ヴィオラ・コレクション vol.3

2026年11月20日(金)
19:00Start(18:30Open)
全席指定5,500円(税込)
ヴィオラ・コレクション vol.3
田原綾子 ©Taira Tairadate 山本周 ©T.Tairadate 伊東裕 ©Kosuke Atsumi 津田裕也 ©Christine Fiedler

NHK交響楽団首席ヴィオラ奏者の村上淳一郎とともに、ヴィオラの魅力を余すことなく集めて紹介するシリーズ「ヴィオラ・コレクション」。vol.3を迎える今回は、現代の音楽界をリードする精鋭たちがHakuju Hallに集結します。オーケストラとの共演に加え、室内楽奏者としてもめざましい活躍を続ける田原綾子と、オーケストラ・アンサンブル金沢ヴィオラ首席奏者を務める山本周が、村上とともに豊かな音のドラマを描き出します。さらに、葵トリオのメンバーであり東京都交響楽団首席チェロ奏者を務める伊東裕と、ソリストとしてはもちろん室内楽の名手としても知られるピアニスト津田裕也が登場。イギリスの作曲家たちの名曲を取り上げます。E.エルガーの優美な「愛の挨拶」で始まり、F.ブリッジによる重厚な響きが美しい「2つのヴィオラのためのラメント」や、ダウランドの憂いに満ちた歌曲の世界を投影したB.ブリテンの「ラクリメ」、穏やかな叙情を湛えたE.エルガーの「夜の歌」、R.クラークによる情熱的なソナタまで、それぞれの作品を濃密なデュオ編成で歌いあげます。H.パーセル(B.ブリテン編)「シャコンヌ」では、村上、田原、山本、伊東の4名が重厚な低音と緻密なアンサンブルが芳醇なサウンドを生み出します。名手たちの共演を、ぜひHakuju Hallの響きでお楽しみください。

出演

村上淳一郎、田原綾子、山本周(以上、ヴィオラ)
伊東裕(チェロ) 津田裕也(ピアノ)

プログラム

【曲目】
E.エルガー:愛の挨拶 op.12(村上、津田)
E.Elgar : Salut d'amour op.12

F.ブリッジ:2つのヴィオラのためのラメント(村上、田原)
F.Bridge : Lament for Two Violas

B.ブリテン:ラクリメ op.48 “ダウランド歌曲の投影”(山本、津田)
B.Britten : Lachrymae op.48 ”Reflections on a song of John Dowland”

E.エルガー:夜の歌 op.15-1(村上、津田)
E.Elgar : Chanson de Nuit op.15-1

R.クラーク:ヴィオラとピアノのためのソナタ(田原、津田)
R.Clarke:Sonata for Viola and Piano

H.パーセル(B.ブリテン編):シャコンヌ ト短調 Z.730(村上、田原、山本、伊東)
H.Purcell(arr.B.Britten) : Chacony in g minor Z.730
 


※曲目等が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。

プロフィール

村上淳一郎(ヴィオラ) Junichiro Murakami, viola

桐朋学園にてヴィオラを店村眞積氏、室内楽を山崎伸子、ゴールドベルク山根美代子の各氏に師事。2003年より文化庁新進芸術家海外派遣員としてイタリア、フィレンツェに留学。ケルビーニ音楽院にてヴィオラをアウグスト・ヴィスマーラ氏に師事。トリエステ国際コンクール第1位(イタリア,トリエステ)、当時のイタリア大統領チャンピ氏より金メダルを授与される他、イタリア全土、ヨーロッパ各地で約50回のコンサートを提供される。ヴィットリオ・グイ国際コンクール第1位(イタリア,フィレンツェ)。09年、イタリアからドイツに移りケルン放送交響楽団ソロヴィオリストに就任、ゲヴァントハウス管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、バンベルク交響楽団等で客演首席奏者として出演の他、ヨーロッパ各地の音楽祭で室内楽奏者や独奏者として出演。21年10月よりNHK交響楽団首席ヴィオラ奏者。

