第20回 Hakuju ギター・フェスタ 2026  20周年記念ガラ・コンサート

2026年08月22日(土)
15:30Start(15:00Open)

2026年

8月21日(金) 16:00開演(15:30開場) オープニング
 全席指定5,500円(税込)
8月22日(土) 11:00開演(10:30開場) 旬のギタリストを聴く
 全席指定1,100円(税込) ※約45分/休憩なし
8月22日(土) 15:30開演(15:00開場) 
 全席指定5,500円(税込)
8月23日(日) 15:00開演(14:30開場) フィナーレ
 全席指定5,500円(税込)

第20回 Hakuju ギター・フェスタ 2026  20周年記念ガラ・コンサート
小暮浩史 ©Fumiatsu Hattori 河野智美©Yuki Tanzawa 大萩康司 ©SHIMON SEKIYA

荘村清志と福田進一をプロデューサーに迎えて、ギターの魅力を伝え続けてきたギター・フェスタですが、今年で第20回を迎えます。そこで<Hakuju ギター・フェスタ 2026>は、巨匠から若手までの日本を代表するギタリスト15名を集め、ガラ・コンサート形式で開催いたします。今までにご出演いただいた方々を中心に、初の組み合わせも含めたデュオやトリオで構成し、銘々のソロ、アンサンブルと、アンコール・ゲストに荘村・福田が加わり、それぞれの組み合わせによる個性を存分に味わえるギター三昧のフェスタをお届けいたします。
オープニングの前半は、第14回(2019年)の「旬のギタリスト」は完売、それ以来の登場となる秋田勇魚と、第16回(2022年)に初登場した猪居亜美の、若手でいま最も勢いのある二人の共演です。後半は日本を代表するフラメンコギタリストの沖仁、第1回(2006年)から出演し、多くのギターへの編曲やジャンルを超えた活動で益々活躍している鈴木大介、フェスタ初登場の若手注目株の菅沼聖隆のトリオで、ジャンル違いの化学反応が楽しみです。
2日目は、第1回の新人ギタリストを紹介するコーナーと第10回(2015年)にも出演し、久々のフェスタ出演となる松尾俊介と、第9回(2014年)の「旬のギタリスト」に出演以来となる小暮浩史の、中堅ギタリストの中で今後への期待が高まる二人が登場。後半は、第2回(2007年)以来度々出演し、現在様々な方との共演などで活躍の場を広げる大萩康司、第17回(2023年)と第19回(2025年)に登場し、いま女性ギタリストの中で国内外での活躍が目覚ましい河野智美の注目の二人による演奏をお聴きいただけます。
フィナーレ前半は、「旬のギタリスト」第6回(2011年)松田弦、第13回(2018年)徳永真一郎、第17回岡本拓也に出演した3人によるトリオです。この3人と朴葵姫さんとの「タレガ・ギターカルテット」は有名ですが、この3人でのアンサンブルを聴けるのは数少ない機会です。ここに荘村・福田がアンコールで加わり、巨匠と若手の共演も注目です。後半は、荘村清志と福田進一の組み合わせでこの20回を締めくくります。荘村は自身が初演を多く手掛けた武満徹作品を取り上げます。没後30年の記念の年に初演者で聴けるのは貴重。福田は王道のクラシックとバロックでソルとバッハの作品を披露します。記念すべき20回の委嘱は、自身もギタリストである大坪純平の作品で世界初演を行います。このギター・フェスタと連携をしている大阪のフェニックスホールで行われているOsaka Guitar Summerも第15回を迎え、東京と大阪で節目の年となるため、共同委嘱作品となっております。Hakuju Hallでの世界初演の後に、大阪でも披露されます。
また、2日目の若手ギタリストの登竜門「旬のギタリストを聴く」には、2025年アンドレス・セゴビア国際ギターコンクール優勝など数々のコンクールで受賞を重ね、これから大きな期待をされている宮川春菜が登場いたします。
ギター音楽の可能性を広げ、魅力を伝えていくことを目的に始まったHakuju ギター・フェスタ。今年の夏は、フェスタ20周年記念公演にどうぞご注目ください。

プログラム

8月21日(金)16:00開演 オープニング

前半 秋田勇魚&猪居亜美

[出演] 
秋田勇魚、猪居亜美(以上、ギター)
アンコール・ゲスト:荘村清志

[プログラム]
【アンサンブル】(秋田&猪居)
吉松隆:組曲「アトム・ハーツ・クラブ・デュオ」
akashi Yoshimatsu:Suite ‘Atom Hearts Club Duo’
 
