小川響子(ヴァイオリン)&秋元孝介(ピアノ)
19:30Start(19:00Open)
各回全席指定リクライニング席 2,750円(税込)
2018年にARDミュンヘン国際音楽コンクール、ピアノ三重奏部門で日本人団体初の第1位を受賞した葵トリオのメンバー、ヴァイオリニスト小川響子とピアニスト秋元孝介がデュオでリクライニング・コンサートに登場、フランス音楽の数々をお届けいたします。M.ラヴェル初期の単一楽章からなる「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(遺作)」や、豊かな和声、複雑な対位法、感情的な表現が際立つ4楽章からなるC.フランクの「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調」などを演奏。絶対的安定感のもと緻密に構成された音楽の対話と”AOデュオ”が織りなす美しい調和を、Hakuju Hallの極上の音空間でお楽しみください。
出演
小川響子(ヴァイオリン) 秋元孝介(ピアノ)
プログラム
D.ミヨー:春 op.18
D. Milhaud : Le Printemps op.18
M.ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(遺作)
M. Ravel : Sonata for Violoncello and Piano op.posth
O.メシアン:主題と変奏
O. Messiaen : Theme and Variations
C.フランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調 M.8
C.Franck : Sonata for Violoncello and Piano in A major M.8
プロフィール
小川響子(ヴァイオリン) Kyoko Ogawa, violin
葵トリオのヴァイオリニスト。東京藝術大学、同大学院修士課程を修了。同声会賞、アカンサス音楽賞を受賞。東京フィルハーモニー交響楽団第1ヴァイオリンフォアシュピーラー契約団員を経て、ベルリン・フィルハーモニー・カラヤン・アカデミーを修了。第10回東京音楽コンクール弦楽部門第1位、聴衆賞を受賞。リヨン国際室内楽コンクール二重奏部門第3位。 2018年ARDミュンヘン国際音楽コンクールで、ピアノ三重奏として日本人団体初の優勝を受賞。葵トリオでは、国内外合わせて6枚のCDをリリースし、レコード芸術誌に特選盤に選ばれて好評を得た。第28回青山音楽賞バロックザール賞、第29回新日鉄住金音楽賞フレッシュアーティスト賞、第22回ホテルオークラ音楽賞を受賞、第34回ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞。サントリーホール室内楽アカデミー第3、4期フェロー。これまでに、国内の主要ホールの他、ヨーロッパやアジアでの公演や音楽祭に数多く出演。室内楽奏者、ゲストコンサートマスター、ソリスト等、国内外で活動している。24年4月より、名古屋フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターに就任。
秋元孝介(ピアノ) Kosuke Akimoto, piano
2018年、葵トリオのピアニストとして、第67回ミュンヘン国際音楽コンクールピアノ三重奏部門で日本人初の優勝。現在は日本とヨーロッパで演奏活動を行いながら、明治安田クオリティオブライフ文化財団海外音楽研修生として、ミュンヘン音楽演劇大学大学院、東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程にて更なる研鑽を積んでいる。そのほか、第2回ロザリオ・マルシアーノ国際ピアノコンクール、第10回パデレフスキ国際ピアノコンクール、第16回リヨン国際室内楽コンクールなどのコンクールで多数受賞。日本とヨーロッパの多くの都市で、ソロリサイタルや葵トリオリサイタル、そのほか室内楽の演奏などで好評を博しているほか、日本やヨーロッパの音楽祭にも多数招かれ演奏を行っている。これまでに自身が収録に参加しリリースされた CD は、師の有森博とのピアノデュオによるストラヴィンスキーの「春の祭典」、葵トリオによる「ミュンヘン国際音楽コンクール優勝記念盤」をはじめとする6枚、クラリネット奏者Sérgio Piresとの「Les Six」など多数あり、いずれも各媒体で高く評価されている。兵庫県立西宮高等学校音楽科を卒業後、東京藝術大学音楽学部、同大学院音楽研究科修士課程をそれぞれ首席で修了し、サントリーホール室内楽アカデミーでも研鑽を積んだ。
主催:Hakuju Hall / 株式会社 白寿生科学研究所