛知交響楽団、京都市交響楽団、チェコフィル室内管弦楽団、ベルリン・フィルメンバーによる「アマルコルド・カルテット・ベルリン」等と共演。その他、ドイツ、オーストリア、フランス、ロシア、アメリカ、韓国、中国、台湾にて、ソリストとして招かれ演奏している。2005年と16年には皇居内にて御前演奏の栄に浴す。これまでに、オクタヴィア・レコード等より計9枚のCDをリリースし、「レコード芸術誌」特選盤、朝日新聞特選盤等に選ばれる。17年秋よりパリに拠点を移し、フランス及びヨーロッパ各国で活動。18年「S&Rワシントン賞」を受賞し、ワシントンでのソロリサイタルやNYカーネギーホールなど、アメリカ各都市でも演奏を重ねる。
曽根麻矢子(チェンバロ) Mayako Sone, cembalo
実力、人気ともに日本を代表するチェンバロ奏者。1986年ブルージュ国際チェンバロ・コンクールに入賞後、故スコット・ロスに指導を受ける。19年には、エラート・レーベル初の日本人演奏家としてCDデビュー。以後イスラエル室内オーケストラの専属チェンバロ奏者、現代舞踊家とのコラボレーションなど多彩な活動を開始。国内でもリサイタル、室内楽と積極的に活動し、とりわけ、2003年~09年6年間12回にわたるJ.S.バッハ連続演奏会が注目を集め、10~14年にも全12回のクープランとラモーのチェンバロ作品全曲演奏会を行い、好評を博した。18年、フランスでおこなわれたスカルラッティのソナタ全555曲を演奏するフェスティバル「スカルラッティ 555」に出演。その模様はラジオフランスでも放送された。録音は「J.Sバッハ:ゴルトベルク変奏曲」ほか14枚のソロCDをリリース。出光音楽賞、飛騨古川音楽大賞奨励賞を受賞。11年よりスタートした「チェンバロ・フェスティバル in 東京」芸術監督。18年フランスで行われた「スカルラッティフェスティバル」に出演。