原支配人による公演レビュー
2021年06月23日 (水)
【原支配人による公演レビュー】
2021年6月3日(木) Opus One:Live @Hakuju Hall vol.5 鈴木玲奈 19:00公演
2019年に一挙5枚発売になった日本コロムビアの新しいレーベル「Opus One」シリーズ。お披露目コンサートを2018年に当ホールで行った事と本シリーズの敏腕プロデューサーとのご縁もあり、2019年から昨年にかけてCDの主役、5人のコンサートを日本コロムビア様とハクジュホールの共同主催の位置付けで行なって参りました。4人目、ギターの秋田勇魚さんが昨年の2月コロナ前ギリギリで出来ましたが、大トリのソプラノ、コロラトゥーラの技術を持つ鈴木玲奈さんのコンサートは昨年4月開催予定が秋に延期になり、またさらに延期になって、1年以上の歳月を経てようやく開催することが出来ました。
鈴木さんは2019年秋までウィーンに留学されていて11月に帰国。昨年から日本で活躍予定が想定外のコロナに遭遇して昨年は本当に我慢の1年だったそうです。私も一昨年夏に家族でウィーンに行った時にお会いしてお世話になり、帰国後の公演をハクジュで行える事を大変楽しみにしていたので感慨深いというか、待ちに待ったというか、色んな思いで当日を迎えました。
鈴木さんもコロナ以後初のソロコンサートだったそうで、コンサート開始後の最初のご挨拶で感極まる瞬間もあり客席に思いが伝わりました。
前半は留学先のウィーンを思わせる曲、後半は持ち前の高音、コロラトゥーラと言われる技巧を存分に発揮し、どんどん集中力が上がっていく内容でたいへん素晴らしかったです。
「Opus One」レーベル1期生は偶然的にもチェロ笹沼樹さん、ヴァイオリン石上真由子さん、ピアノ古海行子さん、ギター秋田勇魚さんと、何かしらのご縁がある方たちばかりで、CD 5枚分のコンサートをそれぞれ開催しましたが、コロナ禍で昨年のコンサートの予定が完全に狂ってしまい、共同開催のコンサートについては現状白紙ですが、これからについては協議して方針を決めていきたいと考えます。
一連の「Opus One」シリーズは1年以上の延期で大変でしたが無事終了いたしました。ご来場のお客様、関係者各位に心より御礼申し上げます。どうもありがとうございました。
【Opus One:Live @Hakuju Hall vol.5 鈴木玲奈】
2021.6.3 (木) 19:00開演
[出演]
鈴木玲奈(ソプラノ)
篠宮久徳(ピアノ)
[プログラム]
モーツァルト:
クローエに寄す K.524
鳥よ、年ごとに K.307
静けさはほほえみ K.152
私の胸は喜びに高鳴る K.579
歌劇「フィガロの結婚」より“恋人よ、早くここへ”
J.シュトラウス2世:
喜歌劇「こうもり」序曲 <ピアノ・ソロ>
喜歌劇「こうもり」より“侯爵様、あなたのようなお方は”
ドスタル:喜歌劇「王妃ネフェルティティ」より“蜃気楼”
R.シュトラウス:「ブレンダーノの詩による6つの歌曲」op.68 より
第2曲 “私は花束を編みたかった”
第3曲 “ささやけ、愛しいミルテよ”
第4曲 “私にあなたの歌が響いたとき”
第5曲 “アモール”
トマ:
歌劇「ハムレット」より 間奏曲 <ピアノ・ソロ>
歌劇「ハムレット」より “私も遊びの仲間に入れてください”
[アンコール]
R.シュトラウス:明日 op.27-4
なかにしあかね(詞:星野富弘):今日もひとつ
2021年6月3日(木) Opus One:Live @Hakuju Hall vol.5 鈴木玲奈 19:00公演
2019年に一挙5枚発売になった日本コロムビアの新しいレーベル「Opus One」シリーズ。お披露目コンサートを2018年に当ホールで行った事と本シリーズの敏腕プロデューサーとのご縁もあり、2019年から昨年にかけてCDの主役、5人のコンサートを日本コロムビア様とハクジュホールの共同主催の位置付けで行なって参りました。4人目、ギターの秋田勇魚さんが昨年の2月コロナ前ギリギリで出来ましたが、大トリのソプラノ、コロラトゥーラの技術を持つ鈴木玲奈さんのコンサートは昨年4月開催予定が秋に延期になり、またさらに延期になって、1年以上の歳月を経てようやく開催することが出来ました。
鈴木さんは2019年秋までウィーンに留学されていて11月に帰国。昨年から日本で活躍予定が想定外のコロナに遭遇して昨年は本当に我慢の1年だったそうです。私も一昨年夏に家族でウィーンに行った時にお会いしてお世話になり、帰国後の公演をハクジュで行える事を大変楽しみにしていたので感慨深いというか、待ちに待ったというか、色んな思いで当日を迎えました。
鈴木さんもコロナ以後初のソロコンサートだったそうで、コンサート開始後の最初のご挨拶で感極まる瞬間もあり客席に思いが伝わりました。
前半は留学先のウィーンを思わせる曲、後半は持ち前の高音、コロラトゥーラと言われる技巧を存分に発揮し、どんどん集中力が上がっていく内容でたいへん素晴らしかったです。
「Opus One」レーベル1期生は偶然的にもチェロ笹沼樹さん、ヴァイオリン石上真由子さん、ピアノ古海行子さん、ギター秋田勇魚さんと、何かしらのご縁がある方たちばかりで、CD 5枚分のコンサートをそれぞれ開催しましたが、コロナ禍で昨年のコンサートの予定が完全に狂ってしまい、共同開催のコンサートについては現状白紙ですが、これからについては協議して方針を決めていきたいと考えます。
一連の「Opus One」シリーズは1年以上の延期で大変でしたが無事終了いたしました。ご来場のお客様、関係者各位に心より御礼申し上げます。どうもありがとうございました。
【Opus One:Live @Hakuju Hall vol.5 鈴木玲奈】
2021.6.3 (木) 19:00開演
[出演]
鈴木玲奈(ソプラノ)
篠宮久徳(ピアノ)
[プログラム]
モーツァルト:
クローエに寄す K.524
鳥よ、年ごとに K.307
静けさはほほえみ K.152
私の胸は喜びに高鳴る K.579
歌劇「フィガロの結婚」より“恋人よ、早くここへ”
J.シュトラウス2世:
喜歌劇「こうもり」序曲 <ピアノ・ソロ>
喜歌劇「こうもり」より“侯爵様、あなたのようなお方は”
ドスタル:喜歌劇「王妃ネフェルティティ」より“蜃気楼”
R.シュトラウス:「ブレンダーノの詩による6つの歌曲」op.68 より
第2曲 “私は花束を編みたかった”
第3曲 “ささやけ、愛しいミルテよ”
第4曲 “私にあなたの歌が響いたとき”
第5曲 “アモール”
トマ:
歌劇「ハムレット」より 間奏曲 <ピアノ・ソロ>
歌劇「ハムレット」より “私も遊びの仲間に入れてください”
[アンコール]
R.シュトラウス:明日 op.27-4
なかにしあかね(詞:星野富弘):今日もひとつ