L.ブローウェル:「ビートレリアーナス」より
L.Brouwer:from ‘Beatlerianas’
 
【ソロ】
(猪居亜美)
J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
J.S.Bach:Jesus bleibet meine Freude 

L.ブローウェル:「ギター・ソナタ」より、第2楽章、第3楽章
LBrouwer:The 2nd & 3rd Movement from ‘Guitar Sonata’ 

(秋田勇魚)
M.デュプレッシー:ウランバートル
M.Duplessy:Ulaanbaatar 

後半 沖仁&鈴木大介&菅沼聖隆 

[出演] 
沖仁、鈴木大介、菅沼聖隆(以上、ギター) 
アンコール・ゲスト:福田進一     

[プログラム]
【アンサンブル】(全てトリオ)
パコ・デ・ルシア(鈴木大介編):二筋の川
Paco de lucia(arr.Daisuke Suzuki):Entre dos aguas 

沖仁(鈴木大介編):ファンタスマ
Oki Jin(arr.Daisuke Suzuki):Fantasma 

【ソロ】
(鈴木大介)
スペイン民謡:禁じられた遊び
Spanish folk songs:Romance "Jeux interdits" 
 
(菅沼聖隆)
スペイン民謡:禁じられた遊び
Spanish folk songs:Romance "Jeux interdits" 

(沖仁)
スペイン民謡:禁じられた遊び
Spanish folk songs:Romance "Jeux interdits" 
 


8月22日(土)11:00開演(約45分) 旬のギタリストを聴く

宮川春菜 リサイタル 

[出演] 
宮川春菜(ギター)

[プログラム]
F.タレガ:ヴェニスの謝肉祭による変奏曲
F.Tárrega:Variations on Carnival of Venice

C.サン=サーンス:「動物の謝肉祭」より第13曲 白鳥
C.Saint-Saëns:No.13 Le Cygne from ‘Carnival of the Animals’

F.リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
F.Liszt:Ungarische rhapsodie No.2


8月22日(土)15:30開演

前半 松尾俊介&小暮浩史

[出演]
松尾俊介、小暮浩史(以上、ギター)
アンコール・ゲスト:荘村清志

[プログラム]
【アンサンブル】(松尾&小暮)
R.ニャターリ:組曲「肖像」
R.Gnattali:Suite Retratos
       1.ピシンギーニャ Pixinguinha
       2.エルネスト・ナザレー Ernesto Nazareth
       3.アナクレイト・デ・メデイロス Anacleto de Medeiros
       4.シキーニャ・ゴンザガ Chiquinha Gonzaga

【ソロ】
(小暮浩史)
A.C.ジョビン(R.ディアンス編):フェリシダージ
A.C.Jobim(arr.R.Dyens):Felicidade

大坪純平:ギターのための神楽歌

閑喜弦介:Spread Away

(松尾俊介)
J.ダウランド:ファンタジー (P.1a)
J.Dowland:Fantasie (P.1a)

J.K.メルツ:ハンガリー風幻想曲 op.65-1
J.K.Mertz:Fantaisie hongroise op.65-1

R.ディアンス:ヴァルス・アン・スカイ
R.Dyens:Valse en skai


後半 河野智美&大萩康司

[出演]
河野智美、大萩康司 (以上、ギター)
アンコール・ゲスト:福田進一(ギター)

[プログラム]
【アンサンブル】(河野&大萩)
J.P.ラモー:ミューズたちの対話
J.P.Rameau:L'Entretien des Muses

J.S.バッハ:「平均律クラヴィーア曲集」より プレリュードとフーガ 第9番 BWV 854
J.S.Bach:Prelude and Fugue No.9 BWV 854 
      from ‘Das wohltemperierte Clavier’

