第17回 Hakuju ギター・フェスタ 2023 原点回帰3 ~6人のギタリストが魅せる華やかなギターの世界~
第二夜
2023年08月19日 (土)
【出演】
河野智美、荘村清志(以上、ギター)
■Part1 河野智美 ソロ
第二夜前半は、河野智美が登場。東京国際ギターコンクール、アジア国際ギターコンクールなど、国内外のコンクールで入賞、2020年サントリーホールにて東京フィルハーモニー交響楽団、梅田俊明氏指揮のもと「アランフェス協奏曲」「ある貴紳のための幻想曲」の2大ギターコンチェルトを演奏、ライブ盤アルバムとしてリリース(朝日新聞推薦盤)し、世界でも稀有な試みと評価されました。2022年秋にはアメリカ東海岸ツアーを成功させるなど、国内外問わず精力的に活動を続けています。今回は、M.A.バリオスの遺作である「最後のトレモロ」、ブラジルの偉大な作曲家であるH.ヴィラ=ロボスの「5つの前奏曲」、J.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番」より“ラルゴ”、F.ハンドの「トリロジー」、「祈り」など、躍動感と歌ごころ溢れる演奏をお届けいたします。心揺さぶられる美しい音色をご体感ください。
アンコール・ゲスト:福田進一
A.バリオス:大聖堂、最後のトレモロ
H.ヴィラ=ロボス:「5つの前奏曲」より 第1番 ホ短調 “叙情のメロディ”、第3番 イ短調 “バッハへの讃歌”
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV 1005 より “ラルゴ”
J.S.バッハ:リュート組曲 (パルティータ) ハ短調 BWV 997 より “サラバンド”
F.ハンド:「トリロジー」より 第2楽章、第3楽章
F.ハンド:祈り
■Part2 荘村清志 ソロ
第二夜後半は、荘村清志のソロ。今回はスペインの国民的作曲家でピアニストとして有名なE.グラナドスの作品をじっくりとお聴きいただきます。どこか懐かしく美しいメロディーが親しみを感じさせる初期の傑作「詩的なワルツ集」抜粋、「昔風のスペインの歌曲集」より“ゴヤの美女”、「スペイン舞曲集」より“ファンダンゴ”、“アンダルーサ”、“サルダーナ”などを演奏いたします。2019年にデビュー50周年を迎えた荘村が奏でる優雅な美しい旋律と躍動感あふれるリズムを感じながら、異国情緒と情熱のロマン溢れる世界をご堪能下さい。
アンコール・ゲスト:上野芽実
L.ミラン:6つのパヴァーヌ
E.グラナドス(福田進一編):「詩的なワルツ集」より
序奏、第1番、第3番、第4番、プレスト
アルフォンソ10世(芳志戸幹雄編):ギターのための「聖母マリア頌歌集」
E.グラナドス:「昔風のスペインの歌曲集」より 第7曲 “ゴヤの美女”
E.グラナドス:「スペイン舞曲集」 op.37 より 第1曲 “ガランテ”、第4曲 “ビリャネスカ”
後援:公益社団法人日本ギター連盟
協力:株式会社現代ギター社/株式会社S.I.E.