コンサートと音楽朗読劇 赤い蝋燭と人魚

2026年08月29日(土)
14:00Start(13:30Open)
全席指定(税込) 大人:4,400円 こども:2,200円
コンサートと音楽朗読劇 赤い蝋燭と人魚

この夏、Hakuju Hallはハープと弦楽トリオのコンサートと、幻想的な音楽朗読劇をお届けします。コンサートでは楽器紹介を交えながら、親しみやすく楽しい楽曲を演奏。「クラシックを生で聴くのは初めて」というお子さまでも、自然に音楽の魅力に引き込まれる内容です。そして後半は、音楽朗読劇「赤い蝋燭と人魚」。小川未明の名作をもとに、台本・山谷典子、作曲・笠松泰洋によるオリジナル作品を上演します。朗読劇は舞台・映像で活躍する都築香弥子と共に、ホール近隣の子どもたちも出演。加えて演奏は国内外で活躍する﨑谷直人(ヴァイオリン)、中恵菜(ヴィオラ)、黒川実咲(チェロ)、夛賀さくら(ハープ)をお迎えして、幻想的で心揺さぶる物語の世界へ皆さまを誘います。描かれるのは、移ろう人の心、美しさと哀しみ、 “違い”を受け入れることの大切さ。多様性や心の豊かさなど、現代にも通じる普遍的なテーマが深く響きます。親子で過ごす夏休みのひとときに、心に残る“音楽と言葉の体験”をぜひHakuju Hallでお楽しみください。

出演

【構成】笠松泰洋(作曲) 山谷典子(台本)

【出演者】
都築香弥子(お話し) 
﨑谷直人(ヴァイオリン) 中恵菜(ヴィオラ) 
黒川実咲(チェロ) 夛賀さくら (ハープ)
Hakuju Hall近隣のこどもたち

プログラム

弦楽トリオ・ハープによるコンサート

笠松泰洋(作曲)、山谷典子(台本)、小川未明(原作):弦楽トリオとハープのための「赤い蝋燭と人魚」

プロフィール

笠松泰祥(作曲)Yasuhiro Kasamatsu, composer

1960年福井市生まれ。東京大学文学部美学芸術学科卒業。作曲を三善晃、ピアノをゴールドベルク山根美代子に師事。室内楽からミユージカル、オペラまで幅広く作曲。また、蜷川幸雄作品をはじめとする演劇作品に数多くの音楽を作る。森山開次作品や平山素子等のダンス作品、ドラマやドキュメンタリーなどの映像作品にも数多くの音楽を提供。主な作品として、室内オペラ「エレクトラ三部作」、「人魚姫」、ミュージカル「雪の女王」、「ダ・ポンテ」、「ブラック・ジャック」など。平成30年度文化庁文化交流使に選出され、南米4ヶ国、ロンドンで室内楽曲のコンサートを、ウィーンではオペラ「人魚姫」英語版を世界初演し高く評価される。「人魚姫」は24年秋にウクライナのリヴィウナショナルオペラにて上演され、劇場レパートリーとなり、次作も依頼されている。所沢市民大学では音楽未経験者が教育楽器を使い雅楽を演奏する生涯教育を提唱し実施している。
笠松泰祥
 

山谷典子(劇作家)Noriko Yamaya, dramatist

東京都出身。私立桜蔭学園高等部卒業後、劇団文学座付属研究所に入所。文学座座員に昇格し、俳優として舞台を中心に活躍する。2011年に演劇集団Ring-Bong(リンボン)を旗揚げ。自身の戯曲の発表の場として公演を重ねる。2013年には韓国の光州平和演劇祭に正式招聘作品として「櫻の木の上 櫻の木の下」を上演。「あとにさきだつうたかたの」は加藤健一事務所でも上演されている。2021年文学座を退座後はフリーの劇作家として活躍。外部からの依頼も多く、劇団俳優座、Pカンパニー、イッツフォーリーズ、椿組、劇団銅鑼、東京芸術座など、新劇からミュージカルまで幅広いジャンルを執筆している。また、舞台だけではなくNHKラジオドラマ「FMシアター」「青春アドベンチャー」の脚本執筆も手掛ける。市民ミュージカルも多数執筆。2026年4月からは兵庫県公立芸術観光専門職大学、助教として勤務することとなり兵庫県豊岡市に一家で移住。劇作家と教員の二足のわらじで執筆活動を続ける。
山谷典子
 