村上淳一郎
 

田原綾子(ヴィオラ) Ayako Tahara, viola

第11回東京音楽コンクール弦楽部門第1位及び聴衆賞、第9回ルーマニア国際音楽コンクール弦楽器部門第1位併せて全部門最優秀賞、ルーマニア国立ラジオ局賞を受賞。
国内外でソロリサイタルが定期的に行われており、ソリストとして読売日本交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー管弦楽団等と共演。室内楽奏者としてもマルタ・アルゲリッチやミッシャ・マイスキー、イリヤ・グリンゴルツ、伊藤恵、堤剛など国内外の著名なアーティストと多数共演し、オーケストラの客演首席も務めるなど、活躍の幅を広げている。現代音楽にも意欲的に取り組んでおり、新作の委嘱や世界、日本初演も数多い。
TV朝日「題名のない音楽会」、NHK-BS「クラシック倶楽部」、NHK-BS「クラシック音楽館」、NHK-Eテレ「ららら♪クラシック」、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」、NHK-FM「リサイタル・パッシオ」、宮崎国際音楽祭、武生国際音楽祭、ル・ポン国際音楽祭、軽井沢国際音楽祭、東京・春・音楽祭、サントリーホールチェンバーミュージックガーデン、国際音楽祭NIPPON 、JTアートホール室内楽シリーズ等に出演。
プロジェクトQ、ヴィオラ・スペース、ヴェルビエ音楽祭、パブロ・カザルス音楽祭、韓国音楽祭GMMFS、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀などのアカデミーに参加し、今井信子や大山平一郎、ジェラール・コセ、タベア・ツィマーマン、アントワン・タメスティ、ハートムット・ローデ、ディエムット・ポッペン、マテ・スーチュなどの各氏から薫陶を受けた。
桐朋学園大学、桐朋学園大学大学院特待生、奨学金を得てパリ・エコールノルマル音楽院とデトモルト音楽大学を最高得点で修了。これまでに藤原浜雄、岡田伸夫、ブルーノ・パスキエ、ファイト・ヘルテンシュタインの各氏に、室内楽を原田幸一郎、藤井一興、山崎伸子、毛利伯郎、磯村和英の各氏に師事。
2015年度宗次エンジェル基金奨学生、2015、2016年度ロームミュージックファンデーション奨学生、第47回江副記念財団奨学生、2019年度明治安田クオリティオブライフ文化財団海外留学研修生。
第23回ホテルオークラ音楽賞受賞。
Music Dialogue Artist、アンサンブルofトウキョウ、エール弦楽四重奏団、ラ・ルーチェ弦楽八重奏団、Trio Rizzleのメンバーとして活躍中。

田原綾子
 田原綾子 ©Taira Tairadate

山本周(ヴィオラ) Shu Yamamoto, viola

3歳よりヴァイオリンを、18歳よりヴィオラをはじめる。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)、桐朋学園大学を経て同研究科修了。
室内楽、オーケストラ奏者として国際音楽祭NIPPON、武生国際音楽祭、東京・春・音楽祭や宮崎国際音楽祭などに出演。また首席奏者として、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団などに客演。
これまでにヴァイオリンを森川ちひろ、徳永二男、ヴィオラを佐々木亮、鈴木康浩の各氏に師事。またジェラール・コセ、ヴァルター・ケスナー、オリ・カム各氏の指導を受ける。サントリーホール室内楽アカデミー第4期~第6期フェロー。
2025年よりオーケストラ・アンサンブル金沢ヴィオラ首席奏者。

山本周
山本周 ©T.Tairadate

伊東裕(チェロ) Yu Ito, violoncello

奈良県出身。日本音楽コンクールチェロ部門第1位受賞。ARDミュンヘン国際音楽コンクールピアノ三重奏部門第1位受賞(葵トリオ)。関西フィル、日本センチュリー他オーケストラと協演。国内外の音楽祭に参加。斎藤建寛、向山佳絵子、山崎伸子、中木健二、E. ブロンツィ各氏に師事。東京藝術大学、同大学院を修了。ザルツブルク・モーツァルテウム大学、ミュンヘン音楽・演劇大学にて研鑽を積む。サントリーホール室内楽アカデミー第3期フェロー。葵トリオ、ラ・ルーチェ弦楽八重奏団、紀尾井室内管弦楽団メンバー。東京都交響楽団首席チェロ奏者。

伊東裕
伊東裕 ©Kosuke Atsumi

津田裕也(ピアノ) Yuya Tsuda, piano

仙台市生まれ。東京藝術大学、同大学院修士課程を経て、ベルリン芸術大学においてパスカル・ドヴァイヨン氏に師事。07年第3回仙台国際音楽コンクールにて第1位および聴衆賞、駐日フランス大使賞を受賞。11年ベルリン芸術大学を最優秀の成績で卒業、その後ドイツ国家演奏家資格を取得。同年ミュンヘン国際コンクール特別賞受賞。
ソリストとして、ベルリン交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、大阪交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、広島交響楽団、ドイツ室内管弦楽団等と共演。
日本各地でソロリサイタルを開催するほか、東京・春・音楽祭、仙台クラシックフェスティバル、武生国際音楽祭、木曽音楽祭に継続的に招かれ、NHK-FM「名曲リサイタル」等にも出演。10年からはドイツ各地でもソロリサイタルを開催、地元紙にて好評を博す。フォンテックよりリリースした「メンデルスゾーン:ピアノ作品集」「ショパン:後期ピアノ作品集」はいずれも高く評価される。
室内楽活動にも積極的で、堀米ゆず子、山崎伸子、イェンス=ペーター・マインツ、石田泰尚、辻本玲、村上淳一郎、荒木奏美など多くの著名な演奏家との共演で厚い信頼を得ている。
白井圭(Vn)、門脇大樹(Vc)とは学生時代にトリオ・アコードを結成し、その演奏は国内各地で称賛を浴びる。トリオ・アコードとしてのCDはフォンテックから、2020年『ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番、第6番』をリリースし、昨年2025年には『メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番、第2番』をリリースし好評を得ている。
パスカル・ドヴァイヨン、ガブリエル・タッキーノ、ゴールドベルク山根美代子、角野裕、渋谷るり子の各氏に師事。現在、東京藝術大学准教授として、後進の指導にも力を注いでいる。

津田裕也
 津田裕也 ©Christine Fiedler

主催:Hakuju Hall / 株式会社 白寿生科学研究所