原支配人による公演レビュー
2019年08月24日 (土)
【原支配人による公演レビュー】
8/16(金)~18(日)「第14回 Hakuju ギター・フェスタ 音楽の旅 ~ドイツ・オーストリア」
「第一夜」
冒頭にギター・フェスタを代表してギタリスト、福田進一さんと荘村清志さんの挨拶。同じホールで同じ主役で14年も続くという環境に対しての感謝を頂きました。「第1回のとき私は50歳でした」という福田先生の時の流れを感じさせて頂くお話から、七十過ぎてもバッハの無伴奏チェロ組曲6番という難曲に挑戦する荘村清志さんの「ギネスブックに挑戦」というお話からのスタート。
第1部は荘村清志ソロ。という事で今回のテーマドイツオーストリアの曲、メインは先述のバッハチェロ組曲第6番。この先優に10年は君臨される事を感じられる素晴らしい演奏でした。
第2部は福田進一さん、河野克典さんによるシューベルトの歌曲をメインにした曲たちでした。白鳥の歌よりセレナーデ、冬の旅より菩提樹を含むシューベルトの三大歌曲からの抜粋を中心に、ギターはシューベルトが生きていた時代の1829年製ガダニーニのギターと1840年製ギターの持ち替え。素晴らしい歌声とギターの音色に吸い込まれそうに。支配人は当日朝ウィーンから帰って来ていて、シューベルトの住んでいた家を見て来た直後でもあり、目を閉じるとあの時代の欧州に吸い込まれて行くような錯覚に陥りそうになりました。
今回も3日間4公演で1000人以上のお客様の動員になりそうで、あと2日間、楽しみしかない感じです。
「旬のギタリストを聴く」
16時からの1時間コンサートの出演は、今年は慶応大学在籍、パリ留学中の若手ギタリスト秋田勇魚さんでした。このコーナーが出来て以来初のチケット売り切れという快挙を成し遂げてくださいました。更には、小学生の時に第1回ギターフェスタにお客様としていらしていて、いつかここで弾きたいという夢を持っていらしたという事で、夢が叶い、チケット売り切れという最高の環境でのコンサートになりました。
上記の理由によるのか、ご両親も見つめていたからか、スタートは客席からでも緊張している感じがやや伝わりましたが、バッハの名曲にお客様もリラックス。後半の難曲に向かうにつれて、どんどん勢いが出て、結果、福田進一さんも絶賛の素晴らしいコンサートになりました。
とても良い時間を共有させていただきました。
「第二夜」
Part1は福田進一ソロ。でした。ドイツオーストリアとなると向き合わざるを得ないバッハの音楽。元の曲がバイオリン、チェロ、ピアノ、オルガンと多岐にわたる原曲からの編曲を魔法のように連続で演奏される時間は充実そのものでした。
そしてギタリスト鈴木大介さん編曲、ブラームスのピアノ曲「間奏曲」の日本初演の演奏。
まさに息を飲むような時間でありました。
Part2は、荘村清志さんのパート。若手フルート、森岡さんとギター、名チェリスト、堀了介先生とギターによるメンデルスゾーン無言歌2曲。有名なメロディーを爽やかにサラッと終えた後に、こんな原曲あったんだという、シューベルトのフルート、ギター、ヴィオラ、チェロの為の四重奏を全楽章演奏。上記のお2人に東京カルテット創立者、磯村和英先生のヴィオラが加わり、エスプリの匂い香る名演奏が行われました。ふと冷静に見ると4人中3人が70代という。しかし年齢を全く感じない、爽やかさすら伝わる演奏でした。
アンコールにハイドンのセレナーデ。磯村先生はヴィオラをギター持ちにしていただきピツィカット。涼しげなフルートソロで、今年最高の暑さを記録した
日中の暑さを忘れさせてくれるフィナーレでした。
「フィナーレ」
第14回ギターフェスタは、好評のうちに終了。今回も1000人を超えるお客様がお見えになり、ドイツ、オーストリアということで、バッハ、モーツァルト、シューベルト、ブラームス、メンデルスゾーンといった日本人愛好家が多い作曲家に触れる事が出来た事、当然にコンサートの密度も濃くなるという事、また旬のギタリストコーナーの完売という要素、新曲の世界初演が3曲、日本初演の新曲1曲、編曲1曲という数も加わり、例年素晴らしいですが、例年にも増して充実したフェスタになったと感じました。
