Hakuju Hall 20周年記念

カウンターテナーの饗宴

全席指定:5,000円(税込)
カウンターテナーの饗宴
藤木大地©hiromasa 村松稔之©T.Tairadate 

2003年10月に開館したHakuju Hallは、今年開館20周年を迎えます。その節目のお祝いにHakuju Hall にゆかりのある豪華メンバーで「カウンターテナーの饗宴」をお届けいたします。女声に相当する高音域を歌うカウンターテナーのメンバーは、1997年映画「もののけ姫」の主題歌を歌い、幅広い年齢層から支持を得て不動の人気を博し、2018年の「Hakuju Hall 15周年記念ガラコンサート」にも出演した米良美一、2015年からHakuju Hallで行われた田尾下哲プロデュース「音楽劇紀行 バロック・オペラからミュージカルへ ~音楽劇の歴史を追う」シリーズに出演、2017年にウィーン国立歌劇場デビューを果たしソロとしては日本人として初の快挙を成し遂げた藤木大地、2021年「リクライニング・コンサート」に出演、2022年ヘンデルのオペラ『ジュリオ・チェーザレ』のクレオパトラの従者ニレーノ役で新国立劇場オペラデビューを果たした村松稔之の3名。そして前述の「音楽劇紀行」シリーズで音楽監督を務めた作曲家でピアニストの加藤昌則が歌い手3人をサポートいたします。
バロック音楽や日本の歌を交えた何度でも聴きたくなる名曲の数々、郷愁を誘うアンサンブルは必聴です。お祝いムード溢れる一夜限りのカウンターテナーの饗宴をお楽しみください。

出演

米良美一、藤木大地、村松稔之(以上、カウンターテナー)
加藤昌則(ピアノ)

プログラム

[村松ソロ]
J.A.ハッセ:オラトリオ「聖ペトロとマグダラのマリア」より “我が苦しみよ、急げ”
J.A.Hasse : “Mea tormenta, properate” from Oratorio ‘Sanctus Petrus et Sancta Maria Magdalena’

G.F.ヘンデル:歌劇「リナルド」より “私を泣かせてください”
G.F.Händel : “Lascia ch'io pianga” from Opera ‘Rinaldo’

G.ロッシーニ:歌劇「タンクレーディ」より “この胸の高鳴りに”
G.Rossini : “Di tanti palpiti” from Opera ‘Tancredi’

[藤木ソロ]
武満徹(詞:谷川俊太郎):死んだ男の残したものは
Toru Takemitsu (words by Shuntaro Tanikawa) : All that the Man Left Behind when He Died

寺島尚彦(詞:寺島尚彦):さとうきび畑
Naohiko Terashima (words by Naohiko Terashima) : Satokibi Batake

村松崇継(詞:Miyabi):いのちの歌
Takatsugu Muramatsu (words by Miyabi) : Inochi no Uta


[米良ソロ]
久石譲(詞:宮崎駿):もののけ姫
Joe Hisaishi (words by Hayao Miyazaki) : Princess Mononoke

美輪明宏(詞:美輪明宏):ヨイトマケの唄
Akihiro Miwa (words by Akihiro Miwa) : Yoitomakeno Uta


[加藤昌則 作品]
加藤昌則(詞:千家元麿):落葉 [村松]
Masanori Kato (words by Motomaro Senge) : Ochiba

加藤昌則(詞:高村光太郎):レモン哀歌 [藤木]
Masanori Kato (words by Kotaro Takamura) : Remon aika

加藤昌則(詞:山之口貘):ミミコ三部作 [米良]
Masanori Kato (words by Baku Yamanokuchi) : Mimiko Sanbusaku


