第5回 白寿こどもヴァイオリンコンクール 入賞者記念コンサート
子ども(小学6年生まで)1,100円
昨年8月に行われた第5回 白寿こどもヴァイオリンコンクールの入賞者による記念コンサートです。カテゴリー1と2の第1位~第3位入賞者のソロに加え、第5回の審査委員の方々との共演で子どもたちの演奏をお聴き頂けます。各カテゴリーの第1位と第2位の方には、とても貴重な分数サイズの名器が日本ヴァイオリンより貸与されており、今回の演奏に用いられる予定です。この度第5回のコンクールを開催し、未来ある子どもたちに素晴らしい楽器を貸与し、指導者との縁を紡ぐ「場」を提供出来ます事を大変嬉しく思っています。また、このコンサートが、子どもたちが未来を掴み、ここから巣立ち素晴らしい音楽人生への第一歩を踏み出すきっかけとなることを願っております。
出演
※学年・年齢は2024年8月のコンクール時点のものです。
(カテゴリー1)
第1位 遠藤陽太(小学2年生/7歳)
第2位 山本千覚(小学1年生/6歳)
第3位 澤悠唯斗(小学2年生/7歳)
(カテゴリー2)
第1位 ベバン慧奈モーリーン(小学4年生/9歳)
第2位 宮之原海織(小学4年生/9歳)
第3位 高松優里子(小学3年生/9歳)
(第5回白寿こどもヴァイオリンコンクール審査委員) 大谷康子 漆原朝子 久保田巧
(賛助出演) 松本征志(チェロ)、小澤佳永(ピアノ)
プログラム
N.パガニーニ(F.クライスラー編):ラ・カンパネラ <澤>
M.ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 op.26 より 第1楽章 <山本>
E.ラロ:スペイン交響曲 op.21より 第1楽章 <遠藤>
M.ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 op.26 より 第3楽章 <高松>
P.チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ ハ長調 op.34 <宮之原>
F.メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64より 第1楽章(カットあり) <ベバン>
J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043 <遠藤/久保田/松本/小澤>
A.ヴィヴァルディ:「調和の霊感」 op.3 より
4つのヴァイオリンのための協奏曲 第10番 ロ短調 RV 580<漆原/山本/高松/澤/松本/小澤>
M.モシュコフスキ:2つのヴァイオリンとピアノのための組曲 ト短調 op.71より
第1楽章、第4楽章<宮之原/久保田/小澤>
D.ショスタコーヴィチ:2つのヴァイオリンとピアノのための5つの小品 <ベバン/大谷/小澤>
プロフィール
大谷康子(ヴァイオリン) Yasuko Ohtani, violin
2025年にデビュー50周年を迎える。人気・実力ともに日本を代表するヴァイオリニスト。これまでにリサイタルはもとより、N響、モスクワ・フィル、スロヴァキア・フィルなど国内外の著名なオーケストラと多数共演。キーウ(キエフ)国立フィルとは17年以降毎年招聘されている。また、19年5月に実力派ピアニスト、イタマール・ゴランと全国ツアー(12都市)を開催し、好評を博す。最新CDはイタマール・ゴランとのフランスのエスプリ薫る珠玉の名曲集。CDは他に、ベストセラー「椿姫ファンタジー」(SONY)や、「R.シュトラウス/ベートーヴェン・ソナタ№5(ピアノ: イタマール・ゴラン)」(SONY)も評価が高い。著書に「ヴァイオリニスト 今日も走る!」(KADOKAWA)がある。BSテレ東(毎週土曜朝8時)「おんがく交差点」では司会・演奏を務める。文化庁「芸術祭大賞」受賞。東京音楽大学教授。元東京藝術大学客員教授。東京藝大ジュニア・アカデミー特別教授。(公財)練馬区文化振興協会理事長。川崎市市民文化大使。高知県観光特使。(公財)日本交響楽振興財団理事。(公社)日本演奏連盟理事。使用楽器はピエトロ・グァルネリ(1708年製)。
公式ホームページ: https://www.yasukoohtani.com
【公式YouTube】「大谷康子のやっこチャンネル」演奏動画続々公開中!

漆原朝子(ヴァイオリン) Asako Urushihara, violin
第2回日本国際音楽コンクール最年少優勝。ジュリアード音楽院卒業。1988年N響定期公演でデビュー。ニューヨークやワシントンでのリサイタルが絶賛を博し、マールボロ音楽祭等に登場。巨匠ベリー・スナイダーとのデュオは長年好評を博しており、2017年には『エルガー:ヴァイオリン協奏曲』ライヴレコーディングをリリースして大きな話題となる。平成26年度文化庁芸術祭優秀賞受賞。東京藝術大学教授、大阪音楽大学特任教授。

久保田巧(ヴァイオリン) Takumi Kubota, violin
4歳よりヴァイオリンを始め、福島幸雄、西島英子、外山滋、江藤俊哉の各氏に師事。桐朋女子高等学校音楽科を経て、ヴォルフガング・シュナイダーハン氏に師事。1983年第2回フリッツ・クライスラー国際コンクール第2位、第3回ミケランジェロ・アバド国際音楽コンクール第1位、84年ミュンヘン国際コンクールに日本人初優勝。桐朋学園大学教授、国立音楽大学客員教授として後進の指導にあたるほか、オリジナリティ溢れる子供教育公演も好評を博している。

主催:Hakuju Hall / 株式会社 白寿生科学研究所
企画制作:株式会社 日本ヴァイオリン
主催者代表/発起人:原昭邦
実行委員:原浩之、中澤創太