初演、バッハの難易度高い曲の合間にメンデルスゾーン、モーツァルト、ブラームス、シューベルトの、聴き親しんだメロディーも散りばめられたところも素晴らしい工夫でした。
最終日も名ギタリスト、フェルナンデスさんの鬼気迫る名演、難易度高く、Part1の中で10分の休憩を入れないといけないような密度の高い時間でした。
Part2も、ブラームス、モーツァルトの名曲の後に新曲2曲。フェルナンデス、福田進一、荘村清志。名ギタリストの共演。集中力ある演奏の合間にフェスタならではの和んだ雰囲気。最高の時間でした。
アンコールはブラームスのワルツ。穏やかなメロディーで有名な曲をリラックスしてお客様に聴いて頂く事が出来ました。
来年は15回。同じホールで同じ主役で15年続くイベントは中々他に類を見ない企画になって参りました。名ギタリスト達とここまで積み重ねが出来て来た幸運に心から感謝申し上げます。
第14回 Hakuju ギター・フェスタ 音楽の旅 ~ドイツ・オーストリア
8月16日(金)19:00開演 第一夜
Part1 荘村清志 ソロ
[出演]
荘村清志(ギター)
[プログラム]
F.ソル:モーツァルトの「魔笛」の主題による序奏と変奏曲 op.9
J.K.メルツ:「ギターのための6つのシューベルト歌曲」より
“漁師の娘” “セレナーデ” “愛の使い”
J.S.バッハ(S.イエーツ編):無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV 1012
Part2 福田進一&河野克典 ドイツ歌曲の情景
[出演]
河野克典(バリトン)、福田進一(ギター)
[プログラム]
F.シューベルト(K.ラゴスニック / J.デュアート編):歌曲集「美しき水車小屋の娘」 D.795より
さすらい
どこへ?
水車職人の花
涙の雨
F.シューベルト(N.コスト編):歌曲集「白鳥の歌」 D.957より
セレナーデ
漁師の娘
N.コスト:舟歌と小さなロンド op.51 No.1&3 [ギター・ソロ]
F.シューベルト(T.ホップストック編):歌曲集「冬の旅」 D.911より
菩提樹
春の夢
ライヤーマン(辻音楽師)
F.メンデルスゾーン(A.セゴビア編):無言歌「ヴェネツィアの舟歌」 op.19-6 [ギター・ソロ]
J.ブラームス(A.クラウゼ編):「ドイツ民謡集」 WoO 33より
おきなさい 愛しい人よ
許しておくれ 美しいお嬢さん
あの谷の下では
すべての想いが
太陽はもう輝かない
<アンコール曲>
ソル:「6つの小品」より 第1曲 “アンダンティーノ”、第2曲 “ワルツ” 〈ギター・ソロ〉
シューベルト:夜咲きすみれ
8月17日(土)16:00開演(約45分) 旬のギタリストを聴く
秋田勇魚 リサイタル
[出演]
秋田勇魚(ギター)
[プログラム]
J.S.バッハ(D.ラッセル編):主よ、人の望みの喜びよ BWV 147
F.シューベルト(J.K.メルツ編):涙の賛美 D.711
J.K.メルツ:「3つの小品」 op.65より 第1曲 “ハンガリー幻想曲”
M.ジュリアーニ:英雄的大ソナタ イ長調 op.150
S.アサド:アクアレル
<アンコール曲>
ヴィラ=ロボス:ショーロス 1番
8月17日(土)18:30開演 第二夜
Part1 福田進一 ソロ
[出演]
福田進一(ギター)
[プログラム]
J.S.バッハ(福田進一編):
アリア(ゴルトベルク変奏曲 BWV 988より)
プレリュード(無伴奏チェロ組曲 第3番 BWV 1009より)
アリア(パストラーレ BWV 590より)
シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV 1004より)
J.ブラームス(鈴木大介編):間奏曲 op.118-No.2(ギター版/日本初演)
H.ヴィラ=ロボス:前奏曲 第3番「バッハへのオマージュ」
〈第14回 Hakuju ギター・フェスタ2019 委嘱作品〉
J.コントレラス:「映像」~ギターのための (福田進一に献呈/世界初演)
J.M.レイモン:星々の彼方へ (2019/福田進一に献呈/日本初演)
<アンコール曲>
リョベート:フェデリコ・ブファレッティのためのマズルカ
武満徹(鈴木大介編):波の盆
Part2 荘村清志 室内楽の世界 ~磯村和英、堀了介、森岡有裕子を迎えて
