沼尾みゆき&徳永洋明 デュオ・リサイタル
アコースティックで聴く ミュージカルの歌姫と異能ピアニストの競演
各回全席指定リクライニング席 2,200円(税込)
数々の名作ミュージカルのヒロインをつとめ、抜群の歌唱力を持つ沼尾みゆき。2017年「中嶋朋子が誘う 音楽劇紀行 第四夜」では、Hakuju Hallの響きを生かし生の歌声を披露し、大好評を博しました。そして今回、熱烈なオファーを得て、リクライニング・コンサートに待望の再登場!
共演には沼尾が厚い信頼を寄せる作曲家・編曲家・ピアニストの徳永洋明を迎えます。クラシックにとどまらず、ジャンルの枠を超えて音楽を自由自在に操る徳永が、沼尾の描いた艶やかな描線を何色に染め上げていくのでしょうか。互いの才能で魅せる素敵なステージに期待が高まります。
出演
沼尾みゆき(ミュージカル女優)
徳永洋明(ピアノ)
プログラム
R.ロジャース | ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」より “すべての山に登れ” |
R.Rodgers | “Climb Every Mountain” from Musical ‘The Sound of Music’ |
徳永洋明(詞:新美南吉) | デージイ |
Hiroaki Tokunaga (words by Nankichi Niimi) | Daisy |
A.ロイド=ウェバー | ミュージカル「オペラ座の怪人」より “スィンク・オブ・ミー” |
A.Lloyd Webber | “Think of Me” from Musical ‘The Phantom of the Opera’ |
A.ロイド | ウェバー:ミュージカル「キャッツ」より “メモリー” |
A.Lloyd Webber | “Memory” from Musical ‘Cats’ |
F.ロウ | ミュージカル「マイ・フェア・レディ」より “踊りあかそう” |
F.Loewe | “I Could Have Danced All Night” from Musical ‘My Fair Lady’ |
徳永洋明編 | 3分で分かる西洋音楽史 |
arr. Hiroaki Tokunaga | The classical music history in 3 minutes |
M.ルグラン | シェルブールの雨傘 |
M.Legrand | Les parapluies de Cherbourg |
芥川也寸志 | 映画音楽組曲「八つ墓村」より 第4曲 “青い鬼火の淵” (道行のテーマ) |
Yasushi Akutagawa | No.4 “Blue Demon Fire Abyss (Elopement Theme)” from Suite ‘Village of Eight Gravestones’ |
E.サティ | あなたが欲しいの[ジュ・トゥ・ヴ] |
E.Satie | Je te veux |
徳永洋明 | ハクジュホールに捧げる即興演奏 |
Hiroaki Tokunaga | Improvisation for Hakuju Hall |
※曲目、曲順等は変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
プロフィール
沼尾みゆき(ミュージカル女優) Miyuki Numao, musical actress
栃木県宇都宮市出身。とちぎ未来大使。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。二期会オペラスタジオを経て1998年「四季劇場開場記念オーディション」に合格し、劇団四季に入団。『オペラ座の怪人』クリスティーヌ役、『ミュージカル李香蘭』タイトルロール、『サウンド・オブ・ミュージック』マリア役、『美女と野獣』ベル役など数々の作品にヒロインとして出演。『ウィキッド』日本初演時には、ヒロインの一人グリンダ役で初のオリジナルキャストに選ばれソプラノとポップスを見事に歌い分ける安定した歌唱力、そしてコミカルな演技にも挑戦し、高い評価を得た。2011年末劇団四季を退団。退団後の主な出演作品にミュージカル『ひめゆり』(上原婦長役)、日生劇場ファミリーフェスティヴァル2016ミュージカル『三銃士』(アンヌ王妃役)、ミュージカル『タイムトラベラー』(リンジー役)など。また、『ケリー・エリス ファースト・ソロコンサート』、『ミュージカル・ミーツ・シンフォニー』(14、16)、にっぽん丸船上でのソロコンサート『亜細亜海道スペシャルコンサート』、『KING&QUEEN-鹿賀丈史×濱田めぐみミュージカルコンサート-』などコンサート・ライブや、テレビ東京系『THE カラオケ★バトル』などテレビ番組他出演多数。
徳永洋明(ピアノ) Hiroaki Tokunaga, piano
1973年生まれ。湘南学園中・高等学校を経て東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。湘南学園中学校3年生在学時に、同学園創立55周年記念作品「祝典序曲」を作曲。広上淳一指揮読売日本交響楽団によって初演される。96年、第七回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第二位、2003年「2 agosto」国際作曲コンクール第三位をそれぞれ受賞。97年より横濱ジャズプロムナード「シンフォニックインジャズ」のオーケストレーションコラボレーターとして、山下洋輔、坂田明氏等をサポート。13年文化庁芸術祭大賞受賞作品ラジオドラマ「2233歳」の音楽を担当。15年には長らく所在が行方不明だった芥川也寸志の映画音楽「八つ墓村」の総譜の復元を担当、話題をよんだ。作品はオーケストラ曲から吹奏楽曲、室内楽曲、歌曲、合唱曲、ミュージカル、そして放送音楽など多岐に渡り再演も数多い。また、アンサンブルピアニスト、指揮者としても数多くの舞台や録音に参加、優れた音楽性は高い評価を得ている。
【主な参加CD】「渡辺宙明スペシャルブラスコンサート」神代修「SAXOPET!」日比野景「日本のうた」ゲーム音楽「金色のコルダ」
【主な出版楽譜】女声合唱組曲「花は嘆かず」合唱のための「フォスターメロディ」(編曲)「3分で分かる西洋音楽史」(ピアノソロ、ピアノ連弾)
【主な著書】日本の音楽家を知るシリーズ「芥川也寸志」「團伊玖磨」「黛敏郎」