黒川侑 ヴァイオリン・リサイタル
ヴァイオリン界注目の俊英が聴かせる 極彩色の1時間
各回全席指定リクライニング席 2,200円(税込)
2006年に第75回日本音楽コンクール第1位を受賞、その後、国内外の主要オーケストラと共演を重ね実力に磨きをかけ、11年には国際音楽祭ヤング・プラハに招待され、プラハ室内交響楽団と共演、音楽祭の名誉総裁であるヨゼフ・スーク氏に絶賛されたヴァイオリニスト黒川侑。2021年後期シーズン「リクライニング・コンサート」に登場するピアニスト久末航とのデュオで、ストラヴィンスキーの「イタリア組曲」やブラームスの「ヴァイオリン・ソナタ 第1番」を演奏いたします。創造豊かな解釈と透明感のある音色で奏でられる極彩色の1時間がHakuju Hallの親密な空間で繰り広げられます。
出演
黒川侑(ヴァイオリン)
久末航(ピアノ)
プログラム
ストラヴィンスキー(ドゥシュキン編) : イタリア組曲 |
Stravinsky (arr. Dushkin) : Suite italienne |
シマノフスキ : 神話 ― 3つの詩 op.30 より 第1曲 “アレトゥーサの泉” |
Szymanowski : No.1 “The Fountain of Arethusa” from ‘Myths 3 Poems op.30’ |
シューマン(ヒュルヴェック編) : 「子供の情景」 op.15 より 第7曲 “トロイメライ” |
Schumann (arr. Hüllweck) : No.7 “Träumerei” from ‘Kinderszenen’ op.15 |
ブラームス : ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 op.78 「雨の歌」 |
Brahms : Sonata for Violin and Piano No.1 in G major op.78 ‘Regenlied’ |
他
プロフィール
黒川侑(ヴァイオリン) Yu Kurokawa, violin
第75回日本音楽コンクール第1位、岩谷賞(聴衆賞)他3つの特別賞を受賞。2015年ルドルフォ・リピツァー国際ヴァイオリンコンクールでAnna Piciulin特別賞、16年仙台国際音楽コンクールで聴衆賞を受賞。これまでにスイス・ロマンド管弦楽団、スペイン国立管弦楽団、ブリュッセル室内オーケストラ、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、京都市交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団など国内外の主要オーケストラとの共演、リサイタルなど多くの演奏会に出演。京都市交響楽団定期演奏会での演奏(プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番)がCD「名曲ライブシリーズ」に収録された。また国際音楽祭ヤング・プラハに招待され、ファイナルコンサート(ドヴォルザークホール)で、プラハ室内交響楽団と共演、音楽祭の名誉総裁でもあるヴァイオリニスト、ヨゼフ・スーク氏に絶賛された。その後再度招待され、ワルトシュタイン宮殿を始めチェコ各地で演奏会に出演して高い評価を受ける。ウィーン、ブリュッセルで研鑽を積んだ後、桐朋学園大学院大学(修士課程)、エコール・ノルマル音楽院高等課程修了。小島秀夫、工藤千博、P.ヴェルニコフ、漆原啓子、堀米ゆず子、藤原浜雄、S.ルセフ、F.シゲティの各氏に師事。倉敷市芸術文化奨励章、岡山芸術文化賞グランプリ、音楽クリティッククラブ賞奨励賞、京都府文化賞奨励賞、京都市芸術新人賞、青山音楽賞青山賞、出光音楽賞を受賞。京都市立芸術大学非常勤講師。
久末航(ピアノ) Wataru Hisasue, piano
大津市出身。2009年度京都青山音楽新人賞、小島燎氏とのデュオで19年度京都青山バロックザール賞受賞。第66回ミュンヘン国際音楽コンクール第3位及び委嘱作品特別賞受賞。バイエルン放送交響楽団、シュトゥットガルト室内管弦楽団、京都市交響楽団などと共演。またコンツェルトハウス ベルリン、紀尾井ホールで開催したソロリサイタルはいずれも高い評価を得た。平成25年度平和堂財団芸術奨励賞音楽部門受賞、同財団海外留学助成者。2018/19年度公益財団法人ローム ミュージック ファンデーション奨学生。Chanel Pygmalion Days 2019 アーティスト。これまで村上久仁子、田隅靖子、ギレアド・ミショリ、エマニュエル・シュトロッセ、パスカル・ドヴァイヨン各氏に師事。現在ベルリン芸術大学にてクラウス・ヘルヴィヒ氏の指導を受ける。