[出演]
磯村和英(ヴィオラ)、堀了介(チェロ)、森岡有裕子(フルート)、
荘村清志(ギター)
[プログラム]
〈森岡有裕子&荘村清志〉
F.メンデルスゾーン(K.イェクレ編):「無言歌集 第5巻」より 第6番 イ長調 “春の歌”
〈堀 了介&荘村清志〉
F.メンデルスゾーン(K.イェクレ編):「無言歌集 第2巻」より 第6番 ト短調 “舟歌”
〈森岡有裕子&磯村和英&荘村清志&堀 了介〉
F.シューベルト:フルート、ヴィオラ、ギターとチェロのための四重奏曲 D.96
<アンコール曲>
ホフシュテッター:ハイドンのセレナーデ
8月18日(日)15:00開演 フィナーレ
Part1 エドゥアルド・フェルナンデス ソロ
[出演]
エドゥアルド・フェルナンデス(ギター)
[プログラム]
J.S.バッハ(E.フェルナンデス編):無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV 1008
J.S.バッハ(E.フェルナンデス編):リュート組曲 第1曲 ホ短調 BWV 996
M.ジュリアーニ:「ジュリアナーテ」 op.148より
第5曲 ラ・アルモニア(調和)
第6曲 イル・センティメンターレ(感傷)
第7曲 ラ・メランコニア(憂鬱)
第8曲 ラ・アレグリア(歓喜)
J.K.メルツ:「吟遊詩人の歌」 op.13より
マルヴィーナに
不安
遥かな人へ
タランテラ
<アンコール曲>
ソル:エチュード 第1番 (セゴビアNo.)[フェルナンデス]
Part2 共鳴する珠玉のギター・アンサンブル ~委嘱新作世界初演 II
[出演]
荘村清志、福田進一、エドゥアルド・フェルナンデス(ギター)
[プログラム]
J.ブラームス(J.ウィリアムス編):主題と変奏(弦楽六重奏 第1番 op.18より)
[1st フェルナンデス/2nd 福田]
W.A.モーツァルト(荘村清志編):
ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」より 第1楽章、第3楽章
[1st 福田/2nd 荘村]
〈第14回 Hakuju ギター・フェスタ 2019 委嘱作品〉
J.コントレラス:
CICLOS~サイクル(荘村清志に献呈/世界初演) [1st 福田/2nd 荘村]
Celeste Sur~南の蒼空(エドゥアルド・フェルナンデスに献呈/世界初演)
[1st フェルナンデス/2nd 福田/3rd 荘村]
<アンコール曲>
ブラームス:16のワルツ 第15番 変イ長調 op.39 [荘村・福田・フェルナンデス]
8/16(金)~18(日)「第14回 Hakuju ギター・フェスタ 音楽の旅 ~ドイツ・オーストリア」
「第一夜」
冒頭にギター・フェスタを代表してギタリスト、福田進一さんと荘村清志さんの挨拶。同じホールで同じ主役で14年も続くという環境に対しての感謝を頂きました。「第1回のとき私は50歳でした」という福田先生の時の流れを感じさせて頂くお話から、七十過ぎてもバッハの無伴奏チェロ組曲6番という難曲に挑戦する荘村清志さんの「ギネスブックに挑戦」というお話からのスタート。
第1部は荘村清志ソロ。という事で今回のテーマドイツオーストリアの曲、メインは先述のバッハチェロ組曲第6番。この先優に10年は君臨される事を感じられる素晴らしい演奏でした。
第2部は福田進一さん、河野克典さんによるシューベルトの歌曲をメインにした曲たちでした。白鳥の歌よりセレナーデ、冬の旅より菩提樹を含むシューベルトの三大歌曲からの抜粋を中心に、ギターはシューベルトが生きていた時代の1829年製ガダニーニのギターと1840年製ギターの持ち替え。素晴らしい歌声とギターの音色に吸い込まれそうに。支配人は当日朝ウィーンから帰って来ていて、シューベルトの住んでいた家を見て来た直後でもあり、目を閉じるとあの時代の欧州に吸い込まれて行くような錯覚に陥りそうになりました。
今回も3日間4公演で1000人以上のお客様の動員になりそうで、あと2日間、楽しみしかない感じです。
「旬のギタリストを聴く」
