仲道郁代 ベートーヴェンへの道 全6回

ベートーヴェン 鍵盤の宇宙 第3回「ベートーヴェンとルター」

【公演中止】 
2021年1月30日(土) 15:00開演(14:15開場) 
 全席指定6,000円(税込) 

【次回公演予定】 
2021年7月3日(土) 15:00開演 第3回「ベートーヴェンとクリムト」
※お手持ちのチケットではご入場いただけませんのでご注意下さい。 
 チケット発売等の詳細につきましては、決まり次第当HP等で発表いたします。

ベートーヴェン 鍵盤の宇宙 第3回「ベートーヴェンとルター」
仲道郁代 (c)Taku Miyamoto

仲道郁代による全6回のプロジェクト「仲道郁代 ベートーヴェン 鍵盤の宇宙」。テーマは、ベートーヴェンと偉大な魂との対話。哲学、美術、宗教、文学など、さまざまなキーワードとその象徴としての偉人たちとともに、仲道郁代がベートーヴェンの生涯・音楽を読み解きます。第3回はルター。テーマはベートーヴェンと宗教&改革。ロングセラー人気音楽本の著者で、文化芸術ナビゲーターとしても定評のある浦久俊彦との対談もご期待下さい。

※当初第3回に予定しておりましたテーマ「ベートーヴェンと北斎」は第5回に変更になりました。シリーズ全体の順序も変わりましたので、予めご了承下さい。

出演

仲道郁代(ピアノ/トーク)
浦久俊彦(ナビゲーター)

プログラム

ベートーヴェンピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 op.27-2 「月光」
BeethovenSonata for Piano No.14 in c# minor op.27-2 “Moonlight”
 ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 op.13 「悲愴」
 Sonata for Piano No.8 in c minor op.13 “Pathétique”
 ピアノ・ソナタ 第9番 ホ長調 op.14-1
 Sonata for Piano No.9 in E major op.14-1

プロフィール

仲道郁代(ピアノ) Ikuyo Nakamichi, piano

4歳からピアノを始める。桐朋学園大学1年在学中に第51回日本音楽コンクール第1位、増沢賞を受賞。文化庁在外研修員としてミュンヘン国立音楽大学に留学。ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位、メンデルスゾーン・コンクール第1位メンデルスゾーン賞、エリザベート王妃国際音楽コンクール第5位と受賞を重ね、以後ヨーロッパと日本で本格的な演奏活動を開始。1988年に村松賞、93年にモービル音楽奨励賞を受賞。古典派からロマン派まで幅広いレパートリーを持ち、これまでに日本の主要オーケストラはもとより、海外のオーケストラとの共演も数多く、人気、実力ともに日本を代表するピアニストとして活動している。これまでにサラステ指揮フィンランド放送交響楽団、マゼール指揮ピッツバーグ交響楽団、バイエルン放送交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ズッカーマン指揮イギリス室内管弦楽団(ECO)、フリューベック・デ・ブルゴス指揮ベルリン放送交響楽団、P.ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団などのソリストとして迎えられ高い評価を得ている。また、99年にはカーネギーホールでリサイタル・デビュー、2001年にはサンクトペテルブルグ、ベルリン・フィルハーモニーホールでコンチェルト・デビュー。05年には、英国チャールズ皇太子夫妻ご臨席のもとウィンザー城で行われたイギリス室内管弦楽団(ECO)主催の「結婚祝祭コンサート」に出演し絶賛された。室内楽ではストルツマン、ハーゲン弦楽四重奏団、ブランディス弦楽四重奏団、ベルリン・フィル八重奏団等と日本ツアーを行い、いずれも好評を博す。CDはソニー・ミュージックジャパンと専属契約を結び、レコード・アカデミー賞受賞CDを含む「ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ全集」や、「モーツァルト : ピアノ・ソナタ全集」、「シューマン : ファンタジー」、古楽器での録音など多数リリースしている。著作には『ピアノの名器と名曲』『ショパン 鍵盤のミステリー』『ベートーヴェン 鍵盤の宇宙』(ナツメ社)、『ピアニストはおもしろい』(春秋社)等がある。18年よりベートーヴェン没後200周年の27年に向けて「仲道郁代Road to 2027 プロジェクト」をスタートし、リサイタルシリーズを展開中。一般社団法人音楽がヒラク未来代表理事、一般財団法人地域創造理事、桐朋学園大学教授、大阪音楽大学特任教授。

仲道郁代
© Taku Miyamoto

浦久俊彦(ナビゲーター) Toshihiko Urahisa, navigator

文筆家、文化芸術プロデューサー。一般財団欧州日本藝術財団代表理事、代官山未来音楽塾塾頭、サラマンカホール音楽監督、三島市文化アドバイザー。パリを拠点に文化芸術プロデューサーとして活躍。帰国後、三井住友海上しらかわホールのエグゼクティブ・ディレクターを経て、現在、浦久俊彦事務所代表。多彩なアーティストのオリジナル企画を手がけるほか、文化芸術ナビゲートとしても全国で活躍している。また、日本とヨーロッパの文化交流活動、音楽をよりよい社会創りに活かす人材の育成、地域の音楽文化の振興など、その活動は多岐にわたる。著書に『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか』、『悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト』(以上、新潮社)、『138億年の音楽史』(講談社)など。2020年6月に『フランツ・リストはなぜ~』の韓国語版『フランツ・リスト~ピアニストの誕生』が、韓国で出版された。最新刊は『ベートーヴェンと日本人』(新潮社より20年11月に刊行)。

浦久俊彦
© 新津保建秀

企画制作:浦久俊彦事務所
協力:株式会社ヤマハミュージックジャパン