松本美和子 デビュー60周年記念リサイタル
音を紡ぐ~懐かしい歌、癒しの歌

2026年11月17日(火)
18:30Start(18:00Open)
全席指定5,500円(税込)
松本美和子 デビュー60周年記念リサイタル音を紡ぐ~懐かしい歌、癒しの歌
椎野伸一 ©Aya Miura

欧州の主要歌劇場において数々のオペラに出演し、世界的指揮者や歌手との共演を重ね、日本声楽界を代表するソプラノとして確固たる地位を築いてきた松本美和子。日本歌曲からイタリア・フランス・ドイツ・スペイン歌曲に至るまで多彩なレパートリーを通して“言葉の音楽”を深く追求し続け、その歌声は透明感と温もりをあわせ持ち、静かな情景を繊細に描き出す一方で、愛や憧れの高まりを豊かなドラマへと昇華させます。今回の公演では、山田耕筰「赤とんぼ」、中田喜直「ねむの花」、小林秀雄「落葉松」など、日本語の美しい響きと豊かな抒情を湛えた名歌曲を、円熟味あふれる表現で丁寧に歌い上げます。続くサルティ「いとしい女から遠く離れて」、ロッティ「美しい唇よ、お前は言ったのだ」では、古典イタリア歌曲ならではの端正な美しさと洗練された歌唱が光ります。さらにトスティ「薔薇」「苦しみ」では、流麗な旋律の中に息づく繊細な詩情と情熱を、言葉の一つひとつに心を寄せながら、深い情感と豊かな歌心で描き出します。そしてピアノは、松本の歌に寄り添い、言葉と音楽が溶け合う豊かな響きを創り出す椎野伸一。これまで幾度も共演を重ね、厚い信頼で結ばれた二人による一夜限りの記念公演をHakuju Hallよりお届けします。

出演

【出演者】
松本美和子(ソプラノ)
椎野伸一(ピアノ)
慶應義塾ワグネル・ソサィエティー 男声合唱団OB有志

プログラム

山田耕筰(詞:三木露風):赤とんぼ
Kōsaku Yamada(Words by Rofu Miki) : Akatombo

山田耕筰(詞:三木露風):君がため織る綾錦
Kōsaku Yamada(Words by Rofu Miki) : Kimi ga Tame Oru Ayanishiki

中田喜直(詞:壺田花子):ねむの花
Yoshinao Nakada(Words by Hanako Tsubota) : Nemu no hana

中田喜直(詞:渡辺達生):歌をください
Yoshinao Nakada(Words by Tatsuo Watanabe ) : Uta wo kudasai

小林秀雄(詞:薩摩忠):瞳
Hideo Kobayashi(Words by Tadashi Satsuma) : Hitomi

小林秀雄(詞:野上彰):落葉松
Hideo Kobayashi(Words by Akira Nogami) : Karamatsu

G.サルティ:いとしい女から遠く離れて
G.Sarti : Giulio Sabino

A.ロッティ:美しい唇よ、お前は言ったのだ
A.Lotti : Pur dicesti, o bocca, bocca bella

P.トスティ:薔薇
P.Tosti : Rosa

P.トスティ:苦しみ
P.Tosti : Tormento

プロフィール

松本美和子 (ソプラノ)  Miwako Matsumoto, soprano

1972年ローマ国立歌劇場で「カルメン」のミカエラでデビュー以降、ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ベルリン国立歌劇場、英国ロイヤル・オペラなど、世界各国の主要オペラ劇場に出演。1991年10月、ウィーン楽友協会にて、日本人としては初めての楽友協会主催による歌曲の夕べに出演し大好評を博した。1996年には、トスティ生誕150周年を記念し、トスティ100曲を歌いあげCDの収録も行った。1998年4月、プッチー二のオペラ「蝶々夫人」のタイトルロールで新国立劇場98-99シーズンの幕開けを飾り、新聞各紙で絶賛を博した。また、1999年はレスピーギ生誕120周年にあたり、それを記念して日本で初めて、全曲レスピーギのCDをビクターより発売した。1990年新日鐵音楽賞特別賞、1998年モービル音楽賞を受賞。2002年12月にはソフィア国立歌劇場「ラ・ボエーム」の公演に出演。さらに2003年6月にはA.プレヴィン作曲オペラ「欲望という名の電車」に出演。2006年にはこれまでの演奏活動が高く評価され、紫綬褒章を授与される。2011年にはデビュー45周年記念で、紀尾井ホールにて、プーランク「声」の公演を実施。2012年これまでの功績を認められ旭日小綬章を叙勲された。 
1972年ローマ国立歌劇場で「カルメン」のミカエラでデビュー以降、ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、英国ロイヤル・オペラなど、世界各国の主要オペラ劇場に出演。1991年10月、ウィーン楽友協会にて、日本人としては初めての楽友協会主催による歌曲の夕べに出演し大好評を博した。1990年新日鐵音楽賞特別賞、1998年モービル音楽賞を受賞。2002年12月にはソフィア国立歌劇場「ラ・ボエーム」に、2003年6月にはA.プレヴィン作曲オペラ「欲望という名の電車」に出演。2006年にはこれまでの演奏活動が高く評価され、紫綬褒章を授与される。2012年には旭日小綬章を叙勲された。

松本美和子
 

椎野伸一(ピアノ) Shinichi Shiino, piano

東京藝術大学、同大学院修了。「安宅賞」を受賞し藝大オーケストラと協演。谷 康子、ヴァレリア・セルヴァンスキーに師事。東京イイノホールにてデビューリサイタル後全国各地でリサイタル。また東京交響楽団、東京シティ・フィル、新日本フィル等とベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第1、3、4、5番」などを協演。1996年ピアニスト高澤ひろみ氏と「グラン・デュオ」を結成し、以後紀尾井ホールにて定期的にソロリサイタル、デュオリサイタルを開催。2013年、2015年、2018年にはソロCDアルバム「Images de Paris」、「Images de Paris Ⅱ」、「Images de Paris Ⅲ」を次々リリース。新聞、各音楽雑誌等で紹介され、フランス近代音楽のピアノ演奏芸術において世界的に見ても最高峰の一角と高い評価を受ける。2022年にはシューベルトとシューマンのピアノ作品による CD「ベートーヴェン・コネクション」を発表。また、室内楽奏者としても国内外の著名な演奏家とキャリアを積み多くの演奏会、録音、音楽祭への参加、放送出演など多岐にわたる。東京学芸大学名誉教授。また「音記録を次世代に」を理念とする NPO法人ロングタイムレコーダーズの代表理事。 
東京藝術大学、同大学院修了。「安宅賞」を受賞し藝大オーケストラと協演。谷 康子、ヴァレリア・セルヴァンスキーに師事。デビューリサイタル開催後各地でリサイタル。東響、シティ・フィル、新日フィル等と協演。ピアノユニット「グラン・デュオ」での活動。2013年よりソロCD「Images de Paris」I 、II、 Ⅲ、「ベートーヴェン・コネクション」をリリース高い評価を受ける。室内楽奏者としても多くの演奏会、録音、音楽祭への参加、放送出演など多岐。東京学芸大学名誉教授。NPO法人ロングタイムレコーダーズ代表理事。

椎野伸一
椎野伸一 © Aya Miura

主催:Hakuju Hall / 株式会社 白寿生科学研究所