髙木凜々子が奏でる モーツァルト ヴァイオリン協奏曲全集 vol.1
数々のコンクールで多数の受賞歴を持ち、国内外のオーケストラでソリストとしての共演も多く、多彩な音色で観客を魅了し続ける髙木凜々子がモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全曲を3回に分けて演奏するシリーズをスタートさせます。毎回前半は「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ」を、後半に弦楽合奏版による「協奏曲」を取り上げ、それぞれのアンサンブルの変化をお楽しみいただきます。第1回は何度も共演を重ね全幅の信頼を置く三又瑛子のピアノとともに円熟期のソナタ2曲をお贈りいたします。「第17番」ではそれまで音楽の主体を担っていたピアノと、ヴァイオリンの関係性の変化を、「第36番」での二重奏ソナタとしてほぼ完成形に近いバランスへの変貌をお聴き下さい。そして「ヴァイオリン協奏曲」の初期の作品「第1番」と、そのわずか二年後にも拘らずモーツァルトの特色がいかんなく発揮された充実の「第3番」の2曲。ソロを支える弦楽五重奏は読売日本交響楽団のプレイヤーが揃う心強いメンバー、編曲はコントラバスの樋口誠。楽曲によって変化するヴァイオリンの役割や、艶やかな音色をお楽しみ下さい。
出演
【出演者】
髙木凜々子(ヴァイオリン)
三又瑛子(ピアノ)
~読響メンバーによる弦楽五重奏~
石原悠企、川口尭史(以上、ヴァイオリン) 冨田大輔(ヴィオラ)
山梨浩子(チェロ) 樋口誠(コントラバス)
プログラム
W.A.モーツアルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第17番 ハ長調 K.296
W.A.Mozart : Sonata for Piano and Violin No.17 in C major K.296
W.A.モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第36番 ヘ長調 K.547
W.A.Mozart : Sonata for Piano and Violin No.36 in F major K.547
W.A.モーツァルト(樋口誠編):ヴァイオリン協奏曲 第1番 変ロ長調 K.207[弦楽五重奏版]
W.A.Mozart(arr.Makoto Higuchi) : Violin Concerto No. 1 in B♭ major K.207 [String quintet version]
W.A.モーツァルト(樋口誠編):ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K.216[弦楽五重奏版]
W.A.Mozart(arr.Makoto Higuchi) : Violin Concerto No. 3 in G major K.216 [String quintet version]
プロフィール
髙木凜々子(ヴァイオリン) Ririko Takagi, violin
東京藝術大学在学中にブダペスト(ハンガリー)で行われたバルトーク国際コンクールで第2位及び特別賞を受賞し国内外から注目を浴びる。その他シュロモ・ミンツ国際コンクール第3位、東京音楽コンクール第2位及び聴衆賞、日本音楽コンクール第3位及びE•ナカミチ賞など数々のコンクールで入賞。
読売日本交響楽団をはじめ、国内の主要オーケストラと数々の協奏曲を共演。また、ハンガリー国立交響楽団セゲドをはじめ、海外のオーケストラとも数々の協奏曲で共演。
国内外各地でリサイタルを開催し、構成力や曲の解釈、美しい音色に高い評価を得ている。 テレビ、ラジオなどのメディアへの出演も多く、チャネル登録者数が11万人を超えるYouTube「髙木凜々子ヴァイオリンチャンネル」では毎週水曜日と土曜日に演奏動画を配信し、その数は750本を超えている。
2010年度ヤマハ音楽奨学生。2018年度、2021年度ローム音楽奨学生。
東京藝術大学を卒業。
2020年CD「凜々子ブリランテ」をリリース。
