鷲尾麻衣 ソプラノ・リサイタル
各回全席指定リクライニング席 2,200円(税込)
セントアンドリュース国際コンクール優勝等、国内外での入賞多数。『ドン・ジョヴァンニ』『魔笛』『ラ・ボエーム』など数々のオペラで活躍のほか、オーケストラとの共演も多く、ソリストとしても好評を得ているソプラノの鷲尾麻衣による待望のリサイタル!武満徹の「小さな空」や山田耕筰の「この道」、穴見めぐみ作曲・金子みすゞ作詩の「星とたんぽぽ」など、郷愁を感じさせる日本歌曲に加え、親しみのあるイタリアの歌の数々を披露いたします。心をじんわりとほぐすような深みのある歌声と、優しくあたたかな旋律、詩を味わう1時間をご堪能ください。
出演
鷲尾麻衣(ソプラノ) 吉田幸央(ピアノ)
※出演を予定しておりましたピアノの穴見めぐみさんは、体調不良により出演出来なくなり、代わりまして、吉田幸央さんが出演いたします。
プログラム
武満徹(詞:武満徹):小さな空
Toru Takemitsu (words by Toru Takemitsu) : Chiisana sora
山田耕筰(詞:北原白秋):この道
Kōsaku Yamada (words by Hakushu Kitahara) : Kono michi
穴見めぐみ(詞:金子みすゞ):星とたんぽぽ
Megumi Anami (words by Misuzu Kaneko) : Hoshi to Tanpopo
ジョルダーニ:カロ・ミオ・ベン
Giordani : Caro mio ben
ヘンデル:歌劇「リナルド」より “私を泣かせてください”
Händel : “Lascia ch'io pianga” from Opera ‘Rinaldo’
他
プロフィール
鷲尾麻衣(ソプラノ) Mai Washio, soprano
東京藝術大学卒業。新国立劇場オペラ研修所修了。文化庁派遣芸術家研修員としてニューヨークで、ロームミュージックファンデーション特別研究生としてロンドンで研鑽を積む。セントアンドリュース国際コンクール優勝等国内外での入賞多数。ハンターカレッジ『安寿と厨子王』で主演し〈ニューヨークタイムズ紙〉に絶賛されるほか、カナダの日加友好80周年記念ガラ・コンサートに出演し、その模様は現地のテレビ放映により話題を呼んだ。国内では、新国立劇場『ドン・ジョヴァンニ』『魔笛』『こうもり』、小澤征爾音楽塾『こうもり』、バッティストーニ指揮東京フィル定期オペラ『イリス』等で好評を博し、最近では東京芸術劇場『真珠とり』レイラ、『ドン・ジョヴァンニ』エルヴィーラ、宮崎国際音楽際『ラ・ボエーム』ムゼッタ、トヨタコミュニティ『ラ・ボエーム』ミミなどに加え、宮川彬良作曲『ブラックジャック』に出演するなど活動の幅を広げている。また、東京フィル、読響、東響、新日本フィル、日本フィル、台北市立交響楽団等、ロシアナショナル管弦楽団など数多くのオーケストラと共演し、ベートーベン「第九」、マーラー「交響曲第4番」、「リュッケルト歌曲集」、モーツァルト「レクイエム」、フォーレ「レクイエム」、ラター「マニフィカト」のソロでも高い評価を得ている。2017年オクタヴィアレコードよりファーストアルバム《MAI WORLD》をリリース。他にも、佐渡裕指揮「サントリー1万人の第九」、NHK音楽祭オープニングコンサート、テレビ朝日「題名のない音楽会」「関ジャニ∞のTheモーツァルト音楽王No.1決定戦」など多方面で活躍中。日本大学芸術学部非常勤講師、平成音楽大学講師。二期会会員。
吉田幸央(ピアノ) Sachio Yoshida, piano
神奈川県横浜市出身。国立音楽大学、同大学大学院を経て、ドイツ国立ケルン音楽大学を卒業。またザルツブルク(墺)、カリアリ(伊)、ダウン(独)、ミュンヘン(独)の各地でマスタークラスを修了。日本帰国後は、横浜・東京・仙台・ケルンの各地でリサイタルを開催し好評を博す。またアンサンブルピアニストとして、ニューヨークや日本全国各地で演奏。現在はリサイタルやトークコンサートのほか、声楽家との共演を主な活動としていて、歌手からも絶大な信頼を得ている。しっかりと芯のあるタッチに確かな音楽性で、これから益々の活躍が期待されるピアニストのひとりである。YouTubeチャンネル「ピアニスト吉田幸央 Sachio Yoshida」「じゃんばりピアノ【2台ピアノ】」「Trio99(トリオツーナイン)」でも演奏の配信を行っている。これまでにピアノを佐野幸枝、故・片瀬敬子、渋谷淑子、今井顕、ヴァシリー・ロバノフの各氏に、室内楽を徳永二男、長尾洋史、アントニー・シピリの各氏に師事。