瞳 写×音
写真家 山岸伸と佐藤倫子が写す、アーティスト 新倉瞳
全席指定4,000円(税込)
ポートレート写真の第一人者であり、賀茂別雷神社(上賀茂神社)の遷宮の記録でも著名な山岸伸、「美」をテーマとした写真を撮り続けてきた佐藤倫子。二人の写真家の瞳に映る、チェリスト・新倉瞳。ジャンルを問わず幅広く活躍し日本のアコーディオン界を代表する佐藤芳明を迎え、このコンサートのために撮り下ろした写真を、新倉のチェロと佐藤のアコーディオン演奏とともにお届けします。2018年の「神と音と写」に続く、写真と音楽のコラボレーション企画、第二弾。どうぞご期待ください!
出演
新倉瞳(チェロ) | 山岸伸(写真家) |
ゲスト:佐藤芳明(アコーディオン) | 佐藤倫子(写真家) |
プログラム
演奏曲目は当日発表いたします。
プロフィール
新倉瞳(チェロ) Hitomi Niikura, violoncello
幼少期をアメリカとドイツで過ごす。ドイツにて8歳よりチェロを始める。帰国後、香蘭女学校中等科、桐朋学園女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部を首席で卒業、卒業時には卒業生代表として皇居桃華楽堂新人演奏会に出演、御前演奏を行う。その後バーゼル音楽院ソリストコース・教職課程の両修士課程を最高点で修了。これまでにJan Vymyslicky、毛利伯郎、堤剛、Thomas Demenga、Martin Zaller(バロックチェロ)の各氏に師事。室内楽を徳永二男、原田幸一郎の各氏に師事。2014年よりCamerata Zürichのソロ首席チェリストに就任。03年いしかわミュージックアカデミーにてIMA音楽賞を受賞し、アメリカ/アスペン音楽祭に奨学生として参加。07年第28回霧島国際音楽祭にて霧島国際音楽祭賞を受賞。09年ルーマニア国際音楽コンクール室内楽部門にて第1位を受賞。15年スイスのベルンで開催されたOrpheus Kammermusikwettbewerbにて入賞。同年、ポルトガルのリスボンで開催されたInternacional Verão Clássico 2015チェロ部門にて第1位を受賞。16年5月スイスルツェルンの高級時計ブランドCarl.F.Bucherer より Pathos Woman Awardを受賞。17年2月第18回ホテルオークラ音楽賞受賞。06年8月桐朋学園大学在学中に、EMI Music Japanより「鳥の歌」をリリースし、紀尾井ホールにてデビュー。以後国内外でリサイタル、オーケストラとは、国内は東京交響楽団、東京シティフィルハーモニー管弦楽団、山形交響楽団、日本センチュリー交響楽団、札幌交響楽団、関西フィルハーモニー、セントラル愛知、オーケストラアンサンブル金沢、海外はKammer Orchester Basel(スイス)、バンコク王立交響楽団(タイ)と共演を重ねている。TV、ラジオにも多数出演し、09年には森下仁丹ビフィーナのCMキャラクターに抜擢された。2nd「トロイメライ」、3rd「Largo-愛の挨拶」計3枚のCDがリリースされ、15年には自身としては4thアルバムとなる「エルガー チェロ協奏曲」がSony music Directより発売。16年には「DUO:ブラームス&ラフマニノフ:チェロ・ソナタ」がLive Notesより発売。17年2月には5thアルバム「祈り」がSony music Directより発売された。14年から参加しているチューリッヒを拠点に人気のクレズマーバンドCheibe Balaganのメンバーとしても様々な音楽祭に招かれ、音楽の幅を広げている。15年よりキットカットショコラトリーのアンバサダーに選ばれ、タイアップ曲として自身初となるオリジナル曲を作曲(現在もプレミアムシアターにて公開中)、16年には三越伊勢丹とコラボレーションをし、JILL STUART、Maglie par ef-de、TOCCA、BLUE LABEL CRESTBRIDGE、Mademoiselle TARAの5社と共に演奏家のためのドレスをプロデュース、好評を博した。17年8月にはBSフジにてドキュメンタリー番組「チェリスト新倉瞳~スイスの風を奏でて~」が放送された。17年10月よりTV朝日「世界の街道をゆく」のテーマ曲のストリングスバージョンを新倉瞳Quartetとして担当している。現在はスイスを拠点に国内外でソリストとして活躍し、音楽の素晴らしさを広く深く伝えようとする姿勢は多くの共感を集めている。使用楽器は、宗次コレクションより貸与されたGiovanni Grancino(1694年製)。
佐藤芳明(アコーディオン) Yoshiaki Sato, accordion
国立音楽大学在学中に独学でアコーディオンを始める。卒業後渡仏、C.I.M.Ecole de Jazzにてアコーディオニスト・Daniel Milleに師事。既存のアコーディオンのイメージにとらわれない独自のサウンドで、ライブ、レコーディング、アーティストサポート、舞台音楽など、様々な現場で数多くの仕事をこなし、国内外を問わず、ジャンルを越えて幅広く活動。
山岸伸(写真家) Shin Yamagishi, photographer
俳優・アイドル・スポーツ選手などのポートレートを中心に、広告・グラビア・写真集・雑誌の表紙撮影など、幅広く活躍。写真集は、400冊以上。2008年3月に「北海道遺産・ばんえい競馬」写真集・写真展を発表。とかち観光大使として、ばんえい競馬をはじめ、帯広の風景、幸福駅ハッピーセレモニーなど撮影で現在も貢献している。平成27年、28年は、「世界文化遺産 賀茂別雷神社(上賀茂神社) 第四十二回式年遷宮~正遷宮迄の道~」「世界文化遺産 賀茂別雷神社(上賀茂神社) 第四十二回式年遷宮 正遷宮」写真展を開催。2017年には30年前から取り組んでいる米米CLUB石井竜也さんとのコラボレーション「KAO'S2」をリニューアルし、1か月以上に及ぶ開催期間で品川キヤノンオープンギャラリーにて発表。山岸自ら、作品のアートディレクションも行った。また、近年では、10年間撮り続けた「靖國の櫻」(徳間書店)写真集を出版したり、同じく10年間ライフワークで続けている男性だけを被写体にした「瞬間の顔」写真展も開催している。
佐藤倫子(写真家) Michiko Sato, photographer
株式会社資生堂 宣伝部写真製作部に入社。退社後フリーランスに。佐藤独自の撮り方で魅せるクリエイティブスナップ作品を都内中心に個展・グループ展を開催し、2018年個展ではAI(人工知能)を取り入れた最新のテクノロジーを駆使した写真展を東大名誉教授、コンピュータ・アーキテクト坂村健氏総合プロデュースで開催。また女性の美しさを追求する撮られ方を資生堂とのイベント講座やセミナーなど、恵比寿ガーデンプレイス20周年企画写真展プロデュースや撮ること撮られることへの企画等にも活動。主に化粧品などの広告写真を撮り続けてきたことが基本となり、作品にも「美」のある写真をつくり続けている。また内面からの美しさも追求しており、太極拳のインストラクターの資格も取得。17年より65年の歴史あるニコンのカメラ、レンズ愛用者の親善を目的とした写真団体ニッコールクラブ顧問に就任。写真集に「HOPSCOTCHINGS」「知のフラグメンツ」「MICHIKO2018 ワタシテキ」。