都築香弥子(俳優) Kayako Tuzuki, actor

1986年文学座附属演劇研究所入所、1991年より劇団文学座に所属し旧芸名・香月弥生(かづきやよい)で活動。劇団公演の他、こまつ座、地人会、加藤健一事務所等プロデュース公演、東宝、蜷川幸雄演出等に出演する。1999年文化庁在外研修でパリ留学。ヨシ・オイダ氏、ジャン・サスポータス氏(ピナ・バウシュ カンパニー)に師事する。2006年から2010年は劇団四季に在籍し活動。現在は本名・都築香弥子として活動中。これまでのおもな舞台作品「桃花春」主演・桃子(文学座)、「ペリクリーズ」マリーナ(蜷川幸雄演出、東京グローブ座)、「三人姉妹」イリーナ(加藤健一事務所)、「グリークス」ヘルミオネ(蜷川幸雄演出シアターコクーン)、「雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた」風吹景子(シアターX)等。また「もののけ姫」(キヨ)「ハウルの動く城」(レティー)等吹き替えやNHKラジオドラマ等、声の出演も多数している。 
都築香弥子 Official Site https://kayako-t.com/

 

都築香弥子
 

﨑谷直人(ヴァイオリン) Naoto Sakiya, violin

1998年ノボシビルスク国際コンクールジュニア部門第1位、メニューイン国際コンクールジュニア部門第3位を獲得し、ケルン音楽大学に最年少15歳で入学。その後パリ市立音楽院、桐朋学園ソリスト・ディプロマコースを経て、バーゼル音楽院修了。2006年にウェールズ弦楽四重奏団を結成。第1ヴァイオリン奏者として、ミュンヘン国際コンクール弦楽四重奏部門、大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門にて各3位を獲得。メナヘム・プレスラー、アレクサンダー・ロマノフスキー、ポール・メイエ、ミッシャ・マイスキー各氏ほか、多くのトップアーティストらと室内楽を共演。また、サントリーホール、王子ホール、hakujuホール、紀尾井ホール、第一生命ホール、iichiko総合文化センター等、国内有数のホールに招かれる。2014年より8年間、神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスターを務めた。これまでに、東京フィル、京都市交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、バーゼル交響楽団、ノボシビルスク・フィル等とソリストとして共演。日本センチュリー交響楽団、読売日本交響楽団、NHK交響楽団など、全国のオーケストラに客演コンマスとして出演。ヴァイオリンを、原田幸一郎、ザハール・ブロン、ジェラール・プーレ、ロラン・ドガレイユ、ダニエル・ゼペック各氏に、弦楽四重奏をライナー・シュミット氏(ハーゲン四重奏団)に師事。現在は、ウェールズ弦楽四重奏団、石田泰尚とのヴァイオリンユニット〝DOS DEL FIDDLES〟等で幅広く活動し、全国のオーケストラに客演コンサートマスターとして多数出演している。これまでに、ウェールズ弦楽四重奏団として、2025年に完成されたベートーヴェン弦楽四重奏曲全集を含む9枚のアルバム(fontec)と、DOS DEL FIDDLESとして、『DOS DELL FIDDLES-LIVE-』(日本コロムビア)をリリース。2022年10月にバッハ無伴奏曲を中心とした自身初となるアルバム、『destined for...BACH』(fontec)をリリースし、レコード芸術 特選盤に選出されるなど、各誌で高い評価を得る。 2023年11月には、『ブラームス ヴァイオリン・ソナタ全3曲』(fontec)をリリース、12月には自身が代表を務める新レーベル kKy recordsより『Re: Vivaldi』をリリースし、レコーディング活動にもますます意欲的に取り組んでいる。最新作の『Kreisler - Wien 1905』(kKy records)はレコード芸術にて特選盤に選出された。

