コンサートと音楽朗読劇 赤い蝋燭と人魚
この夏、Hakuju Hallはハープと弦楽トリオのコンサートと、幻想的な音楽朗読劇をお届けします。コンサートでは楽器紹介を交えながら、親しみやすく楽しい楽曲を演奏。「クラシックを生で聴くのは初めて」というお子さまでも、自然に音楽の魅力に引き込まれる内容です。そして後半は、音楽朗読劇「赤い蝋燭と人魚」。小川未明の名作をもとに、台本・山谷典子、作曲・笠松泰洋によるオリジナル作品を上演します。朗読劇は舞台・映像で活躍する都築香弥子と共に、ホール近隣の子どもたちも出演。加えて演奏は国内外で活躍する﨑谷直人(ヴァイオリン)、中恵菜(ヴィオラ)、黒川実咲(チェロ)、夛賀さくら(ハープ)をお迎えして、幻想的で心揺さぶる物語の世界へ皆さまを誘います。描かれるのは、移ろう人の心、美しさと哀しみ、 “違い”を受け入れることの大切さ。多様性や心の豊かさなど、現代にも通じる普遍的なテーマが深く響きます。親子で過ごす夏休みのひとときに、心に残る“音楽と言葉の体験”をぜひHakuju Hallでお楽しみください。
出演
【構成】笠松泰洋(作曲) 山谷典子(台本)
【出演者】
都築香弥子(お話し)
﨑谷直人(ヴァイオリン) 中恵菜(ヴィオラ)
黒川実咲(チェロ) 夛賀さくら (ハープ)
Hakuju Hall近隣のこどもたち
プログラム
弦楽トリオ・ハープによるコンサート
笠松泰洋(作曲)、山谷典子(台本)、小川未明(原作):弦楽トリオとハープのための「赤い蝋燭と人魚」
プロフィール
笠松泰祥(作曲)Yasuhiro Kasamatsu, composer
山谷典子(劇作家)Noriko Yamaya, dramatist
都築香弥子(俳優) Kayako Tuzuki, actor
1986年文学座附属演劇研究所入所、1991年より劇団文学座に所属し旧芸名・香月弥生(かづきやよい)で活動。劇団公演の他、こまつ座、地人会、加藤健一事務所等プロデュース公演、東宝、蜷川幸雄演出等に出演する。1999年文化庁在外研修でパリ留学。ヨシ・オイダ氏、ジャン・サスポータス氏(ピナ・バウシュ カンパニー)に師事する。2006年から2010年は劇団四季に在籍し活動。現在は本名・都築香弥子として活動中。これまでのおもな舞台作品「桃花春」主演・桃子(文学座)、「ペリクリーズ」マリーナ(蜷川幸雄演出、東京グローブ座)、「三人姉妹」イリーナ(加藤健一事務所)、「グリークス」ヘルミオネ(蜷川幸雄演出シアターコクーン)、「雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた」風吹景子(シアターX)等。また「もののけ姫」(キヨ)「ハウルの動く城」(レティー)等吹き替えやNHKラジオドラマ等、声の出演も多数している。
都築香弥子 Official Site https://kayako-t.com/
﨑谷直人(ヴァイオリン) Naoto Sakiya, violin
1998年ノボシビルスク国際コンクールジュニア部門第1位、メニューイン国際コンクールジュニア部門第3位を獲得し、ケルン音楽大学に最年少15歳で入学。その後パリ市立音楽院、桐朋学園ソリスト・ディプロマコースを経て、バーゼル音楽院修了。2006年にウェールズ弦楽四重奏団を結成。第1ヴァイオリン奏者として、ミュンヘン国際コンクール弦楽四重奏部門、大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門にて各3位を獲得。メナヘム・プレスラー、アレクサンダー・ロマノフスキー、ポール・メイエ、ミッシャ・マイスキー各氏ほか、多くのトップアーティストらと室内楽を共演。また、サントリーホール、王子ホール、hakujuホール、紀尾井ホール、第一生命ホール、iichiko総合文化センター等、国内有数のホールに招かれる。2014年より8年間、神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスターを務めた。これまでに、東京フィル、京都市交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、バーゼル交響楽団、ノボシビルスク・フィル等とソリストとして共演。日本センチュリー交響楽団、読売日本交響楽団、NHK交響楽団など、全国のオーケストラに客演コンマスとして出演。ヴァイオリンを、原田幸一郎、ザハール・ブロン、ジェラール・プーレ、ロラン・ドガレイユ、ダニエル・ゼペック各氏に、弦楽四重奏をライナー・シュミット氏(ハーゲン四重奏団)に師事。現在は、ウェールズ弦楽四重奏団、石田泰尚とのヴァイオリンユニット〝DOS DEL FIDDLES〟等で幅広く活動し、全国のオーケストラに客演コンサートマスターとして多数出演している。これまでに、ウェールズ弦楽四重奏団として、2025年に完成されたベートーヴェン弦楽四重奏曲全集を含む9枚のアルバム(fontec)と、DOS DEL FIDDLESとして、『DOS DELL FIDDLES-LIVE-』(日本コロムビア)をリリース。2022年10月にバッハ無伴奏曲を中心とした自身初となるアルバム、『destined for...BACH』(fontec)をリリースし、レコード芸術 特選盤に選出されるなど、各誌で高い評価を得る。 2023年11月には、『ブラームス ヴァイオリン・ソナタ全3曲』(fontec)をリリース、12月には自身が代表を務める新レーベル kKy recordsより『Re: Vivaldi』をリリースし、レコーディング活動にもますます意欲的に取り組んでいる。最新作の『Kreisler - Wien 1905』(kKy records)はレコード芸術にて特選盤に選出された。