16時からの1時間コンサートの出演は、今年は慶応大学在籍、パリ留学中の若手ギタリスト秋田勇魚さんでした。このコーナーが出来て以来初のチケット売り切れという快挙を成し遂げてくださいました。更には、小学生の時に第1回ギターフェスタにお客様としていらしていて、いつかここで弾きたいという夢を持っていらしたという事で、夢が叶い、チケット売り切れという最高の環境でのコンサートになりました。
上記の理由によるのか、ご両親も見つめていたからか、スタートは客席からでも緊張している感じがやや伝わりましたが、バッハの名曲にお客様もリラックス。後半の難曲に向かうにつれて、どんどん勢いが出て、結果、福田進一さんも絶賛の素晴らしいコンサートになりました。
とても良い時間を共有させていただきました。
「第二夜」
Part1は福田進一ソロ。でした。ドイツオーストリアとなると向き合わざるを得ないバッハの音楽。元の曲がバイオリン、チェロ、ピアノ、オルガンと多岐にわたる原曲からの編曲を魔法のように連続で演奏される時間は充実そのものでした。
そしてギタリスト鈴木大介さん編曲、ブラームスのピアノ曲「間奏曲」の日本初演の演奏。
まさに息を飲むような時間でありました。
Part2は、荘村清志さんのパート。若手フルート、森岡さんとギター、名チェリスト、堀了介先生とギターによるメンデルスゾーン無言歌2曲。有名なメロディーを爽やかにサラッと終えた後に、こんな原曲あったんだという、シューベルトのフルート、ギター、ヴィオラ、チェロの為の四重奏を全楽章演奏。上記のお2人に東京カルテット創立者、磯村和英先生のヴィオラが加わり、エスプリの匂い香る名演奏が行われました。ふと冷静に見ると4人中3人が70代という。しかし年齢を全く感じない、爽やかさすら伝わる演奏でした。
アンコールにハイドンのセレナーデ。磯村先生はヴィオラをギター持ちにしていただきピツィカット。涼しげなフルートソロで、今年最高の暑さを記録した
日中の暑さを忘れさせてくれるフィナーレでした。
「フィナーレ」
第14回ギターフェスタは、好評のうちに終了。今回も1000人を超えるお客様がお見えになり、ドイツ、オーストリアということで、バッハ、モーツァルト、シューベルト、ブラームス、メンデルスゾーンといった日本人愛好家が多い作曲家に触れる事が出来た事、当然にコンサートの密度も濃くなるという事、また旬のギタリストコーナーの完売という要素、新曲の世界初演が3曲、日本初演の新曲1曲、編曲1曲という数も加わり、例年素晴らしいですが、例年にも増して充実したフェスタになったと感じました。
初演、バッハの難易度高い曲の合間にメンデルスゾーン、モーツァルト、ブラームス、シューベルトの、聴き親しんだメロディーも散りばめられたところも素晴らしい工夫でした。
最終日も名ギタリスト、フェルナンデスさんの鬼気迫る名演、難易度高く、Part1の中で10分の休憩を入れないといけないような密度の高い時間でした。
Part2も、ブラームス、モーツァルトの名曲の後に新曲2曲。フェルナンデス、福田進一、荘村清志。名ギタリストの共演。集中力ある演奏の合間にフェスタならではの和んだ雰囲気。最高の時間でした。
アンコールはブラームスのワルツ。穏やかなメロディーで有名な曲をリラックスしてお客様に聴いて頂く事が出来ました。
来年は15回。同じホールで同じ主役で15年続くイベントは中々他に類を見ない企画になって参りました。名ギタリスト達とここまで積み重ねが出来て来た幸運に心から感謝申し上げます。
第14回 Hakuju ギター・フェスタ 音楽の旅 ~ドイツ・オーストリア
8月16日(金)19:00開演 第一夜
Part1 荘村清志 ソロ
[出演]
荘村清志(ギター)
[プログラム]
F.ソル:モーツァルトの「魔笛」の主題による序奏と変奏曲 op.9
J.K.メルツ:「ギターのための6つのシューベルト歌曲」より
“漁師の娘” “セレナーデ” “愛の使い”
J.S.バッハ(S.イエーツ編):無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV 1012
Part2 福田進一&河野克典 ドイツ歌曲の情景
[出演]
河野克典(バリトン)、福田進一(ギター)
[プログラム]
F.シューベルト(K.ラゴスニック / J.デュアート編):歌曲集「美しき水車小屋の娘」 D.795より
さすらい
どこへ?
