Chamber Music Kaleidos ~ピアノ五重奏~
名曲ドヴォルザークと神童コルンゴルトの難曲に挑む!
郷古廉、小川響子、中恵菜、水野優也、水谷友彦。次世代を担う精鋭たちが魅せる、極上のアンサンブル「Chamber Music Kaleidos ピアノ五重奏曲」。大阪のザ・フェニックスホールにおいて2024年、「フォーレ ピアノ五重奏曲 全曲演奏会」を実現するために集結し、その演奏は高く評価され、「音楽クリティック・クラブ奨励賞」を受賞しました。選評ではフォーレ特有の洗練された感受性と詩的精神に対し、信じがたいほどの共感と高い親和性を示したとして、「質の高く、柔軟な音楽性」と絶賛され、現代の若手奏者の圧倒的な実力を証明しました。そんな彼らがこの度、ザ・フェニックスホールとの提携公演としてHakuju Hallに登場。プログラムは、色彩豊かでロマンティシズム溢れる2つのピアノ五重奏曲。ドヴォルザークの作品は、ボヘミアの民族的な哀愁と躍動感が美しく交錯し、弦とピアノとの親密な対話が聴衆の心を揺さぶる、室内楽の最高傑作のひとつです。一方、コルンゴルトの作品は、傑作オペラ『死の都』と同時期に書かれており、ハリウッド映画音楽進出前の、若き天才による野心作。先鋭的でありながら、ドラマティックで豊潤な旋律が魅力で、まさに万華鏡(カレイドス)のような輝きを放ちます。大阪での名演奏をした彼らが、Hakuju Hallで新たに描き出す濃密な音楽のドラマを、ぜひ会場でご体感ください。
出演
【出演者】
郷古廉、小川響子(以上、ヴァイオリン)
中恵菜(ヴィオラ) 水野優也(チェロ) 水谷友彦(ピアノ)
プログラム
E.コルンゴルト: ピアノ五重奏曲 ホ長調 op.15
E.Korngold : Piano Quintet in E major op.15
A.ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 第2番 イ長調 op.81
A.Dvořák : Piano Quintet in A major op.81
プロフィール
郷古廉(ヴァイオリン) Sunao Goko, violin
2013年ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクール優勝ならびに聴衆賞・現代曲賞を受賞。現在、国内外で最も注目されている若手ヴァイオリニストのひとりである。1993年宮城県多賀城市出身。07年12月のデビュー以来、各地のオーケストラと共演。17年より3年かけてベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲を演奏するシリーズにも取り組んだ。これまでに勅使河原真実、ゲルハルト・ボッセ、辰巳明子、パヴェル・ヴェルニコフの各氏に師事。使用楽器は1682年製アントニオ・ストラディヴァリ(Banat)。個人の所有者の厚意により貸与される。19年第29回出光音楽賞受賞。24年4月よりNHK交響楽団第1コンサートマスターに就任。25年1月よりみやぎ絆大使に就任。
小川響子(ヴァイオリン) Kyoko Ogawa, violin
東京藝術大学を経て、同大学院修士課程修了。ベルリン・フィルハーモニー・カラヤンアカデミーを修了。第10回東京音楽コンクール第1位及び聴衆賞、リヨン国際室内楽コンクール二重奏部門第3位、葵トリオとして2018年ARDミュンヘン国際音楽コンクール優勝。葵トリオでは、10枚のCDをリリースし、レコード芸術誌に特選盤に選ばれるなど、好評を得ている。サントリーホール室内楽アカデミー第3、4期フェロー。国内の主要ホールの他、ヨーロッパ、アメリカやアジアでの公演や音楽祭に数多く出演。室内楽奏者、ゲストコンサートマスター、ソリスト等、国内外で活動している。葵トリオヴァイオリン奏者、名古屋フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター。
中恵菜(ヴィオラ) Meguna Naka, viola
桐朋女子高等学校音楽科を経て同大学卒業。ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン マスター課程修了。Quartet Amabileのヴィオラ奏者として、第65回ARD ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門 第3位に入賞、2019年YCA国際オーディション優勝、その他多数優勝。第22回ホテルオークラ音楽賞受賞。今井信子、マルタ・アルゲリッチ、ダン・タイソンの各氏と共演。テレビ朝日「題名のない音楽会」NHK-FM「リサイタル・パッシオ」などに出演。B→C、ヴィオラスペース、東京・春・音楽祭、宮崎国際音楽祭、霧島国際音楽祭、北九州国際音楽祭、その他多数出演。 CHANEL Pygmalion Days室内楽アーティスト。Music Dialogueアーティスト。元新日本フィルハーモニー交響楽団ヴィオラ首席奏者。使用楽器は(株)日本ヴァイオリンより名器特別貸与助成を受けている。
水野優也(チェロ) Yuya Mizuno, violoncello
2025年第76回プラハの春国際音楽コンクール・チェロ部門でアジア人初の優勝を果たし、あわせて4つの特別賞を受賞。第89回日本音楽コンクール第1位および岩谷賞(聴衆賞)ほか各賞、第13回東京音楽コンクール第1位・聴衆賞など、国内外の主要コンクールで高い評価を受けている。プラハ響、東響、東京フィル、日本フィル、読響、大阪響、京響などと共演。リサイタルや室内楽、国際音楽祭など幅広い演奏活動を展開。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コース修了後、ハンガリー・リスト音楽大学、ザルツブルク・モーツァルテウム大学で研鑽を積んだ。使用楽器は、1710年製 PIETRO GIACOMO ROGERI(公益財団法人サントリー芸術財団)、弓はF.TOURTE(住野泰士コレクション)を貸与されている。
公式ホームページ:https://yuyamizuno.com
水谷友彦 (ピアノ) Tomohiko Mizutani, piano
大阪府立夕陽丘高校音楽科を経て、大阪音楽大学演奏家特別コースを首席で卒業。最優秀賞を受賞。同大学大学院修士課程を修了後、渡欧しハンガリー国立リスト・フェレンツ音楽大学にて研鑽を積む。これまでに、芹澤佳司、横田知子、青柳晋、仲道郁代、芹澤文美、ガーボル・エックハルト、レイフ・オヴェ・アンスネスの各氏に師事。各地でのリサイタルのほか、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団、大阪交響楽団、神戸市室内管弦楽団との協演、また郷古廉、水野優也、松井拓史と行なっている《ピアノ三重奏の歴史》は好評を博している。《フォーレ:ピアノ五重奏曲全曲演奏会》で2024年度音楽クリティック・クラブ奨励賞を受賞。大阪音楽大学講師として後進の指導にもあたっている。
公式ホームページ:https://tomohikomizutani.com
主催:Hakuju Hall / 株式会社 白寿生科学研究所
提携:あいおいニッセイ同和損保、ザ・フェニックスホール