[三重唱]
加藤昌則編:日本の歌メドレー
Masanori Kato arr. : Japanese song medley

※曲目は変更になる場合がございますのでご了承ください。

プロフィール

米良美一(カウンターテナー) Yoshikazu Mera, countertenor

先天性骨形成不全症という難病と闘いながらも、幼少時より歌の世界で才能を光らせる。音楽で生きることを決意し、洗足学園音楽大学を首席で卒業。オランダ政府給費留学生としてアムステルダム音楽院に留学している。バッハ・コレギウム・ジャパンの定期公演で教会カンタータを歌ってデビューし、宮崎駿監督作品もののけ姫の主題歌を歌って一躍脚光を浴びる。以後、カウンター・テナー歌手として、世界的活躍を続ける。テレビ・ラジオにも多数出演し、親しみやすい人柄と個性豊かな語り口は、世代を越えて人気を集めている。しかし、2015年にくも膜下出血を発症し、一時は復帰ができないことも懸念された。またステージに立ちたいという一途な気持ちでリハビリを行い、奇跡的に復帰を果たした。この経験を通して、生きながら生まれ変わる(社会復帰)喜びを伝える講演活動も行っている。
[受賞歴]
第 12 回日本ゴールドディスク大賞
第 21 回日本アカデミー賞協会特別賞として主題歌賞をそれぞれ受賞。
[CD]
キングレコードやスウェーデンBIS、韓国のレーベルより世界各国で多数発売されている。2014 年には宮川彬良氏と「手紙」をリリース、2017 年にはCDデビュー20周年を記念した2枚組のコンピレーションアルバム「無言歌」がキングレコードよりリリースされた。
[出演]
NHK放送 90 年記念大河ファンタジー・ドラマ「精霊の守り人」をはじめ、テレビ出演多数。最近では米良美一のBeautiful Life(2022年4月~ MRTラジオ、ラジオ大阪)に出演している。

米良美一
 

藤木大地(カウンターテナー) Daichi Fujiki, countertenor

2017年、オペラの殿堂・ウィーン国立歌劇場にライマン『メデア』ヘロルド役で鮮烈にデビュー。東洋人のカウンターテナーとして初めての快挙で、大きなニュースとなる。2012年、第31回国際ハンス・ガボア・ベルヴェデーレ声楽コンクールにてオーストリア代表として2年連続で選出、世界大会でファイナリストとなり、ハンス・ガボア賞を受賞。同年、日本音楽コンクール第1位。2013年、ボローニャ歌劇場にてグルック『クレーリアの勝利』マンニオ役に抜擢されてヨーロッパデビュー。国際的に高い評価を得る。国内では、主要オーケストラとの公演や各地でのリサイタルが常に絶賛され、全国からのオファーが絶えない。2017年、ファーストアルバム「死んだ男の残したものは」(キングインターナショナル)をリリース。2018年には、村上春樹原作の映画「ハナレイ・ベイ」の主題歌を担当、同時にメジャー・デビュー・アルバム「愛のよろこびは」(ワーナーミュージック・ジャパン)を発表。2020年、東京文化会館にて企画原案・主演をつとめた新作歌劇『400歳のカストラート』が大成功をおさめた。また、新国立劇場2020/21シーズン開幕公演 ブリテン『夏の夜の夢』にオーベロン役で主演、続けてバッハ・コレギウム・ジャパンとのヘンデル『リナルド』でもタイトルロールを務め、その圧倒的な存在感と唯一無二の美声で聴衆を魅了し、オペラ歌手としての人気を不動のものにする。2021年、大野和士の総合プロデュースにより新国立劇場にて世界初演された渋谷慶一郎『スーパーエンジェル』(島田雅彦台本)ではアキラ役で主演。アンドロイド「オルタ3」との共演は画期的なオペラのかたちを世界へ提示した。11月にはニューアルバム「いのちのうた」(キングインターナショナル)がリリースされた。2022年10月には、新国立劇場 ヘンデル『ジュリオ・チェーザレ』トロメーオ役で出演。バロックからコンテンポラリーまで幅広いレパートリーで活動を展開し、デビューから現在まで絶えず話題の中心に存在する、日本が世界に誇る国際的なアーティストのひとりである。洗足学園音楽大学客員教授。横浜みなとみらいホール プロデューサー 2021-2023。
公式ホームページ:www.daichifujiki.com

