小林美恵 華麗なるヴァイオリンの伝説 最終回

第6回 「宵ひ待ち草が見た夢」 ~小林美恵 東欧&アジアを弾く

2021年10月31日(日)
14:00Start(13:15Open)
全席指定5,000円(税込)
第6回 「宵ひ待ち草が見た夢」 ~小林美恵 東欧&アジアを弾く

その甘美な音色は、天使の歌声か? 悪魔のささやきか? 人の手によるもっとも完璧な楽器といわれる「ヴァイオリン」。科学も最新テクノロジーも寄せ付けない、その神秘の世界に日本が誇るヴァイオリニスト、小林美恵が挑む!ロン・ティボー国際コンクールヴァイオリン部門に日本人として初優勝の快挙を成し遂げて以来、日本屈指の実力派ヴァイオリニストとして活躍を続けてきた小林が、「悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト-パガニーニ伝-」などの著書でも話題の作家・文化芸術プロデューサーの浦久俊彦をパートナーに歴史・アート・社会など、これまでにない多彩な角度からヴァイオリンの神秘と魅力を徹底解剖。ヴァイオリンファンからクラシック音楽の初心者まで、誰もが楽しめる新時代のトーク&コンサートの第6回は「宵ひ待ち草が見た夢」。共演には、東京音楽大学、パリ国立高等音楽院、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院で学び、現在はパリ国立高等音楽院に在籍しながら国際的に演奏活動を行っているジャンミッシェル・キムを迎え、バルトークやエネスコ、ヤナーチェクなどの東欧の音楽や日本をはじめとするアジアの音楽を取り上げ、エキゾチックな響きの魅力に迫ります。

出演

小林美恵(ヴァイオリン)
ジャンミッシェル・キム(ピアノ)
浦久俊彦(ナビゲーター)

プログラム

バルトークヴァイオリンとピアノのための狂詩曲 第2番 BB 96a
BartókRhapsody No.2 for Violin and Piano BB 96a
ヤナーチェクヴァイオリン・ソナタ
JanáčekViolin Sonata
エネスコヴァイオリン・ソナタ 第3番 イ短調 op.25 「ルーマニア民俗風で」
Enescu Sonata for Violin and Piano No.3 in a minor op.25 
‘Dans le caractère populaire roumain’

プロフィール

小林美恵(ヴァイオリン) Mie Kobayashi, violin

小林美恵
© Akira Muto

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学を首席で卒業。在学中に安宅賞、福島賞を受賞。1990年、ロン・ティボー国際コンクールヴァイオリン部門で日本人として初めて優勝。以来、日本を代表するヴァイオリニストとして活躍。国内外のオーケストラとの共演、リサイタル、室内楽等で充実した演奏を高く評価されている。2010年には、ロン・ティボー国際コンクールのヴァイオリン部門の審査員として招かれた。そのほか、フランス、イギリス、タイ、中国、韓国、ニュージーランド等でも公演を行い、洗練され、しかもダイナミックに奏でられる重厚な演奏は、多くの聴衆を魅了した。CDは、「プレイズ・クライスラー」、「ヴァイオリン名曲集」「J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)」等多数リリース。18年からHakuju Hallにてヴァイオリンの魅力に迫る全6回のリサイタルシリーズを行っている。現在、昭和音楽大学客員教授。

ジャンミッシェル・キム(ピアノ) Jean-Michel Kim, piano

ジャンミッシェル・キム
© Frederik Froument

東京生まれ。東京音楽大学付属音楽教室を経て東京音楽大学付属高等学校ピアノ演奏家コースに学び実技優等賞を得て卒業。その後パリ国立高等音楽院でピアノ科修士課程、室内楽科修士課程および歌曲伴奏科修士課程を修了。2018年から同校声楽科のアシスタントを務める。現在フランス各地の音楽祭にソリストとして出演し、室内楽では小林美恵、ニコラ・バルデルー、對馬佳祐と共演し好評を博している。第59回全日本学生音楽コンクール高校の部東京大会第3位、17年第11回ラニー国際ピアノコンクールで第1位、同年トゥールーズ国際フランス歌曲コンクールにて最優秀ピアニスト賞を受賞。19年、プロ・ムジシス国際賞を受賞。

浦久俊彦(ナビゲーター) Toshihiko Urahisa, navigator

浦久俊彦
© 新津保 建秀

文筆家、文化芸術プロデューサー。一般財団欧州日本藝術財団代表理事、代官山未来音楽塾塾頭、サラマンカホール音楽監督、三島市文化アドバイザー。パリを拠点に文化芸術プロデューサーとして活躍。帰国後、三井住友海上しらかわホールのエグゼクティブ・ディレクターを経て、現在、浦久俊彦事務所代表。多彩なアーティストのオリジナル企画を手がけるほか、文化芸術ナビゲートとしても全国で活躍している。また、日本とヨーロッパの文化交流活動、音楽をよりよい社会創りに活かす人材の育成、地域の音楽文化の振興など、その活動は多岐にわたる。著書に『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか』、『悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト』(以上、新潮社)、『138億年の音楽史』(講談社)など。2020年6月に『フランツ・リストはなぜ~』の韓国語版『フランツ・リスト~ピアニストの誕生』が、韓国で出版された。最新刊は『ベートーヴェンと日本人』(新潮社より20年11月に刊行)。

企画・構成:浦久俊彦事務所/制作:ジャパン・アーツ