第155回 リクライニング・コンサート

本條秀慈郎 三味線リサイタル

リクライニング・コンサート初の邦楽器公演!気鋭の三味線奏者による新たな音

※約1時間/休憩なし
各回全席指定リクライニング席 2,200円(税込)
本條秀慈郎 三味線リサイタル

2018年、Hakuju Hall開館15周年記念「藤倉大の個展」公演 “Neo(音緒)” の名演も記憶に新しい、三味線奏者・本條秀慈郎。リクライニング・コンサートでは初となる邦楽器によるリサイタルが実現します。
現代楽器としての三味線の可能性を追求し、世界的な作曲家に新作を委嘱することで三味線の新たな魅力を提案する本條秀慈郎。本リサイタルでも、坂本龍一から藤倉大までジャンルも作風も様々な日本人現代作曲家の曲を演奏します。撥による打撃音と弦の振動音とが絡み合い、複雑な音を生み、さらにサワリによる振動音も共鳴…三味線とは、日本人の心に響き、ときにはかき乱され、また浄化される、なんとも魅力的な楽器です。
響き豊かなHakuju Hallの空間がどのような音で満たされるのか、新たな音をいま、ご体感ください。

出演

本條秀慈郎(三味線)

プログラム

坂本龍一honj Ⅱ
Ryuichi Sakamotohonj Ⅱ
藤倉大neo
Dai Fujikuraneo
挾間美帆Distorted Wheel, Go And On
Miho HazamaDistorted Wheel, Go And On
高橋悠治微かに~ “白い”
Yuji TakahashiKasukani~ “Whiteness”

プロフィール

本條秀慈郎(三味線) HONJOH Hidejiro, shamisen

本條秀太郎師に師事し本條秀慈郎の名を許される。その演奏は “深い感動を呼び起こす” と演出家の故蜷川幸雄氏から絶賛。文化庁文化交流使に任命され世界各国リサイタル等約30公演、21曲の委嘱初演NYジャパンソサエティでの公演がニューヨークタイムズ紙に取りあげられた。2019年はエイベックス インターナショナル クラシックス主催でロンドン ウィグモア ホールでのリサイタルデビュー他、坂本龍一の委嘱新作や藤倉大の三味線協奏曲世界初演と話題を呼んでいる。ソリストとして指揮者秋山和慶、井上道義や、東京シティフィル、日本フィル、オーケストラアンサンブル金沢、クラスノヤルスク室内オケ、バルティックネオポリス管と共演。またアンサンブルではノマド、アヴァンティ、アンテルコンタンポランソロイスツ、モデルン、ICEと共演。平山素子、大前光一らダンサーやLeeroy Newらデザイナーなど他ジャンルとの融合舞台等も精力的に行う。桐朋学園短期大学部卒業、専攻科、研究生修了。在学中故杵屋勝芳壽氏に師事。現在同大学講師。現代邦楽研究所修了。津軽三味線を長谷川裕翔氏に師事。Acc中村錦平フェロー受賞。第70回文化庁芸術祭新人賞。三味線演奏家として初の東京オペラシティ文化財団 “B→C” に出演、第25回出光音楽賞、第27回京都青山音楽賞青山賞、第12回宇都宮エスペール賞を受賞。

本條秀慈郎