石上真由子&中恵菜&佐藤晴真
各回全席指定リクライニング席 2,200円(税込)
ソロ・室内楽を問わず、各地で意欲的に演奏活動を続けるヴァイオリンの石上真由子、ヴィオラの中恵菜、チェロの佐藤晴真が弦楽トリオを結成。夕方から静かな夜更けとなり、朝日の輝く明け方から早朝を迎えるまでの移ろいを、シューベルト、ベートーヴェン、ボッケリーニ、エネスコら8人の作曲家による弦楽三重奏曲で描き出します。3人の若き実力派奏者が誘う「音楽の一晩」をゆったりとお過ごしください。
出演
石上真由子(ヴァイオリン) 中恵菜(ヴィオラ) 佐藤晴真(チェロ)
プログラム
シューベルト:弦楽三重奏曲 第2番 変ロ長調 D581 より 第1楽章
Schubert : The 1st Movement from String Trio No.2 in B♭ major D581
ベートーヴェン:セレナード ニ長調 op.8 より 第2楽章
Beethoven : The 2nd Movement from Serenade in D major op.8
コダーイ:弦楽三重奏曲のための間奏曲
Kodály : Intermezzo for String Trio
フランセ:弦楽三重奏曲 より 第3楽章
Françaix : The 3rd Movement from String Trio
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 ニ長調 op.9-2 より 第2楽章
Beethoven : The 2nd Movement from String Trio in D major op.9-2
ボッケリーニ:弦楽三重奏曲 イ長調 op.14-3 より 第3楽章
Boccherini : The 3rd Movement from String Trio in A major op.14-3
シベリウス:組曲 イ長調 より 第1楽章
Sibelisus : The 1st Movement from Suite in A major
ドホナーニ:セレナード ハ長調 op.10 より 第4楽章
Dohnányi : The 4th Movement from Serenade for String Trio in C major op.10
エネスコ:オーバード
Enescu : Aubade in C major
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 ト長調 op.9-1 より 第1楽章
Beethoven : The 1st Movement from String Trio in G major op.9-1
プロフィール
石上真由子(ヴァイオリン) Mayuko Ishigami, violin
5歳からヴァイオリンを始め、8歳の時にローマ国際音楽祭に招待される。高校2年生で第77回日本音楽コンクール第2位、併せて聴衆賞及びE・ナカミチ賞受賞。第7回ルーマニア国際音楽コンクール弦楽部門第1位、全部門最優秀賞及びコンチェルトデビュー賞受賞。第5回宗次エンジェルヴァイオリンコンクール第4位受賞。第14回チェコ音楽コンクールヴァイオリン部門第1位受賞。2017年9月バルトークコンクールにて特別賞受賞。題名のない音楽会、NHK-FM名曲リサイタルやリサイタル・ノヴァに出演。NHKテレビではドキュメンタリーや、東京交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団との共演も放送された。東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、ブラショフ国立交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京ニューシティ管弦楽団、セントラル愛知交響楽団など、国内外で多数のオーケストラと共演。アメリカ・ヨーロッパ各地の音楽祭・演奏会に出演。ソロ活動と共に長岡京室内アンサンブル、アンサンブル九条山のメンバーとしても活躍している。Ensemble Amoibeシリーズ主宰(www.ensembleamoibe.com)。Music Dialogueアーティスト。CHANEL Pygmalion Days室内楽アーティスト。京都コンサートホール第1期登録アーティスト。令和2-4年度 公共ホール活性化事業登録アーティスト。令和元年度 京都市芸術新人賞受賞。2019年度音楽クリティック・クラブ賞 奨励賞受賞。令和元年度 大阪文化祭賞奨励賞受賞。2019年度第29回青山音楽賞 青山賞受賞。日本コロムビアよりCD「ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ」(レコード芸術準特選盤)、ALTUSレーベルより「ラヴェル:ツィガーヌ」好評発売中。
中恵菜(ヴィオラ) Meguna Naka, viola
桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て桐朋学園大学卒業。ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン マスター課程修了。Quartet Amabileのヴィオラ奏者として、2016年第65回ARD ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門 第3位に入賞、2019年ニューヨークで開催されたYoung Concert Artists International Auditionにて優勝、第10回横浜国際音楽コンクールアンサンブル部門第1位、第12回ルーマニア国際音楽コンクール アンサンブル部門第1位、第4回 宗次ホール弦楽四重奏コンクール第1位。第22回ホテルオークラ音楽賞受賞。今井信子、マルタ・アルゲリッチ、ダン・タイソンの各氏と共演。テレビ朝日「題名のない音楽会」NHK-FM「リサイタル・パッシオ」などに出演。東京・春・音楽祭、ヴィオラスペース、宮崎国際音楽祭、霧島国際音楽祭、北九州国際音楽祭、その他多数出演。 シャネル・ピグマリオン・デイズアーティスト。新日本フィルハーモニー交響楽団ヴィオラ首席奏者。上原ひろみザ・ピアノ・クインテットメンバー。これまでに、ヴィオラを佐々木亮、ヴァルター・キュスナーの各氏に師事。使用楽器は宗次コレクションより特別に貸与されたMontagnana.
佐藤晴真(チェロ) Haruma Sato, violoncello
実力・人気を兼ね備えた若い世代を代表するチェリスト。2019年、長い伝統と権威を誇るミュンヘン国際音楽コンクール チェロ部門において日本人として初めて優勝して、一躍国際的に注目を集めた。18年には、ルトスワフスキ国際チェロ・コンクールにおいて第1位および特別賞を受賞している。ほかにも泉の森ジュニア チェロ・コンクール金賞、全日本学生音楽コンクール第1位および日本放送協会賞、日本音楽コンクール第1位および徳永賞・黒柳賞、ドメニコ・ガブリエリ・チェロコンクール第1位、アリオン桐朋音楽賞など、多数の受賞歴を誇る。すでに、国内外のオーケストラと共演を重ねており、室内楽公演などにも出演して好評を博している。NHKテレビ、NHK-FMにもたびたび出演。18年、ワルシャワにて「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」に出演。19年には、本格デビューとなるリサイタル公演を成功裡に終える。20年11月には、名門ドイツ・グラモフォンよりデビューアルバムとなる『The Senses~ブラームス作品集~』をリリースし、第13回CDショップ大賞2021クラシック賞を受賞。21年11月には、セカンド・アルバム『SOUVENIR~ドビュッシー&フランク作品集』をリリース。これまでに、林良一、山崎伸子、中木健二の各氏に師事。現在は、ベルリン芸術大学にてイェンス=ペーター・マインツ氏に師事している。13年東京都北区民文化奨励賞受賞。15年ヤマハ音楽振興財団奨学生。16年度東京藝術大学宗次特待奨学生。18年ロームミュージックファンデーション奨学生。20年、音楽芸術文化の発展に貢献し、将来一層の活躍が期待される若手チェリストに贈られる、第18回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第30回出光音楽賞を受賞。21年、ミュンヘン国際音楽コンクールチェロ部門での日本人で初めて第一位入賞という功績をたたえられ、文化庁長官表彰に選出された。使用楽器は宗次コレクションより貸与されたE.ロッカ1903年。ベルリン在住。