H.ヴィラ=ロボス:プレリュード 第4番
H.Villa-Lobos:Prelude No.4

S.アサド:ジョビニアーナ 第1番
S.Assad:Jobiniana No.1

E.ジスモンチ:水とワイン
E.Gismonti:Agua e Vinho

A.ピアソラ:エスコラソ
A.Piazzolla:Escolaso

【ソロ】
(大萩康司)
R.ゲーラ:その明くる日
R.Guerra:Un dia despues

D.ミヨー:セゴビアーナ op.366
D.Milhaud:Segoviana op.366

(河野智美)
F.ハンド:ファンタジー
F.Hand:Lady Carey's Fantasy


8月23日(日)15:00開演 フィナーレ

前半 徳永真一郎&岡本拓也&松田弦

[出演]
徳永真一郎、岡本拓也、松田弦(以上、ギター)
アンコール・ゲスト:荘村清志、福田進一

[プログラム]
【アンサンブル】(徳永&岡本&松田)
西村朗:PIPA
Akira Nishimura:PIPA

【ソロ】
(徳永真一郎)
武満徹:フォリオス
Tōru Takemitsu:Folios

(岡本拓也)
S.L.ヴァイス:組曲 第1番より プレリュード
S.L.Weiss:Prelude from Suite No.1
           組曲 第2番より クーラント Courante from Suite No.2
           組曲 第16番より アレグロ Allegro from Suite No.16

(松田弦)
M.C=テデスコ:パッサカリア
M.C= Tedesco:Passacaglia

後半 荘村清志&福田進一

[出演]
荘村清志、福田進一(以上、ギター)

[プログラム]
【アンサンブル】(荘村&福田)
大坪純平:アワムーリの祝宴
      (第20回Hakujuギター・フェスタ2026(Hakuju Hall)/
      あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール2026年度
      共同委嘱作品)※世界初演

【ソロ】
(福田進一)
F.ソル:マルブルーの主題による序奏と変奏 op.28
F.Sor : Introduction and Variations on Malbroug op.28

J.S.バッハ(福田進一編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 
            ニ短調 BWV 1004より 第5曲 シャコンヌ 
J.S.Bach(arr.Shin-ichi Fukuda):No.5 Ciaccona from Violin Partita No. 2 
                  in d minor BWV 1004

(荘村清志)
武満徹:
Tōru Takemitsu:
   エキノクス
   Equinox 
 
     「ギターのための12の歌」より、“オーバー・ザ・レインボー”(H.アーレン)
   “Over the Rainbow” (H. ) from ‘12 Songs for Guitar’

      森のなかで ―ギターのための3つの小品―
   In the Woods −Three pieces for guitar−
       1.ウェインスコット・ポンド−コーネリア・フォスの絵画から−
     Wainscot Pond −after a painting by Cornelia Foss−
       2.ローズデール 
     Rosedale
       3.ミュアー・ウッズ
     Muir Woods 

プロフィール

荘村清志(ギター) Kiyoshi Shomura, guitar

実力・人気ともに日本を代表するクラシック・ギタリストとして長年にわたり第一線で活躍し、2024年にデビュー55周年を迎えた現在も、精力的な演奏活動を展開している。 
9歳よりギターを始め、小原安正に師事。1963年、来日した巨匠ナルシソ・イエペスの歓迎演奏会にて演奏を披露し、その才能を認められる。翌1964年、スペインに渡りイエペスに師事。1969年の日本デビュー・リサイタルでは「テクニック、音楽性ともに第一人者」と高く評価され、華々しいスタートを切る。 
1974年にはNHK教育テレビ『ギターを弾こう』に講師として出演し、その明快な指導と演奏で全国的な人気を博す。1977年と1980年には再びスペインに渡り、イエペスのもとで研鑽を積むと同時に、ヨーロッパ各地で演奏活動を展開。2007年には再びNHK教育テレビ『趣味悠々』に登場し、ギター界の第一人者としての地位を確固たるものとした。 2008年にはミラノ弦楽合奏団の日本ツアーにソリストとして参加。同年、ビルバオ交響楽団の定期演奏会に出演し、「アランフェス協奏曲」を録音。2009年にCDとしてリリースされ、日本ツアーも行われ高い評価を得た。 
2017年からは「荘村清志スペシャル・プロジェクト」(全4回)に取り組み、さだまさし、coba、古澤巌、錦織健らジャンルを超えたアーティストとの共演を実現。ギターの可能性を広げる意欲的な試みとして話題となった。 
2019年のデビュー50周年には、初のバッハ・アルバム『シャコンヌ』をリリース。2020年には朝日新聞の人気連載「人生の贈りもの」をまとめた書籍『弾いて飲んで酔いしれて ギターとともに50年』(吉田純子 編著)を出版。2022年にはcoba編曲による世界のポップス名曲選『ゴッドファーザー〜愛のテーマ』を発表。 
2025年には新イタリア合奏団とともにイタリア国内3都市を巡るツアーを行い好評を博した。 
また現代音楽にも積極的に取り組み、日本人作曲家に多くの作品を委嘱・初演し、ギターのレパートリー拡充に貢献。とりわけ武満徹とは深い関わりがあり、1974年に《フォリオス》、1993年に《エキノクス》を委嘱、1977年には《ギターのための12の歌》を、1996年には《森のなかで》を全曲初演した。武満没後20年の2016年には、各地で彼のギター作品を演奏し、好評を得た。 
現在、東京音楽大学特任教授として後進の指導にもあたっている。 
公式サイト:kiyoshishomura.com

