坂本彩、坂本リサ(ピアノ連弾)
19:30Start(19:00Open)
各回全席指定リクライニング席 2,750円(税込)
2021年、第70回ARDミュンヘン国際音楽コンクールピアノデュオ部門において、日本人デュオとして初の第3位・聴衆賞を受賞、国内外のコンクールにおいて入賞を重ねる坂本彩と坂本リサが今回はピアノ連弾でリクライニング・コンサートに登場。G.ビゼー「子供の遊び」、詩の世界が音画風に描かれるC.ドビュッシーの「6つの古代のエピグラフ」、旋律やリズムが魅力的な「小組曲」、そしてF.シューベルトの「大ソナタ」と4手連弾のみのプログラムをご用意いたしました。デュオを始めたのは6歳と4歳のときという、姉妹ならではの息の合った演奏は必聴です。
出演
坂本彩、坂本リサ(以上、ピアノ)
プログラム
G.ビゼー:子供の遊び op.22 より
G.Bizet : from Jeux d'enfants op.22
C.ドビュッシー:6つの古代のエピグラフ
C.Debussy : 6 Epigraphes antiques
C.ドビュッシー:小組曲
C.Debussy : Petite Suite
F.シューベルト:大ソナタ 変ロ長調 D 617
F.Schubert : Grand Sonate in B♭ major D 617
プロフィール
Piano Duo Sakamoto(ピアノデュオ) Piano Duo Sakamoto
最難関として知られる第70回ARDミュンヘン国際音楽コンクールのピアノデュオ部門において、日本人デュオとして初の第3位入賞、併せて聴衆賞を受賞。第32回ピティナ・ピアノコンペティションジュニア2台の部優秀賞(第1位)、第7回国際ピアノデュオコンペティション(ポーランド)にて第1位及びパデレフスキ賞、第21回シューベルト国際ピアノデュオコンクール(チェコ)にて第1位を受賞するなど、国内外のコンクールにおいて入賞を重ねている。2022年3月、日本センチュリー交響楽団定期演奏会において、久石譲作曲「Variation 57〜2台のピアノのための協奏曲〜」管弦楽版を作曲者自身による指揮のもと世界初演。同年9月にハワード・グリフィス指揮、ウィーン放送交響楽団と、10月にはジョナサン・ノット指揮、東京交響楽団とモーツァルト「2台のピアノのための協奏曲 K.365」を共演。23年5月、九州交響楽団定期演奏会にてパスカル・ロフェ指揮のもとプーランク「2台のピアノのための協奏曲」を演奏。さらに日本フィルハーモニー交響楽団、バイエルン放送交響楽団ほか、数々のオーケストラや奏者と共演するなど、日本とドイツを拠点に積極的な演奏活動を行っている。 19年NHK-FM「ありがとうFM50」生放送にて演奏。NHK「クラシック倶楽部」「ベストオブクラシック」、NHK Eテレ「囲碁フォーカス」、TNC「記者のチカラ」、フジテレビ「めざましテレビ」他、テレビや新聞などのメディアにも多数取り上げられる。 姉妹ともに東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程ピアノ科で学び、ロストック音楽・演劇大学(独)ピアノデュオ科修士課程、および同大学の国家演奏家資格課程を最優秀の成績で修了。 2021年度ブルーノ・フライ音楽賞、23年度福岡市文化賞を受賞。ピアノデュオを田中美江、横山幸雄、加藤真一郎、伊藤恵、Piano Duo Chipak Kushnir、Hans-Peter Stenzl & Volker Stenzlの各氏に師事。姉妹共に囲碁三段の免状を持つ。
坂本彩(ピアノ) Aya Sakamoto, piano
福岡県出身。福岡女学院高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部を経て、東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程ピアノ科を修了。大学院修了時に、大学院アカンサス賞、藝大クラヴィーア賞を受賞。第63回全日本学生音楽コンクール高校の部北九州大会第1位、全国大会第2位。第60回西日本国際音楽コンクールにおいて末永賞(グランプリ)。第11回ルーマニア国際音楽コンクールピアノ部門最高位及びNPO法人おおきな木スペース賞、その他多数受賞。ポーランド室内クラクフ管弦楽団、九州交響楽団、カードゥッチ弦楽四重奏団、ダンテ弦楽四重奏団との共演をはじめ、室内楽、器楽、声楽や合唱などのアンサンブルにおいても幅広く演奏活動を行っている。国内外のアカデミーにて、故F.W.Schnurr、P.Devoyon、D.Yoffeの各氏、他多くのマスタークラスを受講し研鑽を積む。2013〜15年ザルツブルク夏期国際音楽アカデミーに参加、アカデミーコンサートに選抜され出演。これまでに、ピアノを巣山千恵、田中美江、徳丸聡子、草冬香、横山幸雄、三上桂子、 本村久子、伊藤恵の各氏、室内楽を田崎悦子、藤井一興の各氏に師事。
坂本リサ(ピアノ) Risa Sakamoto, piano
福岡県出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部卒業。卒業時に同声会賞を受賞。同大学院音楽研究科修士課程にて研鑽を積む。 全日本学生音楽コンクール北九州大会において、第61回小学校の部第1位、 第63回中学校の部第2位、第66回高校の部第1位。 第7回エレーナ・リヒテル国際ピアノコンクール第1位。 第61回西日本国際音楽コンクールにおいて西日本音楽協会賞受賞。第6回せんがわピアノオーディション最優秀賞受賞。せんがわ劇場にてリサイタルを開催。第22回コンセール・マロニエ21において第3位。2017年、学内にてモーニングコンサート出演者に選出され、高関健指揮、藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演。国内外のアカデミーにて、D.ヨッフェ、P.ドゥヴァイヨン、K.ヘルヴィッヒの各氏、他多数のマスタークラスを受講。12年〜15年ザルツブルク夏期国際音楽アカデミーにて、アカデミーコンサートに出演。各地でのソリストとしての演奏の他、室内楽や歌曲伴奏の活動も積極的に行っている。 これまでに、ピアノを巣山千恵、田中美江、徳丸聡子、草冬香、横山幸雄、伊藤恵の各氏、ピアノデュオを加藤真一郎氏、室内楽を津田裕也、三界秀美の各氏に師事。
主催:Hakuju Hall / 株式会社 白寿生科学研究所