第175回 リクライニング・コンサート

水野優也(チェロ)&吉見友貴(ピアノ)

2024年12月18日(水)
15:00Start(14:30Open)
19:30Start(19:00Open)
※約1時間/休憩なし
各回全席指定リクライニング席 2,200円(税込)
水野優也(チェロ)&吉見友貴(ピアノ)
水野優也©Yuji Ueno 吉見友貴©Shigeto Imura

89回日本音楽コンクール第1位、第13回東京音楽コンクール第1位、第31回青山音楽賞新人賞など多数の受賞歴を持ち、Hakuju Hallでは2018年「チェロ・コレクション」や21年「Duo Projectコンサート(共催)」に出演、現在、ザルツブルク・モーツァルテウム大学にて研鑽を積む期待の若手チェリストの水野優也がリクライニング・コンサートに登場。
シンプルな和声とリズムでハンガリーや北欧を含む民謡のスタイルを模倣したと言われるR.シューマンの「民謡風の5つの小品」、ユダヤ教で礼拝の際に用いられる朗誦の旋律に基づいたM.ブルッフの「コル・ニドライ」、そして輝かしい情熱や抒情性などが随所に表れるF.メンデルスゾーンの「ピアノとチェロのためのソナタ 第1番」を演奏いたします。そして史上最年少で日本音楽コンクール優勝を果たしたピアニスト吉見友貴との共演も聴きどころの一つ!リクライニングシートに身を委ね、奥深いチェロの音色を存分にお楽しみいただきます。

出演

水野優也(チェロ)、吉見友貴(ピアノ)

プログラム

R.シューマン:民謡風の5つの小品 op.102
R. Schumann : 5 Stücke im Volkston op.102

M.ブルッフ:コル・ニドライ op.47
M. Bruch : Kol Nidrei op.47

F.メンデルスゾーン:ピアノとチェロのためのソナタ 第1番 変ロ長調 op.45
F. Mendelssohn : Sonata for Piano and Violoncello No.1 in B♭ major op.45

プロフィール

水野優也(チェロ) Yuya Mizuno, violoncello

1998年生まれ、東京都出身。第89回日本音楽コンクールチェロ部門第1位及び岩谷賞(聴衆賞)、黒栁賞、徳永賞、全部門を通じて最も印象的な演奏に対し贈られる増沢賞を受賞。第13回東京音楽コンクール弦楽部門第1位及び聴衆賞、第23回コンセールマロニエ21弦楽器部門第1位、第31回青山音楽賞新人賞など、多くの賞を受賞。ドイツ・ドレスデン音楽祭、リヒテンシュタイン国際音楽アカデミー、草津夏期国際音楽アカデミーなどからスカラシップを得てマスタークラスに参加。ソリストとして東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、大阪交響楽団、京都市交響楽団などと共演。パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌(PMF)、武生国際音楽祭、いしかわ・金沢風と緑の楽都音楽祭、Music Dialogue、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」、テレビ朝日「題名のない音楽会」、高崎芸術劇場大友直人Presents T-Shotシリーズ vol.10など、国内外でのリサイタルや室内楽公演への出演など、活発な演奏活動をしている。2023年8月、NOVA recordより「水野優也×反田恭平コダーイ/無伴奏チェロ・ソナタ&ショパン/チェロ・ソナタ」でCDデビュー。シャネル・ピグマリオン・デイズ2020/2021参加アーティスト。ピアニスト反田恭平率いるジャパン・ナショナル・オーケストラコアメンバー。特待生として桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コース修了、倉田澄子に師事。ハンガリー国立リスト・フェレンツ音楽大学にてミクローシュ・ペレーニに師事。現在、オーストリア国立ザルツブルク・モーツァルテウム大学にてクレメンス・ハーゲンのもとで研鑽を積んでいる。

水野優也
 © Yuji Ueno

吉見友貴(ピアノ) Yuki Yoshimi, piano

2000年生まれ。高校2年在学中、第86回日本音楽コンクールで最年少優勝を果たす。21年エリザベート王妃国際音楽コンクールセミファイナリスト。22年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールクォーターファイナリスト。4th Manhattan International Music CompetitionにてSilver Medalを受賞。15年アリオン桐朋音楽賞受賞。紀尾井ホール、浜離宮朝日ホールやトッパンホールでリサイタルを開催する他、19年にはCHANEL Pygmalion Days Artistに選出され、CHANEL NEXUS HALLにて全6回のリサイタルを行った。そして20年12月には、日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会にてミシェル・ダルベルト氏の代役を務め、好評を博した。これまでに東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、セントラル愛知交響楽団、ワロニー王立室内管弦楽団等と共演。NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」、TBSラジオ「High school a GOGO!!」、Tokyo FM「ホンダスマイルミッション」等ラジオ出演も多数。室内楽においても高い評価を得ており、CHANEL Pygmalion Days室内楽シリーズや、Music Dialogueに出演。そして、ニューヨーク・フィルハーモニックやフィルハーモニア管弦楽団など国内外主要オーケストラのメンバーで構成された、ヴェリタス弦楽四重奏団と共演している。現在、ニューイングランド音楽院に奨学生として在学中。アレクサンダー・コルサンティア、上野久子、伊藤恵の各氏に師事。2019年度、2020年度ローム・ミュージック・ファンデーション奨学生。2020年度江崎スカラシップ奨学生。第51回江副記念リクルート財団奨学生。

吉見友貴
 © Shigeto Imura

主催:Hakuju Hall / 株式会社 白寿生科学研究所