藤木大地
© hiromasa

村松稔之(カウンターテナー) Toshiyuki Muramatsu, countertenor

京都市出身。東京藝術大学音楽学部声楽科、同大学院修士課程独唱科を 首席で修了。 その後イタリアに渡り、ノヴァーラG.カンテッリ音楽院古楽声楽科で研 鑽を積む。 第20回ABC新人オーディション最優秀音楽賞、第16回松方音楽賞奨励 賞、第12回千葉市芸術文化新人賞、第24回青山音楽賞新人賞、第13回 東京音楽コンクール第3位等受賞。2017年度野村財団奨学生、2019年度 京都市芸術文化特別奨励者。 これまでに藤花優子、伊原直子、寺谷千枝子、R. バルコーニの各氏に 師事。 NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」やABC放送(共演:大阪フィル)などの TV、ラジオへの出演も多く、2022年6月から毎月1回のペースで、日本 で唯一のクラシック専門ラジオ局OTTAVAに番組「村松としゆきラ・ ヴォーチェ」を配信している。 国内主要オーケストラとの共演も多数あり、日本ヘンデル協会『フラー ヴィオ』タイトルロール、バッハ「カンタータ」、「ヨハネ受難曲」、 ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクイエム」などのソリストを 務める傍ら、2017年三枝成彰『狂おしき真夏の一日』ユウキ役で好評 を博したほか、A.ライマンの歌曲「カウンターテナーとピアノのための 5つの歌曲」(日本初演)や、現代歌曲を加えたプログラムで出演したラ・ フォル・ジュルネTOKYO 2018、2020年の井上道義×野田秀樹『フィガロ の結婚』ケルビーノ役など、従来のカウンターテナーの領域である古楽 の枠だけにとらわれない幅広いジャンルのレパートリーを持っている。 また2022年6月には、ジャズアレンジでのCD武満徹ソング・ブック「小 さな空」をリリースし「レコード芸術」2022年8月号で特選盤に選ばれ るなど、活躍の場を広げている。2022年10月には、ヘンデルのオペラ 『ジュリオ・チェーザレ』のクレオパトラの従者ニレーノ役で新国立劇 場へのオペラデビューを果たし、高い評価を得る。 現在、最も注目されている新進気鋭のカウンターテナーである。
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村松稔之
© T.Tairadate

加藤昌則(作曲/ピアノ) Masanori Kato, composer / piano

神奈川県出身。東京藝術大学作曲科を首席で卒業し、同大学大学院修了。作品のジャンルはオペラ、管弦楽、声楽、合唱曲など幅広く、作品に新しい息吹を吹き込む創意あふれる編曲にも定評がある。福田進一、藤木大地、福川伸陽、三浦友理枝、奥村愛など多くのソリストに楽曲提供をしており、共演ピアニストとしても評価が高い。2001年デビューCD「SOLO」(アートユニオン)リリース。同CDの収録曲の楽譜集も出版。女声合唱組曲「5つのソネット」や宮本益光作詞による合唱組曲「あしたのうた」など楽譜も多く出版されている。2005年、日本を代表するクラシカル・サクソフォン奏者、須川展也からの委嘱により、「スロヴァキアン・ラプソディ〜サクソフォンとオーケストラのための〜」を作曲、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の東京公演(サントリーホール)で初演され、その後、須川展也のアルバムにも収録。また2009年ブラティスラヴァにても演奏され満場の喝采を浴びた。2006年自身初のオペラ作品《ヤマタノオロチ》を発表、日本経済新聞紙上などで絶賛される。その後も2006年管弦楽曲《刻の里標石(ときのマイルストーン)》(神奈川フィルハーモニー管弦楽団委嘱作品/2008年東京オペラシティコンサートホール開館10周年記念公演にて再演)、2012年「福島復興・復活オペラプロジェクト」オペラ《白虎》(第11回佐川吉男音楽賞受賞)、2013年管弦楽曲《Legends in the Sky》、2014年連作歌曲《二本の木》(王子ホール委嘱作品)、2015年合唱曲《地球をつつむ歌声》(NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲)、2018年管弦楽曲《Sixteenth Montage》(セントラル愛知交響楽団委嘱作品)ほか、数多くの作品を発表。NHK2020応援ソング「パプリカ」の合唱編曲も手掛けている。独自の視点・切り口で企画する公演やクラシック講座などのプロデュース力にも注目を集めており、王子ホール「銀座ぶらっとコンサート Caféシリーズ」(企画・ピアノ)、東京・春・音楽祭 「ベンジャミン・ブリテンの世界」(企画・構成)、「日生劇場ファミリーフェスティヴァル」(作編曲・構成)を務めている。最新CDは2017年発売「PIANO COLOURS」(エイベックス・クラシックス)。2016年4月よりNHK-FM「鍵盤のつばさ」番組パーソナリティーを担当。2019年より長野市芸術館レジデント・プロデューサー。2022年4月、ひらしん平塚文化芸術ホール 音楽アンバサダーに就任。
公式ホームページ:www.masanori-music.com

加藤昌則
 

主催:Hakuju Hall / 株式会社 白寿生科学研究所