第18回 Hakuju ギター・フェスタ 2024 ラテンアメリカ 4
~ポンセのギター・ソナタ全曲
第二夜
2024年08月17日 (土)
【出演】
荘村清志(ギター)、レオナルド・ブラーボ(ギター)
■Part1 荘村清志
第二夜前半は、日本ギター界の第一人者として名高い荘村清志。今回はブラジル出身のH.ヴィラ=ロボス「5つの前奏曲」より、中間部半音階の下降にバッハの模倣が聴こえ、幻想的な曲調の“バッハへの讃歌”、そして様々な技巧や旋律が盛り込まれた「12の練習曲」より、南米の色彩感溢れる演奏をお届けいたします。続いてM.ポンセの作品は「24の前奏曲」、アンドレス・セゴビアに献呈されスペイン南部の雰囲気漂う「南のソナチネ」を取り上げます。今年、デビュー55周年そして喜寿を迎える荘村の華やかで心地よい音運びをご堪能ください。
アンコール・ゲスト:福田進一
【曲目】
H.ヴィラ=ロボス:「5つの前奏曲」より 第3番 イ短調 “バッハへの讃歌”
H.ヴィラ=ロボス:「12の練習曲」より
第1番 ホ短調
第8番 嬰ハ短調
第9番 嬰ヘ短調
第7番 ホ短調
M.M.ポンセ:「24の前奏曲」より(セゴビア版)
第1番 嬰へ短調
第3番 嬰へ長調
第5番 ロ短調
第2番 イ長調
第6番 二短調
第4番 ロ長調
M.M.ポンセ:南のソナチネ
Ⅰ.田園
Ⅱ.唄
Ⅲ.祭り
■Part2 レオナルド・ブラーボ
第二夜後半は、アルゼンチン出身、2003年から日本を拠点に活動を続けるレオナルド・ブラーボが登場。自身編曲、A.ラミレスの「アルフォンシーナと海」、そしてM.ポンセの「ソナタ 第3番」などを情感豊かに演奏いたします。続いて、今回はヴァイオリンの近藤久美子をゲストに招き、J.プラサの「ノクトゥルナ」、A.バルディの「恋人もなく」、A.ピアソラの「アディオス・ノニーノ」など、タンゴの魅力をたっぷりとお届けいたします。安定したテクニックでつま弾かれるギターの切れ味良いリズム、艶やかな美音、そこに切り込まれるヴァイオリンの情熱的で官能的な調べ…魅惑のデュオにもご注目ください。
ゲスト:近藤久美子(ヴァイオリン)
【曲目】
A.ラミレス(L.ブラーボ編):アルフォンシーナと海
M.M.ポンセ:ソナタ 第3番
A.ピアソラ(L.ブローウェル編):タンゴ
J.プラサ:ノクトゥルナ
A.バルディ:恋人もなく
M.D.プホール:「ブエノスアイレス組曲」より Ⅰ.ポンペーヤ
A.ピアソラ:「タンゴの歴史」より Ⅱ.カフェ 1930
A.ピアソラ:アディオス・ノニーノ
協賛:
後援:公益社団法人日本ギター連盟
協力:株式会社現代ギター社/有限会社河野ギター製作所/株式会社S.I.E.