荘村清志
© 良知賀津也

福田進一(ギター) Shin-ichi Fukuda, guitar

1955年、大阪生まれ。81年パリ国際ギターコンクールでのグランプリ優勝。以後、45年に亘り、日本を代表する国際派ギタリストとして、ソロ・リサイタル、主要オーケストラとの協演、一流ソリスト達との共演を続け、そのボーダーレスな音楽への姿勢は世界中のファンを魅了している。2019年のロシア・モスクワ、スイス・ジュネーヴ公演以降、コロナ禍で休止していた海外演奏活動を徐々に再開。23年は台湾・台北での2度のコンチェルトと韓国・大邱ギターフェスティバル、24年にはチェコ・ブルノ国際ギターフェスティバルに参加。さらに25年にはシカゴ、シアトルでのアメリカ・ツアー、また台湾各地で70歳記念のソロとコンチェルト、マスタークラスを行った。2025年12月には「福田進一70歳記念コンサート」として2DAYS公演を開催。(24日はフルート工藤重典をゲストに迎え大阪 ザ・フェニックスホール、翌25日は浜離宮朝日ホールにてNHK交響楽団メンバー&OBによる弦楽アンサンブルと共演) 1984年のデビューLP盤から40年のキャリアを経たディスコグラフィーは、既に110タイトルを超える。2024年は「悪魔の奇想曲(マイスター・ミュージック)」を発表。エドゥアルド・フェルナンデスとの名盤「デュオ~ウィーンプログラムへの誘い~」もリマスター・リリース、共に各誌で高い評価を得る。25年は同レーベルよりフェルナンデスとの「二人の友」、愛弟子 大萩康司との「アラベスク」を発表。 
楽譜出版では、現代ギター社より、22年「ヴァイス作品集~異邦人」、23年には「スカルラッティ~ギターのための12のソナタ集」を発表。25年には「バッハ〜2つのギターのためのコンチェルト/マルチェロ、ヴィヴァルディ、アルビノーニに基づく鍵盤作品編曲集」がリリースされた。 
広島エリザベト音楽大学、上海音楽院(中国)、アリカンテ大学(スペイン)各音大のギター科客員教授。東京、台北、ハバナ、アレッサンドリア、ハインスベルグ、コブレンツ、全米ギター協会など、主要国際ギターコンクールの審査員を歴任。 
平成19年度「外務大臣表彰」受賞。平成23年度芸術選奨「文部科学大臣賞」受賞。 公益社団法人日本ギター連盟 名誉理事。

福田進一
福田進一© Takanori Ishii

松尾俊介(ギター) Shunsuke Matsuo, guitar

パリ国立高等音楽院ギター科を審査員満場一致の首席で卒業。2005年、古楽と現代音楽に焦点を当てたファーストアルバム 「ヴァリエ1」をリリースし、トッパンホールにてデビュー・リサイタルを開催。その後はHAKUJUギターフェスタ、ベオグラード国際ギターアート・フェスティバル、サラエボの冬などの音楽祭に招かれるほか、東京オペラシティ「B→C」、東京春音楽祭、ザ・シンフォニーホール「未来の巨匠がつなぐバトンリレーコンサート」シリーズなどに出演。これまでに東京交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団等のオーケストラと共演し、ソリスト、室内楽奏者として、邦楽との共演や新作の初演など多彩な演奏活動を展開している。  
2016年に開催された武満徹没後20周年を記念したリサイタル「武満徹へのオマージュ」がNHK-FM「現代の音楽」で放送されたほか、バッハ作品をはじめ多数の編曲を手掛け、2019年には史上初のギター伴奏によるシューベルト「白鳥の歌」全曲演奏が高い評価を得る。一般財団法人地域創造公共ホール音楽活性化支援事業登録アーティスト。  
ギターを渡部延男、福田進一、アルベルト・ポンセ、キャレル・アルムス、オリヴィエ・シャッサンの各氏に、古楽をエリック・ベロック氏に、室内楽をラスロ・ハダディ、上田晴子の各氏に師事。  
CDは2008年マヌエル・ポンセ作品集「Varie4/Ponce Guitar Works」、2013年には自身がすべての編曲を手がけたバッハのリュート作品を中心とした「ギターが奏でるバッハの世界」、2015年「トリアエラ~ローラン・ディアンス作品集」、2016年「エキノクス~武満徹へのオマージュ」をリリース、いずれもレコード芸術誌特選盤に選ばれる。近年はウィーン音楽集「ビーダーマイヤー」「ザ・マティーカ・トリオ」をリリースし、特に最新盤「ウィーンの余韻~ジュリアーニ・メルツ作品集」はレコード芸術オンラインで推薦盤に選ばれた。 
松尾俊介Webサイト:https://shunsukematsuo.com