﨑谷直人
﨑谷直人 ©JUNICHIRO MATSUO

中恵菜(ヴィオラ) Meguna Naka, viola

桐朋女子高等学校音楽科を経て同大学卒業。ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン マスター課程修了。Quartet Amabileのヴィオラ奏者として、第65回ARD ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門 第3位に入賞、2019年YCA国際オーディション優勝、その他多数優勝。第22回ホテルオークラ音楽賞受賞。今井信子、マルタ・アルゲリッチ、ダン・タイソンの各氏と共演。テレビ朝日「題名のない音楽会」NHK-FM「リサイタル・パッシオ」などに出演。B→C、ヴィオラスペース、東京・春・音楽祭、宮崎国際音楽祭、霧島国際音楽祭、北九州国際音楽祭、その他多数出演。 CHANEL Pygmalion Days室内楽アーティスト。Music Dialogueアーティスト。元新日本フィルハーモニー交響楽団ヴィオラ首席奏者。使用楽器は(株)日本ヴァイオリンより名器特別貸与助成を受けている。

中恵菜
 中恵菜 ©Tomoko Hidaki

黒川実咲(チェロ) Misaki Kurokawa, violoncello

愛知県名古屋市出身。
愛知県立明和高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部卒業。
桐朋学園大学卒業演奏会、読売中部新人演奏会に出演。

第9回泉の森ジュニアチェロコンクール高校生以上の部金賞。第67回全日本学生音楽コンクールチェロ部門大学の部第2位。2015年ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール第1位。秋吉台音楽コンクール室内楽部門第3位。プリモ芸術コンクール弦楽器部門第1位グランプリ。第11回秋吉台音楽コンクール弦楽器部門第2位。
小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、小澤征爾音楽塾、サイトウ・キネン・フェスティバル、秋吉台室内楽セミナー、プロジェクトQに参加。
平義久先生没後10周年記念演奏会、日本橋三井タワーアトリウムコンサート、 東京・春・音楽祭、北九州音楽祭、宮崎国際音楽祭、水戸室内管弦楽団、ARKシンフォニエッタ、上海音楽院チェロフェスティバル、伊.ラヴェンナ音楽祭などに出演。
クァルテット奥志賀メンバーとして、NHK FMラジオ『リサイタル•ノヴァ』『ベスト•オブ•クラシック』に出演。
(財)地域創造の公共ホール音楽活性化アウトリーチ・フォーラム事業にTrio Minpiaとして参加。
オーケストラではゲスト首席、客演、ボローニャフィルハーモニー管弦楽団の団員としてコンサートツアーに参加するなど意欲的に活動している。
これまでにチェロを中島顕、倉田澄子、山崎伸子の各氏に師事。
2017年にPiano&accordion奏者 土屋恵とのユニットMeiM 1st album『MeiM First』
2018年12月にはAmazon recordより、2nd CD『The LIVE -Música apasionada-』をリリース。

MUTIA(旧GVIDO Ⅸ)メンバー。
東京フィルハーモニー交響楽団フォアシュピーラー

黒川実咲
 黒川実咲 ©井村重人

夛賀さくら(ハープ) Sakura Taga, harp

アイルランド生まれ。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学器楽科を経て、同大学院音楽研究科修士課程を修了。ハープを佐藤厚子、木村茉莉、松井久子、福井麻衣、高野麗音の各氏に師事。小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVIIIに参加し、吉野直子氏のレッスンを受講。第15回大阪国際音楽コンクールハープ部門エスポアール賞、第28回日本ハープコンクールアドバンス部門第4位、第6回Kアンリミテッド音楽コンクール第1位など受賞。これまでに日本フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、日本センチュリー交響楽団等に客演。現在はハープ奏者としてソロや室内楽、オーケストラでの演奏を中心に幅広く活動している。日本ハープ協会理事。

夛賀さくら
夛賀さくら ©Ayane Shindo

主催:Hakuju Hall / 株式会社 白寿生科学研究所