2022年には公式盤としての初CD「リリコ•カンタービレ」をリリース。 2023年ミニアルバム「シャコンヌ&ロマンス」をリリース。
2024年9月には、「バッハ無伴奏ソナタ&パルティータ全曲集」を国内最年少でリリースし、注目を集めている。
使用する楽器は株式会社 黒澤楽器店より貸与のストラディヴァリウス「Lord Borwick(1702年)」
使用する弓はシレーナ株式会社と株式会社atsumariを通じ、個人オーナー:K.T様より貸与のドミニク・ペカット
公式ウェブサイトhttps://www.ririkotakagi.com/
三又瑛子(ピアノ) Akiko Mimata, piano
仙台市出身。4才よりピアノを始める。 桐朋学園大学ピアノ科を首席で卒業。同大学卒業 演奏会、 室内楽演奏会に出演。
第16回ABC新人コンサート、第78回読 売新人演奏会に出 演。 2005~2007年、田崎悦子氏主催ピアノワークショップ「Joy of Music in 八ヶ岳」受 講。2012年および2013年、日本音楽コンクール コンクール委員会特別賞(ヴァイオリン 部門ピアノ伴奏)受賞。 これまでに国内外の演奏家との共演をはじめ、 文京華氏とのピ アノデュオ「リブラ」としても活動。 これまでに、ピアノを庄司美知子、加藤伸佳、田崎悦子、 加藤洋之、室内楽を加藤知 子、徳永二男の各氏に師事。 桐朋学園大学弦楽部嘱託演奏員。石川ミュージックアカデミー、 霧島国際音楽祭、 などで公式伴奏者を務める。NPO法人ハマのJACKメンバー。
石原悠企(ヴァイオリン) Yuki Ishihara, violin
1993年東京都生まれ。2歳よりヴァイオリン、11歳より作曲、15歳より指揮を始める。 桐朋学園大学音楽学部を経て、ベルリン芸術大学ヴァイオリン科の学士課程・修士課程をともに最高成績で修了。その後、同大学指揮科(ベルリン国際指揮アカデミー)に在籍。2019年から21年までバイエルン放送交響楽団のオーケストラ・アカデミーに所属し、同楽団の数多くの公演に出演。2025年4月より読売日本交響楽団の首席第2ヴァイオリン奏者を務める。また、ピアニスト反田恭平率いるジャパン・ナショナル・オーケストラのコアメンバーとしても活動する。 これまでにブランデンブルク交響楽団、プロイセン室内管弦楽団など、ドイツ国内のさまざまなオーケストラを指揮。ヴァイオリニストとしては、スウェーデン国際デュオ・コンクール第1位、ベートーヴェン国際室内楽コンクール特別賞など 国内外のコンクールで多数受賞のほか、第36回霧島国際音楽祭にて2つの音楽祭賞ならびに音楽監督賞を受賞。室内楽奏者として東京・春・音楽祭、スウェーデンのジュリタ音楽祭などに出演するほか、ベルリンのピエール・ブーレーズ・ザールでの公演ではクラリネット奏者で作曲家のJ.ヴィトマン氏と共演し好評を博した。 近年は客演コンサートマスター、客演首席奏者としても日本各地のさまざまなオーケストラの公演に出演。また、作編曲家としても多数の演奏家・団体との共演や音楽制作に携わっている。 これまでに、ヴァイオリンを加藤知子、サシュコ・ガヴリーロフ、エリカ・ゲルツェッツァー氏に、指揮を梅田俊明、スティーヴン・スローン、ハリー・カーティス氏に、作曲を香月修、石島正博氏に師事。青山音楽財団平成25年度奨学生。ローム ミュージック ファンデーション2021・2022年度奨学生。
川口尭史(ヴァイオリン) Takashi Kawaguchi, violin
3歳より母・河井裕子についてヴァイオリンを始める。7歳より石井志都子氏に師事。 2002年桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)入学 日本クラシック音楽コンクール全国大会高校の部 最高位。2003年 石川ミュージックアカデミーに参加。ザハール・ブロン氏、堀米ゆず子氏に師事。 全日本学生音楽コンクール高校の部 全国大会 第1位。都築音楽賞・兎束賞・東儀賞・日本放送協会賞受賞。 桐朋オーケストラ演奏会のコンサートマスターに抜擢される。 2005年桐朋学園大学に入学し、2006年桐朋学園大学オーケストラ演奏会にてコンサートマスターをつとめる。 