中恵菜(ヴィオラ) Meguna Naka, viola
桐朋女子高等学校音楽科を経て同大学卒業。ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン マスター課程修了。Quartet Amabileのヴィオラ奏者として、第65回ARD ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門 第3位に入賞、2019年YCA国際オーディション優勝、その他多数優勝。第22回ホテルオークラ音楽賞受賞。今井信子、マルタ・アルゲリッチ、ダン・タイソンの各氏と共演。テレビ朝日「題名のない音楽会」NHK-FM「リサイタル・パッシオ」などに出演。B→C、ヴィオラスペース、東京・春・音楽祭、宮崎国際音楽祭、霧島国際音楽祭、北九州国際音楽祭、その他多数出演。 CHANEL Pygmalion Days室内楽アーティスト。Music Dialogueアーティスト。元新日本フィルハーモニー交響楽団ヴィオラ首席奏者。使用楽器は(株)日本ヴァイオリンより名器特別貸与助成を受けている。
黒川実咲(チェロ) Misaki Kurokawa, violoncello
愛知県名古屋市出身。
愛知県立明和高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部卒業。
桐朋学園大学卒業演奏会、読売中部新人演奏会に出演。
第9回泉の森ジュニアチェロコンクール高校生以上の部金賞。第67回全日本学生音楽コンクールチェロ部門大学の部第2位。2015年ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール第1位。秋吉台音楽コンクール室内楽部門第3位。プリモ芸術コンクール弦楽器部門第1位グランプリ。第11回秋吉台音楽コンクール弦楽器部門第2位。
小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、小澤征爾音楽塾、サイトウ・キネン・フェスティバル、秋吉台室内楽セミナー、プロジェクトQに参加。
平義久先生没後10周年記念演奏会、日本橋三井タワーアトリウムコンサート、 東京・春・音楽祭、北九州音楽祭、宮崎国際音楽祭、水戸室内管弦楽団、ARKシンフォニエッタ、上海音楽院チェロフェスティバル、伊.ラヴェンナ音楽祭などに出演。
クァルテット奥志賀メンバーとして、NHK FMラジオ『リサイタル•ノヴァ』『ベスト•オブ•クラシック』に出演。
(財)地域創造の公共ホール音楽活性化アウトリーチ・フォーラム事業にTrio Minpiaとして参加。
オーケストラではゲスト首席、客演、ボローニャフィルハーモニー管弦楽団の団員としてコンサートツアーに参加するなど意欲的に活動している。
これまでにチェロを中島顕、倉田澄子、山崎伸子の各氏に師事。
2017年にPiano&accordion奏者 土屋恵とのユニットMeiM 1st album『MeiM First』
2018年12月にはAmazon recordより、2nd CD『The LIVE -Música apasionada-』をリリース。
MUTIA(旧GVIDO Ⅸ)メンバー。
東京フィルハーモニー交響楽団フォアシュピーラー
夛賀さくら(ハープ) Sakura Taga, harp
アイルランド生まれ。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学器楽科を経て、同大学院音楽研究科修士課程を修了。ハープを佐藤厚子、木村茉莉、松井久子、福井麻衣、高野麗音の各氏に師事。小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVIIIに参加し、吉野直子氏のレッスンを受講。第15回大阪国際音楽コンクールハープ部門エスポアール賞、第28回日本ハープコンクールアドバンス部門第4位、第6回Kアンリミテッド音楽コンクール第1位など受賞。これまでに日本フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、日本センチュリー交響楽団等に客演。現在はハープ奏者としてソロや室内楽、オーケストラでの演奏を中心に幅広く活動している。日本ハープ協会理事。
主催:Hakuju Hall / 株式会社 白寿生科学研究所