松尾俊介
 

小暮浩史(ギター) Hiroshi Kogure, guitar

世界的ギタリスト福田進一氏に「晩学の天才」と評され、東京国際ギターコンクール、ヴェリア国際ギターコンクール(ギリシャ)をはじめ、国内外の主要コンクールで多数受賞。 
これまでギターを高田元太郎、福田進一各氏に師事。2014年から2019年にかけてフランス・ストラスブール音楽院に留学。デュオ・メリス(アレクシス・ムズラキス/スサナ・プリエト両氏)、テオルボ・古楽演奏を今村泰典氏に学ぶ。帰国後は、東京オペラシティ「B→C」シリーズや東京春音楽祭「東博でバッハ」への出演、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」ゲスト出演など、各方面で注目を集める。これまでに発表した4枚のCDアルバムはすべて『レコード芸術』誌にて特選盤に選出され、2024年にはアルバム《フェリシダージ》をリリース。2025年にはスリランカ国立芸術大学に招聘され「第1回コロンボギターコンクール」の創設と審査委員長を務める。YouTubeチャンネル登録者は17,000人を超え、演奏・教育・執筆・国際交流を通して、ギターの可能性を多角的に発信し続けている。文化庁新進芸術家海外研修制度研修員。日本ギター連盟正会員。現在は東京を拠点に活動中。

小暮浩史
小暮浩史 © Fumiatsu Hattori

河野智美(ギター) Tomomi Kohno, guitar

東京国際ギターコンクール、アジア国際ギターコンクールなど、国内外のコンクールで入賞。 2011年、韓国にてDVD『Recollections』をリリース。CDはアールアンフィニより『祈り』(2013年)、ジャズクラシック作品集『リュクス』(2015年)、オール・バッハアルバム『The BACH』(2017年)、スペイン作品集『The Spain』(2019年)をリリース、いずれもレコード芸術誌で特選盤の評価を得ている。なかでも現代のコンポーザー・ギタリストに焦点をあてたアルバム『リュクス』は、音楽評論家の濱田滋郎より「ギター・アルバム中、最上級の成果」と評された。2018年サントリーホール・ブルーローズにて行われたバロックアンサンブルのコンサートでは、「ギター室内楽の新たな境地」と評判を呼んだ。2020年、サントリーホールにて東京フィルハーモニー交響楽団、梅田俊明指揮のもと「アランフエス協奏曲」「ある貴紳のための幻想曲」の2大ギターコンチェルトを演奏、秋にライブ盤アルバムとしてリリース(朝日新聞推薦盤)。2大ギターコンチェルトのライブ録音リリースは、世界でも稀有な試みと言われている。これまでにヨーロッパ、ロシア、アジア、南米等各国に招かれコンサートを行っている。なかでもマドリードの歴史あるアテネオホールにて人間国宝鶴賀流第11代家元鶴賀若狭掾とその一座、日本舞踊の花柳貴比、八王子車人形「西川古柳座」とのコラボレーション公演を行い、日西伝統芸能の共演は大きな反響を呼んだ。また、スペイン最大とも言われるホセ・トマス国際ギターコンクールにてユース部門の審査も務めている。2022年ヴァイオリン礒絵里子とともに「デュオ・パッシオーネ」を結成、初のアルバム『グラシア』をリリース。秋にはアメリカ東海岸ツアーを行い、巨匠エリオット・フィスク、ザイラ・メネシスと共演する。2023年ベトナムのギターフェスティバルに再び招かれたほか、オランダにてリコーダーのミカラ・ペトリ、アムステルダムギタートリオのメンバーとバロックアンサンブルで共演、また世界遺産であるサグラダファミリア教会でのコンサートを含めバルセロナ、バレンシアでのスペインツアーを成功させている。2024年中国の武漢、上海にてヴァイオリン石亀協子とコンサートを行う。2025年東京のHakujuホールにてミカラ・ペトリ、チェンバロ西山まりえと共演。春にソプラノ奥脇泉とのユニット「さくやひめ」で初のアルバム『アルマ』をリリース。古楽から民謡、ポップスまでジャンルに囚われず独自のレパートリーを切り開き、「心に寄り添う魂のうた」を追究している。秋には荘村清志、ハンスイェルク・シェレンベルガー、新イタリア合奏団とイタリア3か所にて共演、その後スペインにてソロコンサートも成功させている。日本では王子ホールにて「河野智美 ギターリサイタル Anniversary〜感謝を込めて〜」をゲストに福田進一を迎えて開催、サプライズで荘村清志も迎えた。このリサイタルでは、アメリカのフレデリック・ハンドから彼女に献呈された作品「ファンタジー」が初演された。 
日本女子大学人間社会学部現代社会学科卒。昭和音楽大学、並びにモアギター音楽教室にて後進の指導育成にもあたっている。