在学中、卒業後にも小森谷巧、ピエール・アモイヤル、各氏に また室内楽を小澤英世、徳永二男各氏に師事 2009年桐朋学園大学音楽学部を卒業。卒業演奏会、読売新人演奏会に出演 卒業後も精力的に渡欧し、アンナー・ビルスマ、エーリヒ・へーバルト、テディ・パパブラミ、ジュラ・シュトレア、レミー・バロ各氏に師事。 2016年 昭和音楽大学の講師に就任。 2017年 読売日本交響楽団入団。 2018年 東京文化会館でリサイタルを催し、大好評を博す。 2020年 岡崎シビックセンターにて長原幸太・鈴木康浩・中木健二各氏と室内楽を共演。 現在読売日本交響楽団に所属。オーケストラで活動するほか、ソロや室内楽、後進の指導にも力を注いでいる。
冨田大輔(ヴィオラ) Daisuke Tomita, viola
三重県熊野市出身。愛知県立芸術大学を経て、東京芸術大学を卒業。同大学大学院修士課程修了。
第3回みえ音楽コンクールヴィオラ部門第1位。第13回日本クラシック音楽コンクール弦楽部門全国大会第4位。
セイジ・オザワ松本フェスティバルにサイトウキネンオーケストラのメンバーとして出演するほか草津夏期国際音楽祭やアフィニス音楽祭などに参加。
大学院に在学中選抜され芸大室内楽定期に出演のほか、原村室内楽セミナーでは最優秀で「緑の風音楽賞」を受賞し、奨学金を受ける。プロジェクトQ、JTが育てるアンサンブルシリーズ、リゾナーレ音楽祭など数々の演奏会に出演。また彩の国アーティストとしてさいたま芸術劇場にて室内楽コンサートにも出演、また埼玉県内の小中学校でアウトリーチ活動など様々な室内楽活動を展開。
また東京学芸大学管弦楽団トレーナーや浦和ユースオーケストラチーフトレーナーなど後進の指導にも精力的に取り組んでいる。
これまでにヴィオラを野上阜三博、兎束俊之、川崎和憲、岡田伸夫の各氏に師事。 日本フィルハーモニー交響楽団を経て、現在読売日本交響楽団ヴィオラ奏者。
山梨浩子 (チェロ) Yamanashi Hiroko, violoncello
1995年神奈川県鎌倉市出身。9歳からチェロを始める。
北鎌倉女子学園高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部卒業。
第18回日本演奏家コンクール弦楽部門奨励賞。第70回全日本学生音楽コンクールチェロ部門全国大会横浜市民賞。霧島国際音楽祭、スイス・チューリヒ国立芸術大学、いしかわミュージック・アカデミー、ミュージック・アカデミーinみやざきなどのマスタークラスを受講。調布国際音楽祭、とやま室内楽フェスティバル、プロジェクトQ・第16章などに出演。チェロを相澤陽子、斎藤章一、毛利伯郎、室内楽を磯村和英、菊地知也、篠崎史紀、鈴木康浩、堤剛、練木繁夫、山崎伸子の各氏に師事。ソリストとして、湘南ユースオーケストラ、サファリオーケストラ、横浜交響楽団、東京海上フィルハーモニックオーケストラと共演。 N響アカデミー、サントリーホール室内楽アカデミー第5〜8期、アンサンブル・天下統一アンサンブルアカデミー、ウェールズ弦楽四重奏団アカデミー修了。桐朋学園嘱託演奏員。読売日本交響楽団チェロ奏者。
樋口 誠(コントラバス) Makoto Higuchi, contrabass
広島県福山市出身。高校よりコントラバスを始め、エリザベト音楽大学に聴講生として在籍。コントラバスを長谷川悟氏に師事。故L・シュトライヒァー教授、F・ペトラッキ各氏のレッスンを受講。1992年、新星日本交響楽団に入団。オーケストラはもとより同楽団とコンチェルトの共演や新曲の初演など多方面で活動する。1999年、読売日本交響楽団に入団し現在に至る。
1996年と2003年、福山市にてソロリサイタルを開催。2018年、コントラバス四重奏団”La STELLA Quattro di bassi” でCDをリリース。第49回福山音楽祭にてチェコ·フィルハーモニー弦楽四重奏団とシューベルト「ます」を共演。様々なコンサートの企画も行っている。
主催:Hakuju Hall / 株式会社 白寿生科学研究所
後援:オーストリア大使館・オーストリア文化フォーラム東京