第168回 リクライニング・コンサート

森田啓佑 チェロ・リサイタル

Reclining
2022年12月14日(水)
15:00Start(14:15Open)
19:30Start(18:45Open)
※約1時間/休憩なし
各回全席指定リクライニング席 2,200円(税込)
森田啓佑 チェロ・リサイタル
森田啓佑©Eiji Yamamoto 津田裕也©Christine Fiedler

桐朋女子高等学校音楽科に特待生として入学後、全日本学生音楽コンクールおよび日本音楽コンクールを史上初の同年制覇。弦楽器初となる日本ショパン協会賞も受賞し、目覚ましい活躍を続けるチェロの森田啓佑。2015年に開催した「向山佳絵子&長谷川陽子 プロデュース チェロ・コレクション vol.2」では、当時高校3年生ながらもベテラン奏者と肩を並べ、圧巻の演奏で魅了しました。今回はソロ・リサイタルとして、チェロとピアノの掛け合いが聴きどころであるベートーヴェンの「『魔笛』の主題による7つの変奏曲」や、ファリャの民族的色彩豊かな代表作「7つのスペイン民謡」「火祭りの踊り」など、スペインとドイツの作品を取り上げます。次世代を担う逸材の抒情豊かな音色にどうぞご期待ください。

出演

森田啓佑(チェロ) 津田裕也(ピアノ)

プログラム

ベートーヴェン:モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO.46
Beethoven : 7 Variations in E♭ major on ‘Bei Männern, welche Liebe fühlen’ from Mozart's ‘Die Zauberflöte’ WoO.46

シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 op.70
Schumann : Adagio and Allegro in A♭ major op.70

シューマン:幻想小曲集 op.73
Schumann : Fantasiestücke op.73

ファリャ(M.マレシャル編):7つのスペイン民謡 (チェロとピアノ編)
Falla (arr. M.Maréchal) : 7 Canciones populares españolas (arr. for violoncello and piano)
  第1曲 ムーア人の織物  No.1 El paño moruno
  第2曲 子守歌 No.2 Nana
  第3曲 歌  No.3 Canción
  第4曲 ポーロ  No.4 Polo
  第5曲 アストゥーリアス地方の歌  No.5 Asturiana
  第6曲 ホタ  No.6 Jota

ファリャ:バレエ音楽「恋は魔術師」より “火祭りの踊り”
Falla : “ Danza ritual del fuego” from ‘El amor brujo’

プロフィール

森田啓佑(チェロ) Keisuke Morita, violoncello

1997年生まれ。3才よりチェロを始める。2013年、桐朋女子高等学校音楽科に特待生として入学。2年時に第68回全日本学生音楽コンクールおよび第83回日本音楽コンクールを史上初めて同年に制する。パブロ・カザルス音楽祭アカデミー・コンペティション第1位、第14回ルーマニア国際音楽コンクール・グランプリおよび聴衆賞、品のよい透明感ある音色と豊かな抒情性を高評され第27回青山音楽賞新人賞、弦楽器初となる第45回日本ショパン協会賞を受賞。2019年、桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマ・コースを首席で卒業後、ドイツ・ザール音楽大学に満点で編入。現在は、成績優秀者に贈られるドイツ国家奨学金を得て同大学院に在籍。ソリストとして東京フィルハーモニー交響楽団、ハンガリー・サヴァリア交響楽団、バルセロナ・バロック・オーケストラ、ベルリン室内管弦楽団等と共演。Hakuju Hallでは、2015年「向山佳絵子&長谷川陽子 プロデュース チェロ・コレクション | Cello Collection ~バッハへのオマージュ~ Vol. 2」および2018年「東日本大震災チャリティーロビーコンサート」に出演。リサイタル・ノヴァ(NHK-FM)、N響メンバーと新進演奏家の出会い、宮崎国際音楽祭、東京・春・音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン等にも出演。また、反田恭平率いるMLMダブル・カルテット創設時から現在のジャパン・ナショナル・オーケストラ(JNO)に至るまで、コアメンバーとして活動している。佐藤明、倉田澄子、常光聡、宮田大、デビッド・ゲリンガス、グスタフ・リヴィニウスの各氏に師事。関西ゆかりの楽師の家系で、東儀兼次を祖とし、篳篥奏者の東儀俊慰(としやす)を高祖父に持つ。

森田啓佑
© Eiji Yamamoto

津田裕也(ピアノ) Yuya Tsuda, piano

仙台市生まれ。東京藝術大学、同大学院修士課程を経て、ベルリン芸術大学においてパスカル・ドヴァイヨン氏に師事。07年第3回仙台国際音楽コンクールにて第1位、および聴衆賞、駐日フランス大使賞を受賞。11年ベルリン芸術大学を最優秀の成績で卒業、その後ドイツ国家演奏家資格を取得。同年ミュンヘン国際コンクール特別賞受賞。ソリストとしてベルリン響、東響、日本フィル、東京フィル、神奈川フィル、仙台フィル、名古屋フィル、広響、大響、関西フィル、兵庫芸術文化センター管、神戸市室内管、ドイツ室内管等と共演。日本各地でソロリサイタルを開催するほか、NHK-FM「名曲リサイタル」、仙台クラシックフェスティバル、武生国際音楽祭、木曽音楽祭などに出演。10年からはドイツ各地でもソロリサイタルを開催、地元紙にて好評を博す。15年にフォンテックよりリリースした「メンデルスゾーン:ピアノ作品集」が高く評価される。最新盤は18年7月に同レーベルよりリリースした「ショパン:後期ピアノ作品集」。室内楽活動にも積極的で、松山冴花(vn)とデュオを組み、ナミ・レコードより4枚のCDをリリース。ピーター・ウィスペルウェイ、堀米ゆず子、山崎伸子、イェンス=ペーター・マインツ、石田泰尚など多くの著名な弦楽器奏者と共演するほか、最近では管楽器奏者との共演も多く、様々な共演者から厚い信頼を得ている。特に、白井圭(vn)、門脇大樹(vc)とはトリオ・アコードを結成し、国内各地で演奏。20年10月にはベートーヴェンを収録したトリオ初のCDをリリースし、絶賛される。これまでに、パスカル・ドヴァイヨン、ガブリエル・タッキーノ、ゴールドベルク山根美代子、角野裕、渋谷るり子の各氏に師事。東京藝術大学准教授。

津田裕也
© Christine Fiedler