河野智美
 河野智美© Yuki Tanzawa

大萩康司(ギター) Yasuji Ohagi, guitar

高校卒業後にフランスに渡り、パリのエコール・ノルマル音楽院、パリ国立高等音楽院で学ぶ。1998年ハバナ国際ギター・コンクール第2位、審査員特別賞受賞。その後4年間イタリアのキジアーナ音楽院でオスカー・ギリアに師事し、4年連続最優秀ディプロマを取得。ギターを萩原博、中野義久、福田進一、キャレル・アルムス、アルベルト・ポンセ、オリヴィエ・シャッサンの各氏に、ソルフェージュを山田順之介、リュート、テオルボ、バロック・ギターをエリック・ベロックの各氏に、室内楽をラスロ・アダディ氏に師事。2003年ワシントン·ケネディ·センター初公演でインターネット全世界同時配信、2005年キューバ音楽見本市「CUBADISCO2005」に邦人クラシック·ギタリスト初出演、2010年国際交流基金によるカナダ5都市ツアー、2014年モスクワ、台湾、コロンビアでの国際ギターフェスティバル、日・玖国交400年記念事業公演、2015年セイジ・オザワ松本フェスティバルではサイトウ・キネン・オーケストラに参加し、ベルリオーズのオペラ「ベアトリスとベネディクト」を演奏、など国内外で活動を展開。 
2019年には台湾国際ギターフェスティバルにソリスト&マスタークラス講師として参加。 「NHKトップランナー」「スタジオパークからこんにちは」「クラシック倶楽部」「ららら♪クラシック」「情熱大陸」「題名のない音楽会」「たけしの誰でもピカソ」等メディア露出も多数。 
近年では2019年夏にNHK交響楽団(井上道義指揮)と「アランフェス協奏曲」を演奏し好評を博したほか、ラ・フォル・ジュルネTOKYO、セイジ・オザワ松本フェスティバル、東京・春・音楽祭、霧島国際音楽祭、宮崎国際音楽祭等の代表的な音楽祭に定期的に招かれている。 
Hakujuホールにおいては2015年から3年間、セルフプロデュース「ギターと声」で波多野睦美との共演によるC=テデスコ「プラテーロとわたし」全曲演奏(2016)や権代敦彦作曲「愛と死」のヴォーカルアンサンブル”ヴォクスマーナ”との世界初演(2017)などを展開している。 
2025年にはデビュー25周年を迎えた。デビュー以来20枚を超えるCDおよび2枚のDVDをリリースしており、最新の録音は、チェロ宮田大との「Atelier」や、メゾソプラノ波多野睦美との『時 Die Zeit』。 
第6回ホテルオークラ音楽賞、第18回出光音楽賞受賞。 
洗足学園音楽大学、大阪音楽大学各客員教授。使用楽器は1962年製R.ブーシェ。 
公式WEBサイト yasujiohagi.com 
公式Instagram @yasujiohagi_official 
公式X @yasujiohagi

大萩康司
 大萩康司© SHIMON SEKIYA

主催:Hakuju Hall / 株式会社 白寿生科学研究所
協賛:
後援: 公益社団法人日本ギター連盟
協力: 株式会社現代ギター社/株式会社S.I.E.