水車職人の花
涙の雨
F.シューベルト(N.コスト編):歌曲集「白鳥の歌」 D.957より
セレナーデ
漁師の娘
N.コスト:舟歌と小さなロンド op.51 No.1&3 [ギター・ソロ]
F.シューベルト(T.ホップストック編):歌曲集「冬の旅」 D.911より
菩提樹
春の夢
ライヤーマン(辻音楽師)
F.メンデルスゾーン(A.セゴビア編):無言歌「ヴェネツィアの舟歌」 op.19-6 [ギター・ソロ]
J.ブラームス(A.クラウゼ編):「ドイツ民謡集」 WoO 33より
おきなさい 愛しい人よ
許しておくれ 美しいお嬢さん
あの谷の下では
すべての想いが
太陽はもう輝かない
<アンコール曲>
ソル:「6つの小品」より 第1曲 “アンダンティーノ”、第2曲 “ワルツ” 〈ギター・ソロ〉
シューベルト:夜咲きすみれ
8月17日(土)16:00開演(約45分) 旬のギタリストを聴く
秋田勇魚 リサイタル
[出演]
秋田勇魚(ギター)
[プログラム]
J.S.バッハ(D.ラッセル編):主よ、人の望みの喜びよ BWV 147
F.シューベルト(J.K.メルツ編):涙の賛美 D.711
J.K.メルツ:「3つの小品」 op.65より 第1曲 “ハンガリー幻想曲”
M.ジュリアーニ:英雄的大ソナタ イ長調 op.150
S.アサド:アクアレル
<アンコール曲>
ヴィラ=ロボス:ショーロス 1番
8月17日(土)18:30開演 第二夜
Part1 福田進一 ソロ
[出演]
福田進一(ギター)
[プログラム]
J.S.バッハ(福田進一編):
アリア(ゴルトベルク変奏曲 BWV 988より)
プレリュード(無伴奏チェロ組曲 第3番 BWV 1009より)
アリア(パストラーレ BWV 590より)
シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV 1004より)
J.ブラームス(鈴木大介編):間奏曲 op.118-No.2(ギター版/日本初演)
H.ヴィラ=ロボス:前奏曲 第3番「バッハへのオマージュ」
〈第14回 Hakuju ギター・フェスタ2019 委嘱作品〉
J.コントレラス:「映像」~ギターのための (福田進一に献呈/世界初演)
J.M.レイモン:星々の彼方へ (2019/福田進一に献呈/日本初演)
<アンコール曲>
リョベート:フェデリコ・ブファレッティのためのマズルカ
武満徹(鈴木大介編):波の盆
Part2 荘村清志 室内楽の世界 ~磯村和英、堀了介、森岡有裕子を迎えて
[出演]
磯村和英(ヴィオラ)、堀了介(チェロ)、森岡有裕子(フルート)、
荘村清志(ギター)
[プログラム]
〈森岡有裕子&荘村清志〉
F.メンデルスゾーン(K.イェクレ編):「無言歌集 第5巻」より 第6番 イ長調 “春の歌”
〈堀 了介&荘村清志〉
F.メンデルスゾーン(K.イェクレ編):「無言歌集 第2巻」より 第6番 ト短調 “舟歌”
〈森岡有裕子&磯村和英&荘村清志&堀 了介〉
F.シューベルト:フルート、ヴィオラ、ギターとチェロのための四重奏曲 D.96
<アンコール曲>
ホフシュテッター:ハイドンのセレナーデ
8月18日(日)15:00開演 フィナーレ
Part1 エドゥアルド・フェルナンデス ソロ
[出演]
エドゥアルド・フェルナンデス(ギター)
[プログラム]
J.S.バッハ(E.フェルナンデス編):無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV 1008
J.S.バッハ(E.フェルナンデス編):リュート組曲 第1曲 ホ短調 BWV 996
M.ジュリアーニ:「ジュリアナーテ」 op.148より
第5曲 ラ・アルモニア(調和)
第6曲 イル・センティメンターレ(感傷)
第7曲 ラ・メランコニア(憂鬱)
第8曲 ラ・アレグリア(歓喜)
J.K.メルツ:「吟遊詩人の歌」 op.13より
マルヴィーナに
不安
遥かな人へ
タランテラ
<アンコール曲>
ソル:エチュード 第1番 (セゴビアNo.)[フェルナンデス]
Part2 共鳴する珠玉のギター・アンサンブル ~委嘱新作世界初演 II
[出演]
荘村清志、福田進一、エドゥアルド・フェルナンデス(ギター)
[プログラム]
J.ブラームス(J.ウィリアムス編):主題と変奏(弦楽六重奏 第1番 op.18より)
[1st フェルナンデス/2nd 福田]
W.A.モーツァルト(荘村清志編):
ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」より 第1楽章、第3楽章
[1st 福田/2nd 荘村]
〈第14回 Hakuju ギター・フェスタ 2019 委嘱作品〉
J.コントレラス:
CICLOS~サイクル(荘村清志に献呈/世界初演) [1st 福田/2nd 荘村]
Celeste Sur~南の蒼空(エドゥアルド・フェルナンデスに献呈/世界初演)
[1st フェルナンデス/2nd 福田/3rd 荘村]
<アンコール曲>
ブラームス:16のワルツ 第15番 変イ長調 op.39 [荘村・福田・フェルナンデス]